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令和2年の大晦日である。平穏無事でなかった年も暮れる。
伊勢神宮の初詣に行き令和初となる五十鈴なる干支の最初の鼠土鈴を授かった。しかし新型コロナウイルス感染症の影響で、春の桜祭り・家康行列、夏の花火大会、町内会の盆踊り大会の女流太鼓師の笑顔が見れず、その他諸々の行事は中止、中止、中止で祭の無い寂しい年となった。
モノで栄えて心が荒んでいる祖国では毎日がお祭り騒ぎの騒乱状態、コロナ禍は反省し是正するチャンスなのだろう。
懸命に傍を楽にする活動(働く)をし、質素倹約の日々、季節の変わり目に富める者は散財し、貧しき者はおこぼれを頂戴するお祭り騒ぎが本物の大和魂だろう。
祭の無い社会は格差社会、富者が富みを独占し、貧者は引き籠る。コロナ禍の時代は権力者が国民に引き籠りを奨励する、貧者の時代の到来である。
一億総貧者、古き日本の復活なのだろうか。
令和3年度の終了月、即ち令和4年3月には運転免許証の更新が有るが、認知症検査で不合格の心配があるので、それまでにせいぜいドライブを楽しみ、デミオの走行距離10万キロ突破を来年の目標にしたい。