風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

パソコンは鮎と同じ寿命は一年 319号

2008年07月11日 14時55分15秒 | 随想
愛用のパソコンが故障し、修理に出し月曜日には戻ってくる。めでたしめでたし。

修理箇所は、マザーボードとDVDユニット交換で総額38850円である。しかし何故故障したのかの原因の説明が無い。私の操作ミスがマザーボード及びDVDユニットを破損させたのだろうか?そして修理しないなら送り返すが経費として5000円請求するという。脅迫である。

保障期間は一年間で、以後メーカー責任は無いのである。逆読みすると寿命は一年の鮎と同じである。三年生き延びた私のパソコンは優秀なのである。

マザーボードは中国か台湾か韓国の外国の製品だろう。DVDユニットは外国の製品だろう。日本でアゼンブリーしたパソコンの内臓はインターナショナルで補償問題の提訴をしても、現地の通貨単位で処理され、高額の日本の弁護士費用の印紙代程度の保障になるのだろう。国際化社会は無責任社会と同義である。

パソコンなど高度情報機器はリースにするのが、賢い選択である。パソコンは日々更新され新しい機能が追加される。過当競争で、未完成の技術が平然と導入され、不都合を発見すると故障の名目で、消費者負担で改造する。

誠実で勤勉な日本人は何処。義理人情のわかる純血種の日本人はいないの。請求金額を確実に回収する知恵は優れている。代金を支払わないと私のパソコンを渡さないという宅配便の代引渡しである。まるで人情紙風船である。

自動車は他人に危害を加える社会性が高いので、法律で不都合を公表する義務を課している。そしてリコールはしばしばある。トラックメーカーは厳しい世間の制裁を受けた。

同じ人間の製造するパソコンも設計ミスはあると思うのが自然である。情報を開示しないで、利用者の全面的責任で故障したとするメーカーは悪党である。次回にパソコンを購入する時は、無条件でこのブランドは敬遠することが、庶民のささやかな抵抗活動である。

そしてインターネットカフェならコーヒー代でパソコンを利用できるのである。パソコンを所有する必要は無いのである。中途半端なパソコンメーカーは廃業し、他の優秀なパソコンを利用したインターネットカフェを経営するのが、世の為、人の為になると思うのである。

浮いたお金で長良川の鵜飼を楽しみ、鮎料理でも頂こうかな。 

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