オリックスの宮内氏の提言を読んだ。
Goto政策はキャンペーンが終了すれば、消費者は割高感を覚えて消費しなくなる、政府が遣るべき事は企業と社員の雇用と所得を守る事。
日本は今後、需要を上げていくためにも、毎月、政府が全国民に無条件で一定額を支給するベーシックインカムの制度を導入すべき。
政府は平成30年間の経済政策の全面的見直しを行なうべき、たとえばマイナス金利を見直す。
法人税を今下げる必要もない。拡大再生産の時代は去り、現状維持なら巨額の内部留保は必要ない。
消費増税は低所得層の負担増大、貧富の格差が拡大した。消費税を上げるのは違う。
アベノミックスの路線を継承する菅政権に対する警鐘なのだろう。
坂の上の雲に乗ってしまった孫悟空、觔斗雲は幻想だった。何時までも有ると思うな親と金、豊かさが永続すると思うのは幻想だろう。
日本には四季が有り、それぞれが良い季節であるが、寒い冬が嫌いなら「If winter comes、can spring be far behind」、暑い夏を厭うなら「夏来たりなば、秋遠からじ」、世間は流転するのだろう。