天下国家を治むるを経済と言い、世を経め民を済う義なり。
金勘定・金儲けの意味に転じたのは戦後の進駐軍の教育の結果、金が全て、金が有れば楽しい生活が保障される。錯覚だ、誤解だ。
南信州の果樹農家の十二日間の生活、日の出起床、日没就寝、その間は三度の食事を頂戴し、十時・三時はお茶の時間、仲間と談笑、毎日近くの温泉入浴、静寂の支配する環境で熟睡。
巨人が日本一になった、オバマが米国大統領に当選した、そんな些細なことに時間を浪費する暇は無い。
貨幣でモノを購入する事は皆無、財布の中身は減らない。
丁稚奉公なら教育費も要らない。古き日本の再生は貨幣の解毒の特効薬を探すところから始まる。