東海道本線の大垣駅から樽見鉄道で揖斐川の支流の根尾川を遡れば終着駅の樽見に1時間程で到着する。徒歩15分で三春滝桜・石戸蒲桜・山高神代桜・狩宿の下馬桜と国の天然記念物の五大桜である根尾谷淡墨桜、今が満開である。
しかし当局から新型コロナウイルスによる新型肺炎の世界的大流行で淡墨桜感染集団の形成の防止の為に、都市封鎖や緊急事態宣言の発令回避の為の不要不急の外出自粛要請がある。
不要不急は曖昧な言葉で如何様にも解釈できる。対義語は必要火急なのだろうか。
コロナウイルスに感染して命を落とすことに成れば来年の満開の薄墨桜は見れないから火急で、長期の自宅待機で気分転換の遠足が必要なのである。
緊急事態宣言が発令される前に列車旅は回避して、自家用車で内緒で出掛けるなら許されるだろうか。
昔は観光で出掛けると歓迎され親善大使に成れるが、愛知県の岡崎ナンバーの車なら「コロナウイルスを運んできたのか」と誤解され反目大使に成る恐怖がある。
低気圧が接近し降雨の予想、悪条件が重なりやる気が失せる、東京五輪を見習い1年程度の延期が良いのだろう。