ボランティアの中毒患者 ７５１号

ボランティアは志願兵であり反対語がドラフトで徴集兵。自身が希望し、報酬を求めない利他的な活動をする人間である。

飯田市のワーキングホリデーの滞在型援農中毒患者である。３泊４日、馴染みの果樹農家の手伝いをする。高森湯が洞の温泉に入浴、自家農産物の食事を家族と共に頂き団欒を楽しむ。

廃人になる覚醒剤中毒の芸能人は犯罪者だが、本人が楽しみ、農家が喜び、国家の食料自給率向上に貢献する良性の中毒で、リピーターという。

西洋の労働をモノと捉え「働いてやる」と思うと報酬を要求するが、「働かせて頂く」と思う農耕民族の心は経費無しに感謝する。

笑顔で「また来てよ」と言われる事が、何よりの心の報酬である。２０回に成った。