風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

新幹線と第三セクター 584号

2009年07月04日 07時01分14秒 | 随想
麻生太郎首相は「政権交代すると景気後退する」と述べ、鳩山由紀夫代表は「景気後退したから政権交代が必要」と揚げ足を取る。鶏が先なのか、卵が先なのか。

両者の共通点は「政治には金が掛かる」と述べている。志位和夫委員長は「自公民オール与党か共産党かだ」

共産社会は理想論かもしれないが、人間の本性を否定するから、秩序維持の軍事力に膨大な金が掛かる。

近代社会は、貨幣が主役の経済システムを構築している。重要なのはその使い方である。収支のバランス、使用方法がまさに政治である。その主役は国民で、民意を問うのが選挙である。

桜咲く頃、故郷の長野から島崎藤村の「千曲川旅情の歌」の小諸を青春18きっぷで旅をした。

オリンピックの開催の為に、フル規格の新幹線が開通した。建設資金調達の条件が、信越本線をJR東日本は手放す事だった。そして第三セクターのしなの鉄道が誕生した。

篠ノ井駅から高額の新幹線で行くのか、普通運賃のしなの鉄道なのか、無料にするならJR在来線の松本を経由して小淵沢へ、小海線に乗り換え、時間を浪費して小諸に行くのか。

青春18きっぷ愛好家を無料でしなの鉄道に乗車させることが、民意で正しい政治であるとオイラは思うのである。貧乏人の論理で、平均的国民の意見に相違するなら、泣き寝入りするだけである。

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