北海道内は、上空に強い寒気が流れ込んでいることに加え、放射冷却現象の影響で冷え込んでいて、弟子屈町川湯で氷点下30度9分の真冬日、夏なら小春日和・夏日・真夏日・猛暑日、冬は冬日・真冬日と冷遇される。
関心が向かうのはその地名に推理小説のアリバイ崩しに用いられる言葉で警察用語の土地鑑があるから。
昨5月中旬に札幌から最北端駅の稚内に特急「宗谷」で往復し旭川泊、特急「オホーツク」で網走、釧網本線と花咲線で最東端駅の東根室に向かう途上に、川湯温泉に途中下車宿泊した。
初夏の風吹く快適な温泉は極楽浄土、極寒なら地獄に仏、温かい温泉の有難味はどんなだろう、賞味する旅も興味深い。夢として温存したい。