ドジ・間抜け・おっちょこちょい・あわてんぼを自覚している輩は馬鹿野郎と世間では呼称し、自身の人生を追憶すると該当する。
文明が高度に進化すると、そんな輩の行動は重大事故に繋がるので、当局は認知症なる病名を創作し世間から隔離する。
姨捨山伝説にある様に、権力者の「灰で縄を編みなさい」の無理難題に名案を授けたのは老人だった。老人は天才なのだ。
人材が枯渇している政界、老人の知恵を最大限利用するのが正解だろうが、「馬鹿と天才は紙一重」なる諺があるにもかかわらず、進んで参画する老人は馬鹿呼ばわりする。
女性活躍社会から一億総活躍社会に宗旨替えしたなら、老人を煽てて活用すべきだろうが、人柄が信頼できないから望み薄だろう。