来春卒業の学生のリクルートの就職志望企業ランキングは、1位にJR東海、2位にJR東日本、3位に全日本空輸。その次は銀行・保険会社である。メーカーのトヨタ自動車・ソニー・シャープ・キヤノンは人気を落とした。モノカネ万能社会は批判されている。別の調査なら公務員の人気が高いようである。
キーワードは旅そして奉仕なのだろうか。モノカネ万能の西洋科学主義に陰りが見え、松尾芭蕉の心の時代のお陰を察知する敏感な若者達である。枯渇する石油資源を予測すると将来の移動は鉄道が主力になる。そして近距離は歩く。
より思索を重ねた学生は、食料と衣料と住居の人間生存の根源に関わる企業を選択する。農業と漁業と林業を。
人間特有の知識による自然に対する挑戦も限界が見えた。自然を変えるのでなく、人間は自然に感謝しないといけない。太陽は光熱費を請求しない奉仕の光と熱、地球は運賃を請求しない生物の乗り物。地球も旅人。
15兆円の補正予算が無くても生きていける。禅僧ばかりの日本なら。座って半畳、寝て一畳。
禅僧ばかりの日本なら、日本は仏の世界である。それでは民衆は生きていけない。そのバランスが難しい。
その調整役が政治家であり、博士であった。末は博士か大臣か。古き善き時代の言葉も死語となった。肥えた豚より、痩せたソクラテス。これも最近聞かない。
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