セネファ主催の宮川浩也先生のお灸セミナーに参加。
ご自身の経験と学びの精華を惜しげも無く披露していただいた。
また、少数の名人では無く、多くの平凡(な鍼灸師)を育てたい。そうでなければ鍼灸は日本国民の健康に資することが出来ない。とご自身の思想性高き志を語っていただいた。
学ぶことの多いセミナーであった。お灸についての学びの場を設けてくれたセネファにも感謝。
詳細は改めて書きたい。と思う。
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腹診に大きく二つあり、教科書的には。
難経系と傷寒論系。難経系は、腹部を肝心脾肺腎の五つに分けて診る。
傷寒論系は、a.心下痞硬 (心下部が自覚的につかえる=心下痞、他覚的に硬く抵抗感あるものを心下硬、併せて心下痞硬:心)
b.胸脇苦満 (季肋下部に充満感、肋骨弓の下縁に指を入れようとして入らない、苦満感や圧痛あるもの:肝実)
c.小腹不仁 (臍下に力なくふわふわしているもの:腎)
d. . . . 本文を読む
取穴実技の三限目。胸腹部の指標となる部位の触診。併せて、任脈、太陰肺経の一部(中府、雲門、天府、俠白)の取穴。
触診部位。鎖骨端、頚切痕、胸骨角、胸骨下端、第二肋骨、第一肋間、第二肋間、第三肋間、第四肋間(乳中)、第五肋間、第六肋間(第七肋骨までが胸骨に直接つく?第六まで?)、剣状突起、臍、恥骨結合(胸骨下端:中庭から臍:神闕が骨度法8寸、臍:神闕から恥骨結合:曲骨までが骨度法5寸)、モーレンハ . . . 本文を読む
「覚え書」のカテゴリの記事、の書きかたについて。
その時々に思いついたことを、タブレット端末で打ち込んでいく。思いが深まったらその都度加筆訂正していく。という形で書いて(打ち込んで)いきたい。
理由は二つ。一つは、そうすることで忙しいを言い訳にしてブログを休まなくても良い。それ以上に、思いついたことをその場で書いて(打ち込んで)おかないと、後で思い返しみても自身の像が変わったものとのなってしま . . . 本文を読む
卒業研究において、事例報告と(事例)研究の区別と連関を押さえておく必要性がある。
(事例)研究とは、対象の構造の究明であり、少なくとも対象の構造の究明に向けての実践(理論的、実践的を問わず)である。
もちろん科学的唯物論的な研究である限り出発点となる事実が必要である。(事例報告との連関)が、この場合の事実も単なる事例報告と違って場当たり的であってはならず、対象の構造を浮きぼりにしてくれる様な事 . . . 本文を読む