16/04/25 06:22
本日、鍼灸学校行事で出かけ、その出かけ先で暑かったので着ていたウインドブレーカーをカバンに入れてファスナーを閉めようとして噛んでしまった。ウインドブレーカーという薄い生地であったことと勢い良くファスナーを閉めたこととが一緒になって、生地がしっかりとファスナーに噛んでしまって取れなくなった。
あれこれやってみても外れず、最後はファスナーが壊れるかウインドブレーカーが破れるかしても止むなしと力づくでファスナーからウインドブレーカーを外そうとしたのだが、かえってファスナーがウインドブレーカーをしっかりと噛んでいってしまうことになったので、止むを得ずそのまま放置して帰宅後にネットで調べてみたら幾つかの対処法があった。
そのうちのほとんどはすでに試していたので、外では出来なかった「マイナスドライバーをファスナーと生地の隙間に差し込んで隙間を押し広げてファスナーを動かす。」というのを行ったが、ドライバーが悪いのか自身のやり方が悪いのか、ネットではこれで簡単に外れるはずであるのがまったく駄目であった。
これは、修理専門の業者にでも持ち込まないと無理か!?とも思えたが、そもそも近所にそのような修理業者がいるのかすらわからなかったので、もう他には方法が無いのかと再度調べたところ「ファスナーを動かすのではなく、噛まれた生地を外れる方向に引っ張る。」という方法、簡単な方法があったので、ダメモトこれで駄目なら修理業者を探そうと試したら、数時間にわたってあれこれ試して駄目であったものが、あっけなく外れた。
あまりのあっけなさに、あの苦労はなんだったのか!?としばし呆然であった。対象の構造に見合った働きかけの大事性、すなわち方法論の大事性を痛感した。
それとともに自身の実践において、手技の実践、東洋医学の実践等々あらゆる実践において、なかなかに結果がでないものだせないものは、まずはその方向性、方法論の成否をこそ問わねばならないと思えた。
【これは懐かしいブログ記事。自身のブログ記事が役に立ったとコメントいただけて、嬉しかったのを今でも覚えています。
コメントありがとうございました。】
噛んでる布を外れる方向に引っ張り解決しました。
力ずくでは解決しないという事を実感致しました。
感謝