ミレニアム2 火と戯れるの女 上 11

背中にドラゴンのタトゥーを入れた
女性調査員リスベット・サランデルに
たたきのめされた
彼女の後見人の弁護士エリック・ビュルマンは
復讐の機会を虎視眈々と狙っていた

ビュルマンは
リスベットの過去を徹底的に洗い
彼女を心の底から憎む人物を探し出した
彼は
その人物と連絡を取り
リスベットを拉致する計画が動き始める

その頃
月刊誌『ミレニアム』の発行責任者
ミカエル・ブルムクヴィストらは
重大な決断をしていた

フリー・ジャーナリスト
ダグ・スヴェンソンと
その恋人ミア・ベイルマンが進める
人身売買と強制売春の調査を元に
特集号を刊行し
書籍を出版することを決定したのだ

ダグの調査では
背後に
ザラという謎の人物がいるようだった

旅行先から帰ってきた
リスベットもダグの調査を知り
独自にザラを追い始めた
だが
その矢先
彼女の拉致を図る者たちの襲撃を受けた!


ハンス＝エリック・ヴェンネルストレムの
莫大な
隠し資産を手に入れたリスベットが
海外で悠々自適なセレブ生活をするシーンから
ストーリーが始まりました
傷心旅行とも言えます

が
時間は止まらない！
新たな陰謀がリスベットを包囲し始めておりました
変態野郎のビュルマンとリスベットの
意外な関係が明らかになると同時に
彼女の過去も語られます

ジャーナリストvs警察vs公安
複雑な人間関係
欲望・陰謀が画策する中
リスベットの長年の苦労？が報われるのか！？

殺人容疑を掛けられ
警察に追われる
ビュルマンの仕掛けた罠をも掻い潜り
完全と立ち向かうリズベット…
その姿がたまりません！

リスベットを信じ
彼女の無実をはらすべく
奔走するミカエルも
これまた良いです！