時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

は~るよ来い は~やく来い

2008-03-30 | 仏蘭西探訪(20区内)


Bercy Villageに行った後
LE PARC DE BERYC内を
暫し友人と散歩してきました
桜が
すでに咲いており
一応
春の雰囲気



公園内では
森のフェルティバル?が開催されており
3名の
お兄さん達が
木に登り
高い木の枝の先にかかっている
番号札がを取る
デモンストレーション披露しておりました
命綱をつけてました
どういった意図があるのか
私には解かりませんでした



お天気は
まずまずだったのですが
風がまだ冷たいので寒かったです
もうすぐ4月に入るというのに
連日
お天気が悪い上
寒い日が続くと
気分が…


ミニチュアの世界へ

2008-03-29 | 仏蘭西探訪(20区内)
 

Bercy Village(⑭métro Cour St-Emilion)
に隣接する
特設ミュージアムで
アミューズメントパークのミニチュアを
見てきました

1910年以降
実際に実在した
観覧車や
メリーゴーランドが
ミニチュアになっているんです




これをお作りになったmonsieurが
説明をしてくれます
亡き奥方様と制作に当たっていたようです
現在も
メンテナンスなど
お一人でやっておられれようです
monsieurの周りに
集まった観覧者は
彼の説明に静を耳を傾け
時に
質問をします



かなり精巧なミニチュアで
しかも
自動的に
可動と停止を繰り返すのです
ミニチュアの数も30機以上あると思われ
長きに渡り
ご夫妻でコツコツ作り上げたのでしょう

どれもこれも
大変温かみがありました



決して
派手な展示ではありませんが
どこで
探してくるのやら
観覧者が途絶えることは
まったくありません
それに
この展示
去年の11月から
ずっとロングランを続けているのです



ミュージアムと言っても
Bercy Villageのメイン通りからは
一本外れた場所にあり
こんなところにあるの?
と言うくらい
目立たない立地条件…

でも
こうして沢山の人達が
集まるのも
なんだか解かる気がしました



自然と
顔に笑みがこぼれてしまう
そんなミニチュア達でございました

ニックネーム占い

2008-03-27 | 徒然


<性格>
「ピュアで繊細な人」です
基本的に“善意の人”なので
疑うということを知りません
また
人の痛みに敏感で
同情すると当事者と同じくらい苦しみます

<恋愛>
恋愛に対してとても美しい理想を抱いています
いわゆる“純愛”に憧れているタイプ
好きな人ができると
その人だけに一途に愛をそそぎ続けるでしょう

<仕事/勉強>
純粋に
自分がやりたいと思うことだけに専念したほうが
伸びるタイプです
肩書きや条件
給与などを気にせず
なるべく好きな仕事や勉強に打ち込みましょう

という
結果でした


angle

2008-03-24 | 徒然


こっちにきてから
外出する際
デジカメを持参するのは基本中の基本
沢山見てまわったわけじゃないけど
それなりに枚数撮影している

撮影したモノを見ると
自分の趣味・嗜好が
面白いくらい
反映していると思い知らされる
今日この頃なのだ



どう頑張っがところで
限られた空間や一瞬しか
収めることが出来ない
自分の目で捉えた空間や
継続的な時間を
二次元の世界に
投影することは不可能で
その上
その時感じた思いを
誰かに伝えようにも
そんな力量はない
所詮
素人が撮影したモノなのだから
と認識している




教会内を撮影するとき
毎回
同じような場所から
同じような角度で
写してしまうモノがある

‘差し込む光’

天から差し込むパワーとでも言ったらいいのか
それらは
私に「希望」「救い」「未来」と言った
前向きな気持ちをもたらす

自分の内に
溶け込みやすい
受け入れ易いポジションを
故意に狙っているところがある

完全なる自己満足の世界だけど
教会の天窓から
或いは
ステンドグラスから差し込む光が
それなりに
カメラに収めることができるた時は
やっぱり嬉しい



プロじゃないんだし
趣味・嗜好に走っても
何ら支障はないので
これからも
思いっきりこの路線で行くつもり!

でも時々
なんでこんなモノを
って思うこともある
それがこれ



ステンドグラスが綺麗だな~
と思って
撮影したつもりなんだけど
そのうち
モチーフ自体が気になりだしたのよ
何枚も
同じ角度で
しかも徐々に
ズームアップしての撮影



そしたら貴方・・・
寄りによって
骸骨が騎士の衣装をまとっている姿
時々
教会のステンドグラスに
骸骨が用いられているのを目にするんだけど
宗教的な意味があるんでしょうかね~

これは
例外ですから・・・


Restaurant Al-Mankal

2008-03-23 | 仏蘭西探訪(20区内)


MUSEE GALLIERAを覘いた後
暫く16区を散歩して
入ったのは
Restaurant Al-Mankal
と言うレバノン料理のお店
4区のマレ地区にも
レバノン料理のお店があるらしい
でも
友人曰く
衛生的にも雰囲気的にも
そして見た目にも
お薦めできないみたい(^_^;)


流石
‘田園調布’か‘自由が丘’と称される
高級住宅街の16区
Restaurant Al-Mankalは
白を基調とした
落ち着いた雰囲気の奇麗なレストランでした
それに
どんな料理なのかと思っていたのですが
至って普通のお料理で
しかもかなり
リーズナブルなお値段
単品料理は
6ユーロから8ユーロまであり
種類も豊富



大き目のお皿に
ご飯・野菜・肉料理をテンコ盛りにした
platも勿論あります
こちらは13ユーロ前後だったかな?
私たちは
単品料理を数種類お願いしたんだけど
先にオーダーしていた
おじさんたちのplatが
非常に美味しそうでした
次回は是非
platに挑戦したいと思いました

ちなみに
同じ通りに
ロシア料理のレストランがありました
こちらはランチにしては
25ユーロ前後でちょっとお高め・・・



(^_^;)
私たちが頂いたお料理を
ご紹介したかったんですが

朝から飲まず食わずだったので
頼んだお料理を
デジカメに収める前に
お腹に収めてしまいました

ごめんなさい・・・

でも
近いうち
また行きたいと思います!



15時近くなって
それぞれ帰途についた訳ですが
レストランを出たら
‘雹’が降ってまいりました
金曜日に続いての‘雹’の歓迎を受けてしまった

結構大粒なんですよ
この‘雹’がまた・・・

3月も後半だと言うのに
寒いし‘雹’は降るし
いつになったら温かくなって頂けるんでしょうか!?



Restaurant Al-Mankal
住所:8,AVEMUE DU NEW-YORK 75016 
電話:01.40.70.01.45
駅:9号線/ALMA-MARCEAU

MUSEE GALLIERA

2008-03-22 | 仏蘭西探訪(20区内)


午前中から
19世紀の旧ガリエラ公爵夫人邸が博物館となっているという
MUSEE GALLIERA(ガリエラ・モード博物館)に行ってきました
19世紀の代表的なデザイナーから
服飾史を知るコレクションの企画展が随時開催されるらしく
今は
「LES ANNÉES FOLLES 1919 1929」と題した
展示が開かれています
ちなみに
MUSEE GALLIERAが所有する作品は9万点とか・・・

展示されている衣装の数々は
日本の女優さんが
舞台挨拶や授賞式などで身に纏っている
ドレスと同じようなデザインが多かったです
生地や柄は違っていても
基本的なデザインって
20世紀初頭からさして変わっていないんですね



当時のコレクションなどが
映像で紹介されていたんだけど
モデルの体系は
今とは大分違い
かなりふくよかな体系をされておりました
八頭身 九頭身の
スレンダーな女性はひとりもいません
いつ頃から
今のような
細身のモデルさんが
支流になったんでしょうね



MUSEE GALLIERAの正面
通りはさんで
建っているのが
1937年パリ万博の日本館として
建てられたPALAIS DE TOKYO
そして
その先には
セーヌ川が流れ
対岸には
エッフェル塔(6区)と日本文化会館(15区)を見ることができます

PALAIS DE TOKYOの屋根にあるこの妙な物体
何だと思いますか
大きな飲料水用の貯水タンクかと思ったら
一部屋しかない宿泊施設なんですって!
一泊200ユーロ以上するらしい
展望はよさそうですが
単に周辺の美観を損ねているだけのような
気がしないでもない



MUSEE GALLIERA
住所:10,AVEMUE PIERRE-1ER-DE-SERBIE 75016 
オープン時間:10h00~18h00(特別展開催時のみ)
休み:月曜、祭日
料金:7ユーロ(モード系の学生さんと子供は半額かな?)
駅:1号線/IENA 9号線/ALMA-MARCEAU
URL:www.galliera.paris.fr

PALAIS DE TOKYO
住所:13,AVENUE DU PRÉSIDENT WILSON 75016 
オープン時間:12h00~24h00
休み:月曜
料金:6ユーロ(26歳以下の学生4.50ユーロ)
駅:1号線/IENA 9号線/ALMA-MARCEAU
URL:www.palaisdetokyo.com

Place du Tertre

2008-03-16 | 仏蘭西探訪(20区内)


モンマルトルの丘にある‘テルトル広場’
無名の画家たちと彼らが売る絵で埋もれている広場
21世紀を代表する
画家も誕生するんでしょうか



かつて
サティやベルリオーズと言った音楽家以外にも
マティス、ドガ、モディリアニと言った画家たちが
共同で暮していた木造アトリエが近くにあったとか
残念ながら
このアトリエは1970年に焼失してしまったとのこと
アトリエの名前は
Le Bateau-Lavoir‘洗濯船’
ピカソが「アヴィニョンの娘たち」を制作した伝説の場所らしい



こうして私の目の前にある風景は
21世紀の今日まで
さして変わることなく存在し続けているんだろう
そんな事を思いながら散歩してました

明らかに観光客相手に描いた
と思える絵もあれば
独自の世界感を描いている作品もあった



広場の周囲には
caféがあり
流しのバンドネオンマンがいたよ



広場に面して教会があって
こちらは
サクレクール寺院に近いとは言え
観光客の数は
激減(笑)

広場の喧騒から離れ
暫し静寂に包まれておりました



ここずっと天気が不安定で
必ず‘キツネの嫁入(天気雨)’が続いている
こういう時
彼らは
速攻作品を撤収するんだろうけど
それにしても
こう天気がめまぐるしく変わると大変だ



そうそう
蒸気機関車を模した観光用のミニバス
‘Petit Train’が
モンマルトル周辺を走ってます
40分で主だった見所を観光することができるらしい



UNE SOURIS VERTE

2008-03-15 | 舞台/役者



ロスのクラブ
トイレでドラックに興じているアレックス
そこに彼女がやってくる
二人して気分よくラリッテいると
アレックスの携帯が鳴る

アレックスは
彼女をクラブに置き去りにしたまま
いそいそと出かけていった

ロスのホテルの一室
役者のミッシェルは酒に酔って部屋で泥酔
そこへ
アレックスがやって来た
ベットで横たわるミッシェルを
熱いまなざしで見つめるアレックス・・・

アレックス・・・
実は両刀使い

ミッシェル(売り出し中の俳優)はホモ
一度は
アレックスとは
事を起こさず帰したものの
どうも気になって仕方がない
ミッシェルは
マネージャに
そのことを相談すると
「貴方のお父さんもホモだったのよ」
見たいな事を言われ
「遺伝だったのか・・・」と妙に納得


二人は一線を越える
その上
互いにまじ惚れしちゃう
相思相愛ってやつです

アレックスに到っては
ミッシェルとの事を打ち明け
彼女と別れ話まで持ち出す始末

一方
ミッシェルのマネージャーは
気がきじゃない
だって
これからニューヨークで大きな仕事が待っているのに
ホモなってことがバレたら
一大スキャンダルだもの!


案の定
フォーカスされてしまい
雑誌に大々的に取り上げられてしまう

「もう終わりだ!役者としてやっていけない」
と凹むミッシェル

トラブルはそれだけじゃない!

なんと
アレックスの元カノが妊娠してしまったのだ

アレックスは
ミッシェルにどうにかお金の工面を頼みに行く
(なんでミッシェルに頼んだのかは理解できなかったです)

ホテルの一室に
ミッシェル、アレックス、アレックスの元カノが
どうしたものかと頭を抱えていると
そこへ
ミッシェルのマネージャーが現れる

彼女は
この危機をどう乗り越えるのか!

と言うストーリーです

アレックス役の俳優さん・・・
ぱっと見
オーランド・ブルームに似てて
かっこよかったです

結局
アレックスの元カノは
セレブになるのが夢だったらしく
なんと~
ミッシェルの婚約者として
記者会見に望みます

ミッシェルは
自分のホモ説を否定する理由もでき
ニューヨークでの仕事も決まり
万事OK

元カノも玉の輿っぽく落ち着いて
子供の父親がミッシェルってことになり
これまた
ラッキー

マネージャーも
ミッシェルのホモ説を否定できたし
仕事も上手く軌道に乗りそうだし
こちらも問題なし

アレックスは
それなりの報酬を受け取り
姿を消す・・・

アレックスが
どうしてお金を受け取って姿を消したのか・・・
その理由は解からなかったです

舞台が終わって
フランス人の友人に聞いたんだけど
そのあたりについては
語ってなかったらしい・・・

ミッシェルとアレックスの恋って
結局
そんなモンだったんだろうか・・・

結局
話は何とか理解ても
ブラックユーモアとか
風刺的なところは
まったくお手上げ・・・
なので
肝心の
この作品で
何を言いたかったのかってところが
解からず仕舞いでした

ホモセクシュアルの方の話なので
はい・・・
キスシーンあるんですね~
ベットでの絡みあるんですね~
全裸も披露して頂きました
無論
後ろ姿です



THÉÂTRE TRISTAN BERNARD
63,rue du rocher 7008 PARIS
du 30 janvier au 12 avril 2008
Places disponibles:Mardi, Mercredi, Jeudi, Vendredi à 21h00
             Samedi à 18h00 / à 21h00
Tarifs:33,50-39,50€(tarif plein)
    24,00-39,50€(tarif adhérent)
     11,00€(étudiant)

モンマルトル

2008-03-09 | 仏蘭西探訪(20区内)


サクレクール寺院に行く最寄の駅はAbbesses
駅のホームから地上にあがる螺旋階段が
長くて上りきるのが大変なんですよ
途中休憩しようかと思ったくらいです
(根性で上りきったけど)
エレベーターがあるから
そっちを利用した方が無難です



モンマルトルの丘って言うくらいだから
高台にあるわけで
眺望は確かに良いです
裏通りも散策したんだけど
観光客もまばらだったし
18区から郊外を眺めながら歩くのも
結構楽しかったよ





モンマルトルの
rue cortotにあるのが
エリック・サティが
1890年から1898年の間に住んだという家
彼のは
非常に狭かったらしく
友人達から
「押し入れ」と言われた

地球の歩き方に書いてありました





そして
rue du Mont Cenisとrue Saint Vincentの角にあるのが
ベルリオーズが
3年の間
住んだという家です
後に
モンマルトルのお隣の地区
9区のrue de bruxellesに移り住んだそうです
って
拙者が通っている語学学校の近くじゃん

彼の亡骸は
近くにある
モンマルトル墓地に埋葬されているそうです
お気に入りの地区だったんですね



散歩の途中
以前
横浜と琵琶湖周辺で
建築の仕事をしたことがあるという
ムッシュに声をかけられ
暫く話をしてましたが
そそくさ話を切り上げてまいりまいした

だって・・・
日本語が話せるのは良いのですが
今は仕事してなくて(一線退いたらしい)
今日は
モンマルトルの近くに住む友人の家で
ず~とワインを飲んでたらしく
異様に酒臭かったもんで・・・

 

正面から見る白亜のサクレクールは
青空の‘青’とマッチしてとても綺麗です

見えない裏っ側の壁は・・・



寺院内は撮影禁止です
見つかると退場です
有無を言わさず
一発退場
です


わたくしは頑張りました
物陰に隠れて盗撮してしまいました
がその一枚

完全に動揺してまして
見事にピンボケしてます

地下の墓地から
ドームに上ることが出来ます
入場料は5€
天気がいい日は
50km先まで見えるそうな・・・


エスパス・ダリ・ア・モンマルトル

2008-03-08 | もろもろアート


ダリのギャラリーに行ってきた

サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)
1904年5月11日-1989年1月23日
スペインの画家
シュルレアリスムの代表的な作家
フルネームは
サルバドール・ドミンゴ・フェリペ・ハシント・ダリ・ドメネク
(Salvador Domingo Felipe Jacinto Dalí Domenech)
数々の奇行でも知られている



ダリの作品から放出される
‘狂気’とか‘歪み’‘不条理’みたいなもが
精神の奥底にある感情と共鳴する

人の心には
‘善’と‘悪’‘光’と‘闇’が
共存している訳だけど
そのダークな歪んだ部分が
ダリの作品と対峙することによって
沈静化するというか
穏やかなものに浄化されるような気がするんだよね



ムンクの‘叫び’もそう
感じ方は人それぞれなんだけど
小生の場合は
自分の中にある
形のない歪みが
視覚によって認識されることにより
自己の修正が利くって言えばいいのかな~

ダリのすべての作品を
この目で見た訳ではないので
偏った物言いなのかもしれないけどね


Métro⑫:Abbesses
Adresse:11,rue Poulbot 18e
10:00~18:00(年中無休)
料金:大人10€
    26歳以下の学生6€
    子供も6€だったかな?

彫刻とオブジェ約30点
挿絵やリトグラフが約300点
映像も楽しめます

URL:www.daliparis.com