時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

パイレーツ・オブ・カリビアン~デッドマンズ・チェスト~

2006-09-30 | 映画
~histoire~
不死の海賊バルボザックから
ブラックパール号を奪い返した海賊ジャック・スパウロ
自由な大海原に船出したはずの彼の前に
逃れなれない宿命が立ちはだかる

遡ること13年前・・・
ブラックパール号の船長となるため
自らの魂を引き換えに
‘深海の悪霊’デイヴィ・ジョーンズと
‘血の契約’を交わしていた

そして
契約期間の終わりとともに
ジャック・スパウロの魂を取り立てるため
闇の力が海底を動きはじめる

ジャック・スパウロの運命はいかに!

ウィルターナー役の
オーランド・ブルームが実にカッコイイ
イギリス ケント州のカンタベリー出身
ロード・オブ・ザ・リングのエフル族
弓の名手レゴラス役といった方が早いか?
品がある!

今回
パート3に繋げるための作品?
といった感がしたのはσ(^_^;)だけでしょうか
作品的には、パート1の方が面白かった気がする
ジョニーデップの良さが
あまり出ていない気もした

とは言え
日本語字幕だとストーリーが明確に解るので助かる



風味絶桂

2006-09-29 | 映画
米軍基地に隣接し、アメリカの香りが今も残る町 東京-福生
アメリカの香り漂う街角で 少年ははじめて‘本当の恋’を知る

~histoire~
志郎は、高校を卒業しガソリンスタンドで働いている
大学へ行かずにガソリンスタンドSSで働く事にした
理由は「とりあえず」・・・
その時、味方になってくれたのが、志郎のアメリカかぶれのばあちゃん通称「グランマ」

ある日、SSに新しくバイト仲間として乃里子が入ってきた
SSを辞める同僚の送別会のため、乃里子が遅れてBAR『FUJI』へ現れた
送別会はすでに散会しており、居合わせた志郎は乃里子とふたりで話すチャンスを得る
「ボーイフレンドのもとへ向かう時以外、レディが夜道をひとりで歩いちゃいか~ん!」
というグランマの一括で、その夜、志郎はジェントルマンとして乃里子を送って行くことになる
この日を境に、志郎と乃里子は『FUJI』へやって来ては楽しく過ごすようになっていった
やがて、乃里子は一人でもBAR『FUJI』を訪れ
グランマと「ガールズトーク」をするほどの仲になっていく
乃里子は志郎に対してはいつも無邪気だった
優しく微笑みかけ『FUJI』からの帰り道には手をつないだりもした
志郎の心はどんどん弾んでいった
今まで感じた事のない気持ち「これが恋?」


女の子はね―シュガー&スパイス。優しいだけじゃ駄目なんだよ。
グランマはそう言った

何処からがシュガーでどこからスパイスにすればいいのか
僕はまだわからない・・・

でも、僕は
もうすぐ恋をする

グランマがとても素敵でした
あーゆー元気な年寄りになりたいものだ
柳楽優弥くんが大人になった・・・
味のある俳優になってください


時となく ときとなく

2006-09-16 | 徒然
迎いれよう
昼となく夜となく

迎いれよう
光満ちあふれたときも
また闇迫るときも

心を閉ざすことは
世界を閉ざすこと

迎いれよう
時となく
ときとなく

Je m'apelle・・・

2006-09-10 | 徒然

昔から自分の名前が嫌いだった
気づいたら勝手に作った名前を使ってた

正式に改名したいと思っていて
その気持ちは今も変わらない

多分
本名を名のっていた頃の自分
そして、その時代自体が嫌いだったんだと思う
名前のもっている宿命というか
名前が放つ思念みたいなモノが嫌いだったんだと思う
周囲の人が私に託した願いや希望が
重荷だったのかもしれない
きっと逃げたかったんだと思う

誤解のないよう
両親の名誉のためにも言っておきますが
両親から生まれたこと
育ててもらったこと
なんとか自力で生きていく力を身につけさせてくれたこと
それは無論感謝している
人生の先輩としても尊敬しているし
未だに超えられない大きな存在であると感じている
でも、それとこれとは別問題

みちから外れた子供にならないように
とつけてくれた名前
でもある意味
みちから外れた子供になりたかったのも事実

生まれてからの人生は自分のモノなのだから
自分の思うように歩いていきたい
そのためにも、自分の望む名前が欲しかった

それじゃ説得力ないか・・・

たかが名前
大半の人間はそう思うだろう
でも、私にとっては
されど名前だった

姓名したいと相談をもちかけ
どんな名前が良いのかと尋ねられた時

性別がわならないような名前であること
地に足をつけてしっかり生きていけるような名前であること
平凡な人生ではなく
何かを残せるような人間になれるような名前であること
そう答えたように記憶している

数ヵ月後、和紙に包まれた色紙に書かれていたのが

加見由

意外な名前だった

‘名は体をあらわす’という諺もある
これからの人生が何年あるのか解らないし
このまま何もなく無難に最期の時を迎えるかもしれない

でも
自分の願いや希望を込めた名前
「加見由」という名前を大切にしたい


Comment vous appelez vous?
貴方のお名前は?




瑠璃の地球

2006-09-09 | 徒然
この海は永遠に青いか
この雲は永遠に白いか
この大地は永遠に緑豊かなのか

たったひとつしかないこの惑星
その名は「地球」

我々は
あたりまえのように生きているけど
実は
この惑星に生かされているんじゃないのか

永遠に
この海が青であるよう
永遠に
この雲が白であるよう
永遠に
この大地が緑豊かであるよう

この環境がいつまでも続くよう
地球を見守る目をもとう

イルマーレ

2006-09-07 | 映画
                            
たがいの想いが近づくにつれ   
       時空は二人近づけてる

ときに時空は気まぐれ 
       ときに時空は残酷

想いが募れば募るほど
       互いが時空の旅人になる

走れその想いを胸に   
走れ永遠に失ってしまう前に

時空を超えてつかみとれ            



~histoire~
湖に浮かぶ家
研修を終えた<ケイト>は、シカゴの病院で働くため
慣れ親しんだその家から引っ越すことになる
荷物をまとめ、名残惜しげにその家をあとにした彼女は
郵便受けに次の住人にあてたメッセージを残した

湖の家に一人の男が引っ越してくる
彼、<アレックス>は
その家の郵便受けに奇妙な手紙を見つける
そこには、以前“ここに住んでいた”という女性から
誤送されてきた彼女あての手紙を転送してほしい旨が書かかれた手紙が残されていた
しかし家は、ずっと空き家になっていたはずだった
その日から、2人の奇妙な手紙のやりとりがはじまる…
                                        (「シネトレ」より引用)


画像
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD9295/gallery/p001.html


Naissance~生誕~

2006-09-06 | 徒然

彼の地に生誕せよ
いかなる困難にも立ち向かい
自らの道をひらかん
健やかに 生きよ そのときまで


此の地に生誕す
いかなる困難にも目をそむけることなく
自らの道をすすもう
力強く 生きる そのときまで

célébration de naissance

麦の穂をゆらす風

2006-09-05 | 映画
1920年代アイルランドを舞台に
英国に対する独立運動に立ち上がった男たちの姿を描いている

第59回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品
THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY(原題)


人間とは
誰かの犠牲の上でしか生きていけないのか
人間とは
誰かの自由を抑圧しなければ生きていのか

一方だけが正しい訳じゃない
一方だけが間違っている訳でもない

命は永遠ではないのだから
ひとしく最期の時は訪れるのだから
そのときまで互いに共存すればいいのに 

人間自らが変革しない限り
争いは地上から消えることはない

                     永遠に・・・


観覧車 ~夏~

2006-09-03 | 仏蘭西探訪(20区内)
この外界の住人は移動遊園地を好む
         たぶん ディズニーランドよりもね

メリーゴーランド
観覧車 ブランコ 木馬の乗り物

公園 広場 métroの周辺
いたるところに移動遊園地を作ってしまう

たとえばこの観覧車
チュイルリー公園内を季節ごとに移動する
ときにルーブル美術館前
         ときにコンコルド広場付近

組み立てては解体し
解体してはまた組み立てる

古い街並みにとけ込みながら
観覧車は今日もたゆとう心地でまわっている

ほら
耳をすませてごらん
町なかのメリーゴーランドから
眩しい太陽の日差しをたくさんあびた
子供たちの元気な笑い声が聴こえてくるから
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MASQUE

2006-09-02 | 徒然
Bois De Boulogne
爽やかな風が通りすぎる
風が木々の葉にキスをしながら

緑の葉は太陽光をあびて輝き
耳をかたむければ
葉の奏でる音楽が聴こえる

仲間ときに家族が思い思いの時を過ごす
子供たちの明るい笑い声が響き渡る

Bois De Boulogne
宵闇迫る夕暮れ
月光も届かない闇の世界

漆黒の闇が眠りを醒ますとき
この森は豹変する

Bienvenue! Bois De Boulogne