時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

A LA FOIRE DE PARIS!

2008-04-30 | 仏蘭西探訪(20区内)


「パリ見本市」を見るため
パリ国際見本市会場に行って来ました
この見本市会場は
Hall 1からHall 7と7棟に分かれている上
それぞれがめちゃ広い
今回は
この総てのHallが
会場になってまして
全部を見て回るのはのは一日かかると思われます

小生は
Hall 2~4は制覇いたしましたが
Hall 1を巣通り
そしてリタイア
それでも6時間休みなしで
歩き続けました



Hall 4で
面白いものを見つけました
‘Zip(ジッパー)’です

単に長いジッパーが
なんと
‘sac(簡易バック)’になってしまうんですよ
ずた袋とでも言いましょうか
大きさや色の種類も色々ありまして
見ていて面白かったです



Hall 4では
アフリカ諸国の他
チベット、タヒチ、韓国、中国と言った国の
工芸品や装飾品、食品のブースもありました
気がつくと
アフリカの仮面や木彫りのアニマル
仏像と言ったモノばかり
写真に撮ってました

アフリカの装飾品は
どれもハンドメイドらしく
見ているだけで楽しくなります



何故か
日本のブースは一つもありませんでしたが
フランスの友人が
「これ日本のじゃない?」と指差すモノが
中国の衣装を着た人形だったり
韓国の柚子蜂蜜?だったり…
どう見ても
ジャパニーズじゃないのですが
やはり
西洋の人には
区別がつかないようです(汗)



Hall 4では
木製の
‘YAMAHAバイク’と
‘F1マシーン’を発見!



他にも
色々制作されているようで
大きな作品は
写真で紹介されてました

木製と言えば
仏像しか思い浮かばなかったのですで
興味深かったです



試食や試飲も
当然できますよ
キャンディー系の駄菓子
蜂蜜
チーズ
フォアグラ
燻製系ソーセージとそうじゃないタイプ
etc.

忘れちゃいけないワイン
ワインのブースは
半端じゃなく多くて広かったです(笑)



ブースの前を通る度に
一切れずつ
チーズや生ハム試食させてくれるのですが
試食だけして
サヨナラするのが
どうも苦手なσ(^^;)
結局
試食も試飲も
そんなに出来ませんでした

ガーデニング
家庭用品
電化製品
日曜大工
自動車
住居
家具
宝石
スポーツ
などなど
あらゆるモノのが見れる
パリ見本市です!

そうそう
ブラジルやアラブ
タヒチと言った国々の特設レストランもあるので
腹ペコで言っても心配後無用


期 間:4月30日から5月12日
場 所:Métro⑫Porte de Versailles「PARC DES EXPOSITIONS」
入場料:12.00€

(ー_ー)σ

2008-04-30 | 仏蘭西探訪(20区内)
なんだか今週は
寒くて天気の悪い一週間になりそうです

昨日の午後
HISと京子に寄った帰り
やや強めの雨も小休止
緑の木々と
ピンクの花がなかなか美しい
チュイルリー公園内を歩きました

何故って
39番のバスに乗るためよん(笑)

なのに
気分よく歩いていたのに
視界に
不気味な物体が侵入して来た

σ(ーー゛の大嫌いな
une araignée(蜘蛛)
ついでに
何処かで見たこと
あるじゃありませんか



そうです
六本木ヒルズですよ

なんで
あんなところに
蜘蛛のブロンズ設置したのか
理解出来なかったんだけど
まさか
パリの
それも憩いの場に
あんな不気味な物体を設置しているとは…



                 ナショナル・ギャラリー(カナダ)

誰がこんな不気味な物体
作ったのかと調べてみたら

ニューヨーク在住の
フランス・パリ出身の彫刻家
ルイーズ・ブルジョワ(1911年12月25日~)
と言う人でした
ちなみに女性

この不気味な蜘蛛を象ったブロンズ像は
1990年以降に制作し始めたそうで
六本木ヒルズの他にも
カナダのナショナル・ギャラリー
ニューヨークのグッゲンハイム美術館
ロンドンのテート・モダン等に
この不気味な物体が
あるらしいです



              グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)

昔から日本では
夜にクモを見ると縁起が悪く
朝のクモは縁起がいい
とか言いますけど
大嫌いな小生には
朝だろうが
夜だろうが
24時間一切受け付けません

気持ちワル~
趣味ワル~

その上
この不気味な物体のには
名前があって
‘Maman(ママ)’
なんですって


どこがMamanだっちゅーの!!


Grand Slam Roland-Garros 2008 Ⅰ

2008-04-29 | テニス


ご存知の方もいらっしゃると思いますが
1月後半からインターネットのウェーブ上で
「ROLAND-GARROS」のチケット申し込みが始まってました


男女シングルのファイナル
コートに近いシートを申し込んでいましが
残念ながら抽選漏れ…
でも
ROLAND-GARROS事務局から
第2次申し込み…
のようなお知らせメールを頂き
再度応募致しましたところ
お陰様で
チケット入手することが出来ました




6月4日
Court Suzanne-Lenglen

ファイナルじゃないし
Court Philippe-Chatrierでもありませんが
楽しんでこようと思います


ROLAND-GARROS 2008
http://www.fft.fr/rolandgarros/

Pantheon(パンテオン)

2008-04-28 | 仏蘭西探訪(20区内)


いや~
日曜日も暑かったです
こんな日は
Pantheonに限る




ここは本当に涼しい
涼を満喫するには
持ってこいの場所です

1年ぶりに
足を運びました



振り子も
相変わらず動いてました
って
時々
学芸員らしき方が
振り子…
手動で動かしてましたけど




2007年4月19日のblogに
簡単な解説とか
載せてありますので
宜しければどうぞご覧下さい

別に
blogをサボっている訳ではございません
あしからず…



これってどうよ(;^_^)σ

2008-04-28 | 仏蘭西探訪(20区内)
昨日は
パリでは珍しく
非常に美味しいパスタを頂きました

そこら辺りのcaféのパスタじゃなくて
キチンとした
イタリアンレストランなので
当たり前と言えば
当たり前だけど
それでも
やっぱり
美味かったのよ

でもね…

テラスの天井
インテリアに沢山の‘赤’が使われてて
「血の海地獄」で
ランチしている気分になってしまいました

パスタと言えば
去年
パリに遊びに来てくれた友人と入った
Boucicautのcaféで食べた
パスタ…
こちらは
珍しく美味でした

(^_^)σ Boucicaut
拙者が利用している地元の駅
metro⑧番線Lourmelの隣の駅です
歩いても5分くらいかな?




今日は最高気温24度?
暖かいと言うには微妙な温度でしたが
太陽の日差しが大好きな
この国の人達は
ここぞとばかりに
日差しを全身で吸収していました

リュクサンブール公園は
大混雑でしたよ(笑)

このあと
1年ぶりに
パンテオン
サンテティエンヌ・デュ・モン教会
に行って来ました


午後の風景

2008-04-27 | 仏蘭西探訪(20区内)


昨日は
映画鑑賞のあと
あまりにもお天気が良かったので
6区のBon Marchéまで歩いてみました

まずは
Les Hallesを出て
セーヌ川に架かる‘Pont Neuf’を目指しました
‘Pont Neuf’はアンリ4世の命により
1607年に完成した橋で
現存するパリ最古の橋です
去年だったか
改修作業が終了し
綺麗になりました

手前に見えるのが
19世紀に架けられた
パリで最初の鉄製の橋‘Ponte des Arts(芸術橋)’
そして
エッフェル塔

‘Pont Neuf’を闊歩し
左岸に渡ると
馬に跨る紳士の像が向かえてくれます
誰の像って?

・・・



セーヌ川に沿って
オルセイ美術館方向に歩くと
緑色の屋根をした
Bouquinistes(古本市)が視界に入って参ります
絵葉書やポスター
絵等を扱ってるお店もあります
お店の主は
簡易椅子やベンチに腰掛て
日永
のんびりしています

これで生計が成り立っているとは思えません
副業或いは道楽か…



セーヌ川に別れを告げ
適当な通りを左折して
blogに何度も登場している
‘St-Germain des Prés’を目指しました

昨日は
土曜日と言うこともあり
結婚式があった模様
教会入り口付近は
新郎新婦に降りそそがれたであろう
色取り取りの花びらから漂う
優しい香りが
広がっていました
どうせなら
純白のドレスに身を包んだ新婦さん…
見たかったな~



教会の中は
こんな感じになってました
中央の祭壇には
式の様子を思わせる
花飾りなどが残っていました
そして
一番奥の祭壇では
ミサが始まるところでした
端の方で
しばらくその様子を伺っておりましたが
やはり違和感…

異教徒が
ミサに参列するのも憚られ
そそくさ退散致しました

一気に気温が上昇しております
今日も
暖かい
いや
暑くなるのでしょうか…

日本では
GWがいよいよ始まります
楽しい連休をお過ごし下さい


MONGOL

2008-04-26 | 映画


UCG cité les Hallesで
浅野忠信主演映画「MONGOL」を見て参りました
全編モンゴル語
何言ってるか全く理解出来ません
字幕
当然の事ながらフランス語


映像と
その場の雰囲気で
相関関係を想像するしかないσ(^^;)



<あらすじ>
陰謀が渦巻く時代
モンゴル部族の頭領の息子として生まれたテムジン
彼を待ち受けるのは
父の毒殺
裏切り
復讐
異国での投獄という壮絶な運命
やがて彼は
さらわれて他部族の子を宿した妻を救い出し
生まれた子を我が子として慈しみ
優しさを秘めた強靭な魂で運命と闘い
次第に統率者として頭角を現していく
そして
“兄弟”にして宿敵の勇士・ジャムカとの戦いが迫ったとき
テムジンの元には
史上最強の軍団が生まれようとしていた
彼こそが
後にチンギス・ハーンと呼ばれた男
いま
彼の熱き野望がモンゴルの大平原に放たれる!

                        「Cinema Café net」より引用

※公式サイトの方がストーリー詳しいのでそちらをご覧下さい



映画が始まってすぐ
なんと
テムジンが投獄されているシーン…
そして
浅野さん演じるテムジンの顔の表皮は
超乾燥してまして
完全に干からびたてました

投獄されちゃって
これからどう展開するの?

思っていたら
そこから回想シーンとなり
時代が遡りました




異国の地タングートで投獄されていたテムジンを
妻ボルテが救出するのですが
この妻ボルテが
とても芯の強い一途な女性なのです
許婚となり
結婚するまで
長いことテムジンを待ち続け
嫁いだと思ったら
メルキト部族騎馬軍団に連れ去れてちゃって
でも
自分の操を奪った男の寝首を掻き切って
静に
テムジンが来るのを待っている
めちゃくちゃ
勇敢な女性でもあります
怒らせたら怖い女房かも…

まぁ~
そんな妻ボルテを
テムジンもまた大切にしておりました
太い絆で結ばれている夫婦です



タングートの国から逃亡して
暫く
家族と睦まじく暮していたテムジンですが
再び
家族の元を去っていきます

そして時が流れ

クライマックスへ突入

“兄弟”であり宿敵でもある
ジャムカ率いる大軍と合戦に挑む訳ですが
本編では
家族の元を離れてから
強大な力を持つに至るまでの過程が
描かれておりません

上映時間2時間と言う短さ…
編集でカットされてしまったのでしょうか

しかし

その部分が抜けていても
作品として
充分見ごたえはあるかと思います

台詞は理解できずとも
モンゴルの大自然
四季折々の変化に飛んだ風景を
堪能させて頂きました



しかし…
チンギス・ハーンって
小さい頃から
苦労してきた人なんですね
想像以上の
過酷な人生
波乱万丈の人生を送っていた人でした

今後
モンゴル帝国創建に至るまでを
映画化する予定はあるのでしょうか
最後に
浅野さん
モンゴル語の台詞
暗記したんですよね~
よく暗記できたものだわ
発音も相当難しかったでしょう
暗記するのが仕事と言えば仕事なのでしょうが
でも
感心してしまいます





映画「MONGOL」公式サイト
http://www.mongol-movie.jp/index2.html


SOWETO(ソウェト)

2008-04-25 | 舞台/役者


ミュージカル「SOWETO(ソウェト)」
観て来ました


お客さん
黒系の人が殆どでした

白人体制最後の大統領
フレデリック・ウィレム・デクラークとの
対談シーンがあったので
対談した1989年より数年前から
1990年にネルソン・マンデラ氏が
収監されていた刑務所から釈放されるまでが
描かれていたんだと思います

何せ
台詞が歌なもんで
ストーリーが
イマイチ掴めませんでした


わたくし的には
黒系のダンサーさん方の
筋肉が付き過ぎていない
均整のとてた肢体が
とても美しかったし
良かったと思いました

ミュージカルが終わって
お客さん満場総立ちとだったし
泣いてる人いたし
南ア系の方なのか
それとも出演者のお身内か
前の列の男性は
右腕ガッツポーズして
唸り声(歓声とちょと違う)挙げるし・・・

歌も良かったよ




驚いちゃったのが
フランスで舞台見るとき
写真撮影OKみたいなのよ
フラッシュは駄目だけど・・・

でも
フランス人って
説明書
読んでないのか
読めないのか
機械音痴なのか
単に阿保なのか
とにかく
デジカメのフラッシュ
OFFにする方法知らない人が
あまりに多い
美術館でも
しかり!

芝居の最中に
いたるところで
フラッシュが光ってました
日本じゃ~
信じられない光景です
携帯カメラでの撮影も多かったな~

プロのカメラマンも撮影するんだけど
こちらも
一般客に混じって
通路側の席について
一眼レフでパシャパシャ撮るのよ
周囲の客のことなんざ~
お構いなし!
シャッターの音がめちゃくちゃ響くし



これが
この国の常識なのかな~

郷に入っては郷に従え
と言うことで
σ(^^;) も撮りました
ただし
カーテンコールの時ね


SOWETO(ソウェト)・・・ SOUTH WEST TOWN(黒人居住地域)の略


SOWETO HP 
http://www.soweto.fr/



ひさびさの

2008-04-23 | 頂きました♪
せんだって
数ヶ月ぶりに‘来々軒’で食事をしました

頂いたのは
‘牛肉と筍の炒め物(8.5€)’&‘ご飯(2€)’

最初は
‘青椒肉絲(8.5€)’&‘ご飯(2€)’
にしようかと思ったんだけど

‘青椒肉絲’には
豚肉とピーマンで構成されているのに対し

‘牛肉と筍の炒め物’は
牛肉・筍・きくらげ・玉葱・長ネギ・人参
と具沢山
しかもお値段同じ

どちらを選びますって
そりゃ~
‘牛肉と筍の炒め物’

ご馳走さまでした

‘来々軒’の近辺に
新しい日本食(もどき?)
の店ができたようです
カレーライス&ラーメンとか
カツどん&ラーメン
と言う
組み合わせのメニューが目立ちます
カツどん
食べに行ってみよっかなぁ~


Palais Royal

2008-04-21 | 仏蘭西探訪(20区内)

                             
映画「スパイダーウィックの謎」見た帰り
買い物ついてに
Opéra Garnier近くまで歩いていたら
何故か
Palais Royalに迷込んでしまった
場所はですね~
Opéra Garnierを背して
ま~すぐルーブルに向かってひたすら歩き
ルーブルに入る城壁って言えばいいのか
城壁をくぐらず左折
するって~と
Palais Royalです


                          球体のオブジェ

ルイ13世治世の頃
枢機卿リシュリューが
ルーブル宮の側に住みたいがため
建てた館らしい
そのリシュリューが身罷ったあと
遺言により
館が王家に寄贈される

そして
ルイ13世が逝去したのち
王妃がルイ14世を連れ
この館に移り住み
‘Palais Royal’と呼ばれるようになったそうな
「地球の歩き方」によると
ルイ14世が幼少期の頃
中庭の池に落ちて溺れそうになったらしいです
まぁ~
お付の侍従達が
わんさかいたのだろうし
溺れ死ぬことはなかっただろうけど
危なかったね

その後
オルレアン家
ルイ14世の弟オルレアン公フィリップ1世が住まい
それから
庭園が一般庶民に公開されるようになり
やがて
リシュリュー時代の建物は取り壊されというので
その問題の‘池’が
何処にあったのかは不明です


                          円柱のオブジェ

フランス革命前に
王位を狙っていたオルレアン公フィリップ・エガリテが
屋敷の庭園をぐるりとコの字を描くように建物を増築・修復され
1階の部分を
商人たちに貸し出したようです
その名残か
いまでも
沢山のお店が中庭を囲んで商いをしております

ジョギングしている人が意外と多かったです
一周400m以上はあると思いますよ

また
中庭の広場には
ダニエル・ビュラン作
白黒のストライプ模様の260本の円柱(1986年に完成)や
ポール・ビュリイ作
シルバーの球体が集まった噴水がありました

みょ~に違和感を感じたσ(^^;)