時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

高校事変Ⅳ

2019-11-30 | 読書
葉瀬中学校2年C組は
新潟のスキー教室に出かけていたが
吹雪の中
突然のバス事故で
担任教師や生徒に死者が出る
そのクラスには
優莉匡太の三男
で結衣の弟にあたる健斗がいた
実はバス事故の発生後
生存した生徒とバス運転手は
廃校に避難していた
ところが
廃校にはなぜか人のいた気配があり
猟銃が置いてあった
そこで
思いがけない事件が起きる
優莉健斗による
バスの運転手宮吉義昭殺害と
優莉健斗の自殺

目黒区芳窪高校で
朝の朝礼に整列していた
優莉結衣は
新たに自分の監視役についた
警視庁公安部新宿分室所属
梅田浩介と綾野敬一の
ベテラン新米コンビから
新潟で起きた
健斗の事件について知らされる
二人から報告を聞くも
鵜呑みに出来ない結衣は
梅田と綾野を伴って?
一路新潟へ向かう

事件の詳細を聞いた結衣は
ショックを受けるが
同時に
事件の奇妙な点について気づき
そこから
父優莉匡太の
かつての抗争相手だった
韓国系半グレ集団‘パグェ’と
繋がりがりがあることに気づく

結衣と公安の梅田と綾野は
それぞれ
半グレ集団‘パグェ’を追う中で
パグェ正規メンバー
八角形の黄色いバッジのオッパ班
ひとまわり小さな青バッジ ドンセン班
16歳から18歳が所属する鉄砲玉
闘争専門の襲撃隊
スキョク隊らがアジトにしている
外国人学校清墨学園にたどり着く
そこで
三人は思いがけず
パグェとの
全面対決を挑まれることになる
結衣は
公安とは名ばかりの
平和のボケした
梅田と綾野と共に
清墨学園を抜け出し
健斗の潔白を
証明できるのか!?



と言うのが
『高校事変4』のあらすじです

前回は
孤島でのドンバチでしたが
今回は
町中ではありますが
完全に外部と遮断された
校内でのドンパチ!
単身
学園に乗り込んだと思いきや
公安の梅田と綾野が
連行されてきたよ…
しょ~もな!
特に
ベテランの梅田
先制して殺人することがゆるされるか
拳銃をよこせ
優莉結衣を半グレだと判明した
手錠を携帯していなくての
逮捕の必要が生じた場合は

って言ってるさなか
スキョク隊の男子生徒に
襲われて
結衣に助けられる始末
それでも
なんてことを!
とのたまう梅田に
ここにくるまで一発も撃たないってどういうことよ!
あなたの望みどおりにしていたら二階で死んでた
三人ともマイクロ波加熱装置で燃やされ
薬品でどろどろに溶かされ
排水溝に流されてた
今度
つまらない口をきいたら
ぶっ殺す!


交戦の途中
かつての自分
いや
それよりひどい扱いを受けている
パグェの幼児を発見!
この子たちを
救出する必要もでてきました
何やかんやで
清墨学園にいた
パグェ正規メンバー
オッパ班
ンセン班
その他大勢のスキョク隊を全滅
幼児救出
梅田と綾野命拾い
終わってみれば
梅田と綾野は
結衣を逃がし
証拠隠滅
梅田に至っては
娘との関係修復の
アドバイスを結衣に貰ってる…
結衣と共に
死闘を繰り広げたメンバーは
優莉結衣に
懐柔させれたわけじゃないけど
彼女の行動を通して
物事が
単に
正義と悪とに
割り切ることのできないんだってこと
その時に置かれていた立場や状況によって
当たり前と思っていた世界が
違うモノになる
見る角度をほんの少し変えただけで
世界はこんなにも違って見えるモノなんだ
ってことに気付かされたるんでしょう

健斗は
容疑者死亡のまま書類送検
不起訴となりました
バスの転落事故については
運転手である
宮吉義昭に非があったことは
報じられたけれど
健斗の一連の行動
その真実を知っているのは
ほんの一握りの人間だけ
そして
健斗は帰ってこない
健斗の遺体は施設と
支援団体が引き取り
葬儀が行われました
家族でありながら
別れの挨拶もないまま…
かつて
一番自分に
なついていた健斗
結衣自身
最も心を許していた
思いを寄せていた弟健斗
仲たがいをして
別れたままになってしまいました
後日
結衣の元に届けられた
健斗の遺品
その中に
父の逮捕後
離れ離れになった兄弟姉妹が
一回だけ送ることが出来た
カードをみつけます

ゆいねえちゃん いつかオカリナきかせてね 健斗

遺品の中に見つけたモノは
健斗が
自分の為に作ってくれたのに
壊してしまった
あのオカリナでした
健斗は
貼りあわせて
なおしていたのです

空明けぬ早朝
制服に着替えた結衣は
オカリナをリュックにおさめ
施設を出ます
対岸に
廃墟と化した
武蔵小杉高校の校舎が見える
丸子橋付近の河川敷で
オカリナをふき出した

しばらくして
人の気配を感じた結衣は
手を止めます
バドミントンの貴公子
と言う別名もしっくりくる
グエン・ヴァン・チェットこと
田代勇次は
両手をポケットに入れ
川面を眺めながら
つぶやきます
いい曲だね

清墨学園での
ドンパチの後
結衣は
梅田と綾野の協力もあって
現場から逃走したわけですが
実は
もう一人
逃亡&アリバイ工作に
協力した人物がいます
田代槇人(まさと)こと
グェン・ヴァン・ミン
‘パグェ’の指導者
え"ぇ"~

田代!?
はい!
田代勇次の父親っす!
因みに
結衣が
チュオニアンの医療施設爆破の際
目にした
田代勇次似の兵士は
グェン・ヴァン・ハン23歳
勇次の兄でした
チュオニアンを米軍に制圧された折り
いち早く島の北方に逃れ
そのうち
日本に帰化する予定だとか

田代勇次は
パグェの後継者候補
そんな二人が
早朝
河川敷で偶然遭遇
な訳がない!?

第4弾は
新たな展開のための
序章だったのね…

『高校事変Ⅴ』は
2020年1月23日発売どぇす!

高校事変Ⅲ

2019-11-29 | 読書
犯罪史に残る
凶悪な半グレ連合リーダー
優莉匡太を父に持つ
優莉結衣を
全寮制の矯正施設
塚越学園の学園長
角間良治が訪ねてきた
結衣は
転入を薦められる

三浦半島にある
塚越学園を見学するため
施設を後にした
結衣は角間だったが
車は何故か廃工場へ
そこで突然
武装勢力による襲撃を受け
角間らは射殺
結衣も意識を喪失し
気づいた時には
見知らぬ熱帯林の中の施設にいた

どうやら
赤道に近い外国の離島にいるらしいが
そこには
700人もの日本人の生徒児童が
結衣と同様に拉致され
チュオニアンという学校施設で
教育を受けていた
東南アジア系の兵士らが
施設周辺を厳重に警備する上
違反行為が重なった生徒児童は
容赦なく
銃殺刑に処せられてしまう

厳重な統制下かと思いきや
バイクを連ねる暴走族も同然の生徒らがいたり
彼らの
いじめ行為が公認されているふしがあったり
夜間は
何故か全員がしっかり睡眠をとっていたり
不可解な事象ばかりがある
学校と寮
通学路など
すべて監視カメラで見張られ
片時も目を離されない
結衣は
身動きがとれずにいるが
徐々に真相に迫り
チュオニアンの謎を解き明かしていく
そこにあったのは
生徒児童らを待つ過酷な運命だった
運命に逆らうべく
結衣は志を同じくする生徒らに戦い方を教え
反撃に転じていく

一方
葛飾区にある
児童養護施設‘きずな’で暮らす
嘉島奈々未・理恵姉妹も
塚越学園の魔の手が…



‘チュオニアン’とは
ベトナム語とタイ語の
‘学校’から作られた
造語らしい
気がついたら
南国?
何処ともわからない
孤島の
‘チュオニアン’で
学生生活?
でも
見慣れない植物が
生い茂るってると
思いきや
ケシ畑やん
どう考えても
一般定義に当てはまる
学校とは
違う

学校法人塚越学園理事長であり
精神科医兼脳神経外科医だった
角間良治は
学校・家庭・社会に存在する
様々ないじめ暴力に関わる子供を集め
いじめ・暴力等々が
日常的に継続した時
被害者側・加害者側の脳に
どんな兆候が表れるか
体系的に証明するための
実験材料として拉致していたことが判明
こやつと
過去
ソウ・マウンのクーデター軍に籍を置き
時に
セルビアの傭兵部隊に加わり
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に参戦した
元傭兵・檜蘇斗眞(ひそとうま)こと
國臍升覚(くにほぞしょうかく)が
チュオニアンで学園長を名乗り
IS少年兵育成の如く
虐待や恐怖を要して
健全な子供を教育できると
結託してました

おいおい
優莉結衣を
そこいらへんにいる
素行不良と
一緒にしてない?

こんな不条理な状況を
ダークサイトヒロインの
優莉結衣が
受け入れるハズなかろう
許すはずなかろう

甘いわ!

いかも
今回は
警察も公安もいない
日本の法律が及ばない
孤島!
無法地帯です
とは言え
丸腰で
700人もの一般(とは言い難いが)学生を
守らなければならない
圧倒的に不利な状況下で
なんと
‘女子(おなご)’が大活躍
いえいえ
拉致された生徒が
一致団結
生きるために
反撃開始!

犠牲者を出すことなく
全員救出成功!
また
自らの力で
生き抜いた生徒達は
後のMRI検査により
PTSD
心的外傷後ストレス障害を患うどころか
これ以上の健康な状態はないほどに
安定していました

今度こそ
結衣のしっぽを掴めるかと
思っていた
公安や警察は
今回も
地団駄ふんでおります

最後に
チュオニアンの医療施設爆破
熱風が吹き荒れる中
結衣は
小さな額に入った
兵士の顔写真の中に
見覚えのある顔を見つけました
田代勇次
ベトナムから帰化した
高校生
旧名グエン・ヴァン・チェット
なに~
『高校事変Ⅰ』
内閣総理大臣訪問視察中の
公立高校を舞台にした
武装勢力との戦いにも
関係していたっぽい
グエン・ヴァン・チェットこと
田代勇次が
またしても絡んでる?
何者?

一見
リアリティに欠ける内容だ!
だからこそ
破天荒な展開が
書けたんだ!
と思ってしまうのですが
実は
現実に
起こりうる
いやむしr
大なり小なり
現在進行形で
似通ったことが
日々
日常的に行われていると
思ったいてほうが
正解…

高校事変Ⅱ

2019-11-28 | 読書
世間を震撼させた
「武蔵小杉高校事変」から2か月
平成最悪のテロリストの次女
優莉結衣は
葛飾区にある
児童養護施設‘きずな’で暮らしながら
葛飾東高校に通っていた
そんな中
結衣と同じ養護施設に暮らす
嘉島奈々未が行方不明に
更に
都内の女子高生三十一人にも及ぶ
未成年女子が
失踪していたことも判明する
結衣は
奈々未の妹理恵に懇願され
調査に乗り出すが…
JKビジネスや特権階級の存在など
日本社会の「闇」の数々が
浮かび上がってくる
問題作
ダークヒロインシリーズ第2弾!



世間が
「武蔵小杉高校事変」で
武装集団が
図書室を慰安所し
多くの女子高生に
性的虐待をしたことが
公となり
国会で
未成年売春が問題視
その影響で
JKビジネスは
深刻な打撃を受けます
そんな中
児童養護施設‘きずな’で暮らす
嘉島奈々未が
門限時間を過ぎても
帰宅せず
心配した職員は
警察に捜索願を依頼する
しかし
昨今の高校生が
無断で家をあけることは
多々あり
真剣に操作してくれそうにない
妹の理恵は
施設に
犯罪史に残る
凶悪な半グレ連合リーダー
優莉匡太を父に持つ
姉と同い年の高校生
結衣に
姉の操作協力を求める
てな具合で
結衣は
新たな事件に
首を突っ込むことになります

単たる
家でかと思いきや
警察にも
圧力を加えられる
資産家
辻舘啓壱の息子
辻舘鎚狩(てがり)が
誘拐犯といて
浮かび上がる
なんてもんじゃ~ない!
鎚狩は
これまでに
31人もの女子高生を
殺害しておりやした!
32人目となる
嘉島奈々未を拉致たまま逃走
警察は
鎚狩の行方をまったく追えず
理恵は理恵で
勝手に動きまわり
自ら窮地に陥る始末!
何も出来ないんだから
動くな!無力な存在
結衣の足を引っ張るな!

結衣は
資産家
辻舘鎚狩から
奈々未を奪還しつつ
理恵を
やくざのアジトから
救出しなければならなくなります
見事に
やってのけましたよ
優莉結衣は!
牛頭組系佐座一家の殲滅
資産家
辻舘啓壱とその息子鎚狩親子の抹殺を!
警察・公安をはじめ
周囲の大人を
気持ちの良いまでに
出しぬいてます
横浜ランドマークタワーの
テッペンから
逗子までひとっ飛び!
特殊部隊顔負けです
ダークヒロインの
勧善懲悪
ここまで
一刀両断してくれると
爽快感あります
勿論
フィクションだからこその
展開なのも承知!

ですが
今回の件
結衣は
まったくもって
迷惑な話です
どんな事情があれ
売春で稼ぐ道を選んだのは
奈々未自身
同じ施設に
住んでいるだけで
会話もしたことない
結衣が
ここまですることあんの?
しかも
奈々未姉さんが
卒業するまえ
高校でいじめられないように
守ってくれって
何処まで
身勝手なん理恵って子は!
って
それを言ったら
話しにならないか!?

高校事変Ⅰ

2019-11-27 | 読書
優莉結衣(ゆうり・ゆい)は
平成最大の
テロ事件を起こし死刑になった
優莉匡太の次女
事件当時
彼女は9歳で
犯罪集団と関わりがあった証拠はない
現在は
児童養護施設で暮らしながら
神奈川県立武蔵小杉高校
2年C組に在籍するJK
この学校を総理大臣
矢幡嘉寿郎が
訪問することになった

総理がSPと共に
校舎を訪れ
生徒や教員らとの懇親が始まるが
突如
武装勢力が侵入
総理が
人質にとられそうになる
総理を会わせられないと判断した
学校側が
第一校舎四階の西端
地理歴史教室に
隔離されていた結衣は
逃げ惑う総理ら一行と遭遇
次々と襲ってくる
武装勢力を
化学や銃器の
たぐいまれなる知識や機転で
次々と撃退していく

一方
高校を占拠した武装勢力は
具体的な要求を伝えてこない
真の要求は?
そして
事件の裏に潜む驚愕の真実とは?
人質になった生徒たちと共に
あなたは日本のすべてを知る!



待ってました!
と書くべきなのかな
臨床心理士にして
元航空自衛官
岬美由紀を主人公とした
千里眼シリーズ以来です

しかも
今回の
戦うヒロインは
平成最大の
テロ事件を起こした
優莉匡太の遺児
優莉結衣
もちろん
松岡圭介氏定番
結衣は
黒髪ロングのストレート
色白の小顔
つぶらな瞳
華奢でありながら
抜群のプロポーション
左利き
運動神経に優れ
父匡太に劣らぬ
戦闘・情報収集に長けた人物
英語と中国語が堪能
完璧!
しかも
現役高校生

日頃から
辛辣な言葉や態度をしめす
同級生や
総理大臣を守りながら
結衣が
武装勢力を
鎮圧(と言うより抹殺)していく展開は
読んでいて
不謹慎だけど
小気味よく
清々しかった

岬美由紀のように
国内外で
孤軍奮闘する訳じゃないけれど
社会の縮図とも言える
高校の敷地内に
日本社会が
リアルに抱えている
少子高齢化 拉致問題
従軍慰安婦問等々
織り込みながら
千里眼シリーズに
劣らず
読み応えのある展開を
書き上げた
松岡圭介氏は
流石ですね~

結衣には
腹違いの兄弟(姉妹)が
かなりいるらしいので
シリーズ化されていく中で
登場するんでしょう
兄弟(姉妹)同士の対立も
あるかも!
長期シリーズ化かな?

映画化されれば
R指定確実!
ドラマ化は
教育上よろしくないので
やめて頂きたいくらい
描写が▼#%&★…
ではあります

NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』

2019-11-26 | 舞台/役者
野田秀樹が
2年半ぶりの新作舞台
『Q:A Night At The Kabuki』 で描くのは
‘禁断の恋’
シェイクスピア不朽の名作
『ロミオとジュリエット』をベースに
なんと
‘2人のロミオ’と‘2人のジュリエット’が登場
その‘4人のロミジュリ’を演じるは
松たか子
広瀬すず
上川隆也
志尊淳

『Q』:A Night At The Kabuki SPOT映像


そして
音楽は
あの世界的ロックバンド
Queen
歴史に残る名盤
『オペラ座の夜』の世界観を
前代未聞の
豪華キャストと共に
野田秀樹は
舞台上に
どんな世界化を
構築するのか


Photo/rockin'on.com

NODA・MAP
お得意の
色彩と
言葉遊び
役者陣の
独特な
身体表現
痛烈な社会風刺

その先に見える
真実を
見極められるのか
σ(^_^;)!?


Photo/rockin'on.com

~ものがたり~
12世紀の日本
激しく敵対する
源氏と平家が
唯一休戦する
12月24日
パーティー会場で
偶然出会った
源の愁里愛(広瀬すず)と
平の瑯壬生(志尊淳)は
一目惚れ
敵同士でありながら
転がりだした恋は止まらない


Photo/ORICON NEWS

愛する人のため
家も名前も捨てると
思い詰める
若気の至り的な
ふたりを見守るのは
それからの愁里愛(松たか子)

それからの瑯壬生(上川隆也)

この恋を
悲劇で終わらせないために
あの手この手を尽くす
はたして過去は
変えることができるのか!?


Photo/rockin'on.com

たった5日間
432000秒の恋が
死という悲劇に終わらないよう
躍起になって
運命の先回りをしようとする
それからの愁里愛

それからの瑯壬生
なんですけど
より積極的なのは
それからの愁里愛
といった印象


愁里愛と瑯壬生は
実は
死んでいなかった
生きてたのに
何故
互いの生死を知ることく
愁里愛は
七里ヶ浜の尼寺へ
北鎌倉の
東慶寺
じゃないのね?

瑯壬生は
極寒の北国でへ
離れ離れに
成らなければならなかったのか


Photo/rockin'on.com

演出家
野田秀樹氏が
舞台に
‘2人のロミオ’と
‘2人のジュリエット’を
登場させたのは何故か

キャピュレット家 vs モンタギュー家
この構想を
源氏 vs 平氏
とリンクさせ
後に
シベリア抑留シーンがあることから
第二次世界大戦を
彷彿させる展開
その意図は何?


Photo/日刊スポーツ(上) ORICON NEWS(下)

いっそ
名前をお捨てになって!

その言葉に従い
瑯壬生が
すべてを捨て
名もなき存在達と共に
戦場そして
極寒の北国へ…

過酷な労働
粗末な食糧
人としての存在価値を
否定されながら
それでも
生きようとする
愛する人・家族
希望が力となって

この流れ
この展開

「エッグ」しかり
「逆燐」しかり

演出家
野田秀樹の
作品に込めた思い
作品を通して
訴えたいこと
徹底してます


Photo/rockin'on.com

しかも
バックに流れるのは
クイーン
4枚目のアルバム『オペラ座の夜』

運命
時代
社会といった
とてつもなく
巨大なものによって
一度は
葬り去られた
自分の‘存在’を
‘自分の生’を
取り戻そうとする
その瑯壬生の姿が
クイーンの
伝説的ボーカル
フレディ・マーキュリーの
死生観とも
リンクしてたりする

どんだけ
つめこんでくるだ
野田秀樹
消化しきれません


Photo/ORICON NEWS

ラストシーン
届かなかった
真っ白な手紙を
読む(語る)くだり
流れるは
Love Of My Life

Love of my life- you've hurt me,
You've broken my heart and now you leave me,
Love of my life can't you see,
Bring it back, bring it back,
Don't take it away from me,
Because you don't know-, what it means to me.
Love of my life don't leave me,
You've taken my love, you now desert me,
Love of my life can't you see,
Bring it back, bring it back,
Don't take it away from me
Because you don't know- what it means to me.

You won't remember-
When this is blown over
And everything's all by the way-
When I get older
I will be there at your side to remind you
how I still love you-
I still love you.

Back-hurry back,
Please bring it back home to me,
Because you don't know what it means to me-
Love of my life
Love of my life...

後で
和訳検索して泣けた
(リアルタイムで理解できてらなぁ~)
 

Photo/rockin'on.com

広瀬すずさん
伸びやで
とても響く声質をお持ちです
時折
「ちはやぶる」の千早!
出てきてた?
最初の一声で
あっ
野田さん好きな音質だ!
なるほど
起用する訳だ

と納得した

とは言え
舞台役者としての才能
その片鱗
確かに感じました
願わくば
舞台
好きになって欲しいです

海外の古典作品なら
若手の登竜門?
シェークスピアの
「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット
「ハムレット」のオフィーリア
を経て
ジャンヌ・ダルク
とか
日本の古典作品なら
「春琴抄」の春琴
あと
「飛龍伝」の神林美智子
見てみたいです


Photo/rockin'on.com

NODA・MAP
初参加
志尊淳さん
志尊さんの舞台と言えば
「ミュージカル・テニスの王子様」の
イメージが強い
役者さんですが
白井晃氏演出の
「春のめざめ」をはじめ
着実に
舞台キャリア積んでます
テレビや映画でも
色んなキャラクターを
見事に演じ分けてます

志尊さんのオーラって
基本的に
無色透明なんじゃないかな?
アクの強さがない
ニュートラル
でも
与えられた作品・役柄
演出家によって
自由自在
変幻自在に
変われるタイプの
役者さん

これからの活躍
楽しみでしょうがないです




今年は
この舞台が
最後の観劇です
来年は
どんな
作品に合えるんだろう
どんな役者さんが
出てくるんだろう
心おきなく
観劇できる
年になりますよ~に!

今年も
支離滅裂な感想
お読み頂き
ありがとうございました

ISUジュニア&シニアグランプリシリーズ・ファイナル2019トリノ「シングルス出場選手」 

2019-11-25 | フィギュアスケート


2019年12月04日(水)~12月08日(日)
開催場所:トリノ(イタリア)

Senior-Gentleman             ポイント      1戦目         2戦目
羽生結弦(日本)             30ポイント     1位/322.59      1位/305.05
ネイサン・チェン(アメリカ)       30 〃       1位/299.09      1位/297.16
アレクサンドル・サマリン(ロシア)    28 〃       2位/265.10      1位/264.45
ドミトリー・アリエフ(ロシア)      24 〃       3位/253.55      2位/259.88 
ケヴィン・エイモズ(フランス)      24 〃       3位/254.64      2位/250.02
ボーヤン・ジン(中国)          20 〃       6位/224.98      1位/261.53 

Senior-Lady                ポイント      1戦目        2戦目
アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)    30ポイント     1位/236.00      1位/244.00
アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)   30 〃       1位/241.02      1位/234.47
アンナ・シェルバコワ(ロシア)      30 〃       1位/227.76      1位/226.04
紀平梨花(日本)             26 〃       2位/230.33      2位/231.84
アリーナ・ザキトワ(ロシア)       24 〃       2位/216.06      3位/217.99
ブレイディ・テネル(アメリカ)      22 〃       2位/216.14      4位/211.31
 
Junior-Gentleman             ポイント       1戦目         2戦目
アンドレイ・モザリョフ(ロシア)     30ポイント     1位/223.72      1位/236.44
鍵山優真(日本)             28 〃       1位/234.87      2位/245.35
ピョートル・グメンニク(ロシア)     28 〃       1位/222.14      2位/232.39
ダニエル・グラッスル(イタリア)     26 〃       3位/228.64      1位/241.53 
佐藤駿(日本)              26 〃       1位/217.12      3位/219.69
ダニイル・サムソノフ(ロシア)      26 〃       3位/211.62      1位/250.51    
 
Junior-Lady               ポイント       1戦目        2戦目
カミラ・ワリエワ(ロシア)        30ポイント     1位/221.95     1位/221.00
アリサ・リウ(アメリカ)         30 〃       1位/208.10     1位/203.10
イ・ヘイン(韓国)            30 〃       1位/197.63     1位/203.40
クセニア・シニツィナ(ロシア)      28 〃       2位/204.25     1位/215.58
ダリア・ウサチョワ(ロシア)       26 〃       2位/194.40     2位/197.19
ビクトリア・ワシリエワ(ロシア)     24 〃       3位/198.79     2位/196.47


Photo/Sports navi

今シーズンの
ファイナリスト
揃いました
日本からは
羽生結弦 シニア男子
紀平梨花 シニア女子
鍵山優真/佐藤駿
4名が出場します

相変わらず
ロシアが
幅聞かせてます
特に
今シーズン
シニア女子は
6戦すべて
ロシア選手が
優勝しています
未来の担う
ジュニア女子に関しては
ファイナルに
日本選手
ひとりも出場できませんでした
手も足も出ません
それどころか
更に
大きく
水をあけられてしまった感じがします
しかも
この差
縮まる気がしない


Photo/朝日新聞DIGITAL 撮影:日吉 健吾

気が付けば
シニア男子も
2人ファイナル
出場決めてますから…
国家規模の
選手育成に
日本は
個々で対抗できるのか?

3月の
世界選手権以来
羽生選手と
ネイサン・チェンが
同じリンクで演技します
恐らく
ふたりの
高異次元?の共演に
残る4人が
どこまでついていけるか

女子は
昨シーズン
Jr.ファイナル&Jr.世界選手権を
戦ってきた選手が
クワド引っさげて
シニア勢を圧倒…
ロシア勢 vs 他国選手
と同時に
シニア2年目以降 vs シニアデビュー組
そして
来シーズン
ロシアのメンバーが
総入れ替わりの可能性‘大’
なので
紀平梨花選手は
個々の選手と言うより
ロシア勢と
同じ土俵で戦うために
クワド・サルコウ
必要かもしれません

戦わずして
去っていく選手
いると思うんですよ
ロシアには…

祝 横浜FCJ1昇格!!

2019-11-24 | スポーツ

J2 第42節 最終戦
横浜FCは
勝てば
自動的にJ1昇格ですが
負ければ
3位につけている
大宮アルディージャの
勝敗次第で
プレーオフに回ることに…

共に
14時から
試合が始まりました

前半32分 横浜FC FW皆川佑介選手ゴール
後半07分 横浜FC MF齋藤功佑ゴール

因みに

大宮 vs ツエーゲン金沢
前半14分 大宮 DF渡部大輔ゴール
後半16分 金沢 MF清原翔平ゴール

頑張れ金沢!


後半37分
MF中村俊輔 OUT  →  DF田代真一 IN
後半42分
MF松尾佑介 OUT  →  FW三浦知良 IN
  
 2位     17位        
横浜FC vs 愛媛FC    
   2     0       

 3位            10位
 大宮アルディージャ  vs  ツエーゲン金沢
     1            1


13年ぶり
横浜FCが
三浦和良と中村俊輔が
J1の舞台に
帰ってくる!


Photo/Sponichi Annex

来シーズン
J1昇格 柏レイソル/横浜FC
2チームが
昇格確定!

・・・
すでに
優勝を決めている
柏レイソルは
最終戦
京都サンガF.C.相手に
13-1 ?
13-1 !?

J1参入を賭けて
レーオフを戦うのは
3位 大宮アルディージャ
4位 徳島ヴォルティス
5位 ヴァンフォーレ甲府
6位 モンテディオ山形
4チームです


Photo/ゲキサカ(下段左) 日刊スポーツ(上/下段右)

因みに
J1では
横浜F・マリノスが
2節を残し
首位なんですよ
え”!?
ですよ
も~びっくり

33節 対川崎フロンターレ(4位)
34節 対FC東京(2位)
よりによって
この2チームと対戦です
個人的には
常に
J1上位
キープしてくれれば
それで
十分だったりしている

ISUグランプリシリーズ2019第6戦NHK杯「男子FS」

2019-11-24 | フィギュアスケート

Free Program Starting Order 
Group1
コンラッド・オーゼル(カナダ)       4Lz 3Lo 4T+2T 4T/3A+3T 3A3Lz+1Eu+3S 
                      → 4A 3Lo 4T 3A+3T/3A 3Lz+1Eu+3S 3Lz+2T 
アレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)    4T 3A 3Lz 3Lo/3A+2T 3F 3F+1Eu+3S
                      → 4T 3A 3Lz 3Lo/3A+2T 3F+3T 3F+1Eu+3S
樋渡知樹(アメリカ)            4T+3T 4T 3A+2T 3S/3A 3Lz+1Eu+3F 3Lo
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)      3A+2T 3T 3A 3S/3Lz+3T+2Lo 3F+3T 3Lo
                      → 3A+2T 4T 3A 3F/3Lz+1Eu+3S 3F+3T 3Lo
山本草太(日本)              4S 4T+3T 4T 3A+2T/3A 3Lz+1Eu+3S 3F
                      → 4S+3T 4S 4T 3A+2T/3A 3Lz+1Eu+3S 3F 
アントン・シュレポフ(ロシア)       4S 3Lz+3T 3A+2T 3F/3A 3Lz+1Eu+3S 3Lo
                      → 3F 3Lz+3T 3A+2T 2A/3A 3Lz+1Eu+3S 3Lo

Group2
島田高志郎(日本)             4S 3A+3T 3Lo 3F/4T+2T 3A 3Lz+1Eu+2S
                      → 4T+3T 3A+2T 3Lo 3F/4T 3A 3Lz+1Eu+3S
ロマン・サドフスキー(カナダ)       4S 3F 3A 3Lo/4S+1Eu+3S 3A+2T 3Lz+3T
マカール・イグナトフ(ロシア)       4S 4T 3A 3F+3T/3Lz+3T 3Lz+1Eu+3S 3Lo
羽生結弦(日本)              4Lo 4S 3Lz 4T/4T+1Eu+3F 3A+3T 3A+2T
ケビン・エイモズ(フランス)        4T+3T 4T 3A+2T 3Lo/3A 3Lz+1Eu+3S 3F
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)       4T+3T 3A+2T 3T+1Eu+3S 3Lo/3A 3Lz+2T+2Lo 2A
                       
山本草太選手
島田高志郎選手は
兎に角
シニアの舞台で
地元の
プレッシャーの中で
何としても
クワド成功させてほしい

羽生結弦選手には
より完成度の高い
パーフェクトな演技を
お願いしたいです
願わくば
世界最高得点更新!


Photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

昨日
試合後の会見で
前にロシアがスケートの原点って仰っていましたが
コーチはなぜ最初からロシア人ではなかったのですか?

と言う
質問受けてたようです

確かに
羽生選手の
スケーティングは
ロシアっぽい!
ですが
練習拠点
海外に移そうとした頃って
ロシア男子
全体的に
低迷してませんでしたっけ?
エフゲニー・プルシェンコも
現役でしたし
勘違いしてたら
ごめんなさいです

何より
クリケットクラブと言う
組織体系がしっかりしていて
練習施設が整っていて
コーチ・スタッフ陣も揃ってて
生活環境もいい
習得するにしても
ロシア語より英語の方が
難易度低かったとか?
結果的に
選手を育てる=人を育てる
ブライアン・オーサー氏の
指導方針が
羽生選手には
ど真ん中でした!

とは言え
例えば
2022年以降
ひと段落した後
ロシアの指導方法とか
体験するの賛成です
個人的には
ブライアン・ジュベールや
ステファン・ランビエールとも
一層
接点もって欲しいと
思ってます


Photo/毎日新聞 撮影:貝塚 太一

<男子結果>
1.羽生結弦(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計305.05(FS:1位/195.71 SP:1位/109.34)
2.ケビン・エイモズ(フランス)・・・・・・・・・・・・・・合計250.02(FS:3位/158.55 SP:2位/91.47)
3.ロマン・サドフスキー(カナダ)・・・・・・・・・・・・・合計247.50(FS:2位/168.99 SP:4位/78.51) SB
4.セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・合計239.05(FS:6位/150.42 SP:3位/88.63) SB
5.ジェイソン・ブラウン(アメリカ)・・・・・・・・・・・・合計231.27(FS:4位/157.54 SP:8位/73.73)
6.山本草太(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計226.27(FS:5位/151.39 SP:7位/74.88)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
9.島田高志郎(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計213.65(FS:10位/137.67 SP:6位/75.98)

Judges Scores はコチラ

PB(Personal Best) … 1人の選手が記録したスコアのうち最も高いスコアこと
SB(Season Best Total Scores) … 1人の選手がシーズン中記録した最高スコア



Photo/Sports navi

ショート
7位からのスタートとなった
山本草太選手
4S+3T(クワド・サルコウ~トリプル・トウループ) → ①4S+2T
4S(クワド・サルコウ) → ②2S
4T(クワド・トウループ)
3A+2T(トリプル・アクセル~ダブル・トウループ) → ③3A
~後半~
3A(トリプル・アクセル) → ④3A+2T
3Lz+1Eu+3S(トリプル・ルッツ~オイラー~トリプル・サルコウ) → ⑤3Lz! 
3F(トリプル・フリップ) → ⑥3F+1Eu+3S

リカバリー
頑張ったのが
良くわかります
取り敢えず
成功率あげよう!

今年
シニアデビューとなった
島田高志郎選手
4T+3T(クワド・トウループ~トリプル・トウループ) → ①4T
3A+2T(トリプル・アクセル~ダブル・トウループ)
3Lo(トリプル・ループ)
3F(トリプル・フリップ)
~後半~
4T(クワド・トウループ) → ②3Lz<+3T 回転不足
3A(トリプル・アクセル) → ③3A< 回転不足
3Lz+1Eu+3S(トリプル・ルッツ~オイラー~トリプル・サルコウ) → ④3Lz+1Eu+2S

冒頭
すっぽ抜けて
コンビネーション(コンボ)にならず
しかし
後半最初の
クワド・トウループを
トリプル・ルッツ~トリプル・トウループの
コンボに!
但し
ルッツが
アンダーローテーション
後半
バテましたかね~
トリプル・アクセルが
アンダーローテーション
最後の3連続
トリプル・サルコウたダブル・サルコウに…
残念ながら
ショート6位から
フリー10位
総合9位
と言う結果に終わりました
とは言え
手足長くて
綺麗な滑りをする
選手です
ステファン・ランビエールの元で
着実に
力つけていって欲しい
ホントに
頑張って欲しい
選手です

全日本
期待してます
取り敢えず
四大陸選手権代表あたり
目指しませんか?


Photo/Sports navi

羽生結弦選手は
前回
GPS第2戦
スケートカナダと同じ構成
どぇす

4Lo(クワド・ループ)
4S(クワド・サルコウ)
FCCoSp4(フライングチェンジフットキャメルスピン:レベル4)
StSq4(ステップシークエンス:レベル4)
3Lz(トリプル・ルッツ)
4T(クワド・トウループ)
~後半~
4T+1Eu+3F(クワド・トウループ~オイラー~トリプル・フリップ) → ①2T
3A+3T(トリプル・アクセル~トリプル・トウループ) → ②4T+3T< 回転不足
3A+2T(トリプル・アクセル~ダブル・トウループ) → ③3A+1Eu+3S 
ChSq1(コレオグラフィック・シークェンス)
FCSSp4(フライングチェンジフットスピン:レベル4)
CCoSp4(チェンジフットコンビネーションスピン:レベル4)

後半
見せ場の
①クワド・トウループ~オイラー~トリプル・フリップの
3連続コンボが
まさかの
ダブル・トウループ
ですが
トリプル・アクセル~トリプル・トウループを
クワド・トウループ~トリプル・トウループの
コンボに②
但し
トリプル・トウループが
アンダーローテーション
トリプル・アクセル~ダブル・トウループを 
トリプル・アクセル~オイラー~トリプル・サルコウの
3連続コンボ③
リカバリーしてました

ファイナルまで
2週間です
調整期間
短いかな?
と思わない事もないが
羽生選手は
毎年
こんな感じの
スタンスなので
問題ないかと思われます
但し
インフルエンザには
気をつけて!

ISUグランプリシリーズ2019第6戦NHK杯「女子FS」

2019-11-23 | フィギュアスケート

Free Program Starting Order 
Group1
カイラニ・クレイン (オーストラリア)        3F 3Lz+2T 2A+1Eu+3S 3Lo/3Lz 3Lo+2T 2A
マエ・ベレニス・メイテ(フランス)         2A+3T 3Lz+3T 3F 3Lo+2T/2A 3Lz 3S 
                          → 2A+3T 3Lz+2T 3F 3Lo/3S+1Eu+2S 3Lz 2A
メーガン・ウェッセンベルク(アメリカ)       3Lz 3F 3S+2T 2A+3T/3T+2T+2Lo 3S 2A 
                          → 3Lz 3T 3S+2T 2A/3T+2T+2Lo 3S 2A
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)          3F+3T 3Lz 3Lo 3F/2A+3T 3S+2T+2Lo 2A
横井ゆは菜(日本)                  2A 3Lz+2T 3Lo 3F/3S+3T 3Lz 2A+3T+2T 
                          → 2A 3Lz 3Lo 3F/3S+3T 3Lz+2T 2A+3T+2T
スター・アンドリュース(アメリカ)         3T+3T 3F 2A 3Lz/3Lo+2T 2A+1Eu+3S 3Lo

Group2
山下真瑚(日本)                  3F 2A 3Lo 2A/3Lz+3T+2T 3Lz+3T 3S+2T
                          → 3Lz+3T 2A 3Lo 3S+2T+2Lo/3Lz+3T+3F+2A
アリーナ・ザキトワ(ロシア)            3Lz+3Lo 2A+3T 3S 2A/3Lz 3F+2T+2Lo 3F   
イム・ウンス(韓国)                3Lz+3T 3Lo 2A+3T 3Lz/3S 3F+2T+2Lo 2A
                          → 3Lz+3T 3Lo 2A+3T 3F/3S 3F+2T+2Lo 2A
紀平梨花(日本)                  4S 3A+2T 3Lz 3A/3Lz+3T 3F+1Eu+3S 3Lo 
                          → 4S 3A+2T 3Lz 3A/3F+3T 2A+1Eu+3S 3Lo
アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)         3A+2T 3A 2A 3Lo/3F+3T 3F+1Eu+3S 3Lz
カレン・チェン(アメリカ)             3Lz+3F 2A+3T 3S/2A+1Eu+3S 3Lz+2T 3Lo

2位につけている
紀平梨花選手ですが
前日
ショートの後
クワド・サルコウ
フリー導入について
当日の調子で
導入するか回避するか
決めます
と言ってました
午前中の練習では
着床できておらず
6分間練習でも
クワド・サルコウ
跳びませんでしたので
今回は回避とみた!


Photo/Sponichi Annex 小海途 良幹

<女子結果>
1.アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)・・・・・・・・・・合計240.00(FS:1位/154.96 SP:1位/85.04) PB
2.紀平梨花(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計231.84(FS:2位/151.95 SP:2位/79.89) SB
3.アリーナ・ザキトワ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・合計217.99(FS:3位/151.15 SP:4位/66.84)
4.横井ゆは菜(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計189.54(FS:4位/126.87 SP:8位/62.67)
5.山下真瑚(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計189.25(FS:6位/123.55 SP:5位/65.70) SB
6.ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)・・・・・・・・・・・合計183.27(FS:6位/119.42 SP:7位/63.85)

Judges Scores はコチラ
PB(Personal Best) … 1人の選手が記録したスコアのうち最も高いスコアこと
SB(Season Best Total Scores) … 1人の選手がシーズン中記録した最高スコア

横井ゆは菜選手
フリー 151.15
SB更新

山下真瑚選手
フリー 123.55
ショート 65.70
共にSB更新
勿論
トータルも
189.25で
これまた
シーズベスト更新
共に
6位入賞です



Photo/Sponichi Annex 小海途 良幹

日本人唯一
グランプリファイナル
出場のかかる
紀平梨花選手は
第2戦の構成
3A+2T 3A 3F 3S/3F+3T 2A+2T+2Lo 3Lo
を変え
4S(クワド・サルコウ)導入用の
構成に挑みました

第6戦
4S 3A+2T 3Lz 3A/3Lz+3T 3F+1Eu+3S 3Lo → 4S 3A+2T 3Lz 3A/3F+3T 2A+1Eu+3S 3Lo

4S(クワド・サルコウ) → ①3S
3A+2T(トリプル・アクセル~ダブル・トウループ)
3Lz(トリプル・ルッツ) → ②3F
3A(トリプル・アクセル)
~後半~
3F+3T(トリプル・フリップ~トリプル・トウループ) → ③3T< 回転不足
2A+1Eu+3S(ダブル・アクセル~オイラー~トリプル・サルコウ) → ④2A+2T+2Lo
3Lo(トリプル・ループ)

実施構成は
①クワド・サルコウ導入にむけてのプログラム 敢えてトリプル・サルコウにしたようです
②トリプル・ルッツ回避してトリプル・フリップに
③2本目のトリプル・トウループがアンダーローテーション
④第2戦の構成キープ
になりました


Photo/Sponichi Annex 小海途 良幹

結果は
第2戦に続き2位
NHK杯
2連覇は逃しましたが
フリー 151.95
トータル 231.84
SB更新
今回の構成は
4S導入への
足がかりとして
大成功だと思います
何より
紀平選手の
自信に
繋がったと思います

お疲れ様でした
ファイナル
結果を恐れず
高みを目指して下さい!

ISUグランプリシリーズ2019第6戦NHK杯「男女SP」

2019-11-23 | フィギュアスケート

Gentleman-Short Program Starting Order 
Group1
ロマン・サドフスキー(カナダ)        4S+3T 3A/3Lz
アントン・シュレポフ(ロシア)        4S 3A/3Lz+3T → 3F 3A/3Lz+3T  
コンラッド・オーゼル(カナダ)        4T+3T 4S/3A → 4F+3T 3Lz/3A
山本草太(日本)               4S 4T+3T/3A → 4S+3T 4T/3A
マカール・イグナトフ(ロシア)        4S+3T 4T/3A
島田高志郎(日本)              3A 4T/3Lz+3T

Group2
樋渡知樹(アメリカ)             4T 3A/3Lz+3T
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)        4T+3T 3Lz/3A
ケビン・エイモズ(フランス)         4T 3Lz+3T/3A
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)       3F 3A/3Lz+3T
羽生結弦(日本)               4S 3A/4T+3T 
アレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)      3A 4T+3T/3Lz

<男子結果>
1.羽生結弦(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・109.34
2.ケビン・エイモズ(フランス)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91.47
3.セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88.63 SB
4.ロマン・サドフスキー(カナダ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78.51
5.マカール・イグナトフ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78.47
6.島田高志郎(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75.98 PB
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
7.山本草太(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74.88
8.ジェイソン・ブラウン(アメリカ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73.73
9.アントン・シュレポフ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71.76 SB
10.コンラッド・オーゼル(カナダ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70.35
11.樋渡知樹(アメリカ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64.54
12.アレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61.97

Judges Scores はコチラ
PB(Personal Best) … 1人の選手が記録したスコアのうち最も高いスコアこと
SB(Season Best Total Scores) … 1人の選手がシーズン中記録した最高スコア


Photo/毎日新聞 撮影:貝塚 太一

山本草太選手
4S 4T+3T/3A から
4S+3T 4T/3A に変更してきました

4S+3T(クワド・サルコウ~トリプル・トウループ)
4T(クワド・トウループ) → 2T(ダブル・トウループ)ノーカウント
~後半~
3A(トリプル・アクセル) → 3A
2Tの
ノーカウントは痛かった
トリプル・アクセルも
思うように
出来ば加算
貰えず…
フリーは
1本1本丁寧に行こう!


Photo/毎日新聞 撮影:貝塚 太一

島田高志郎選手
3A(トリプル・アクセル)  
4T(クワド・トウループ) → 4Tfall
~後半~
3Lz+3T(トリプル・ルッツ~トリプル・トウループ)
この後
ステップシークエンスで
まさかの転倒


6番手!
フリーでは
羽生選手と同じ
最終グループでの
滑走となります
頑張れ!


Photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹(左) 毎日新聞 撮影:貝塚 太一(右)

羽生結弦SP構成
4S(クワド・サルコウ) 
3A(トリプル・アクセル)
~後半~
4T+3T(クワド・トウループ~トリプル・トウループ) 
FCSp4(フライングキャメルスピン:レベル4)
StSq4(ステップシークエンス:レベル4) 
CCoSp4(チェンジフットコンビネーションスピン:レベル4)

直前の練習で
タイミング
つかめなかった
クワド・トウループ~トリプル・トウループ
クワド着氷後
いつもより
深く沈み込んでしまい
トリプル・トウループ
手を上げる
いつもの形に
出来ませんでした
残念
とは言え
ただひとり
100点越え

明日の
パフォーマンス
期待させて頂きます


Photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

Gentleman-Free Program Starting Order 
Group1
コンラッド・オーゼル(カナダ)        4Lz 3Lo 4T+2T 4T/3A+3T 3A3Lz+1Eu+3S
アレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)     4T 3A 3Lz 3Lo/3A+2T 3F 3F+1Eu+3S
樋渡知樹(アメリカ)             4T+3T 4T 3A+2T 3S/3A 3Lz+1Eu+3F 3Lo
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)       3A+2T 3T 3A 3S/3Lz+3T+2Lo 3F+3T 3Lo
山本草太(日本)               4S 4T+3T 4T 3A+2T/3A 3Lz+1Eu+3S 3F 
アントン・シュレポフ(ロシア)        4S 3Lz+3T 3A+2T 3F/3A 3Lz+1Eu+3S 3Lo

Group2
島田高志郎(日本)              4S 3A+3T 3Lo 3F/4T+2T 3A 3Lz+1Eu+2S
ロマン・サドフスキー(カナダ)        4S 3F 3A 3Lo/4S+1Eu+3S 3A+2T 3Lz+3T
マカール・イグナトフ(ロシア)        4S 4T 3A 3F+3T/3Lz+3T 3Lz+1Eu+3S 3Lo
羽生結弦(日本)               4Lo 4S 3Lz 4T/4T+1Eu+3F 3A+3T 3A+2T
ケビン・エイモズ(フランス)         4T+3T 4T 3A+2T 3Lo/3A 3Lz+1Eu+3S 3F
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)        4T+3T 3A+2T 3T+1Eu+3S 3Lo/3A 3Lz+2T+2Lo 2A


Photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

Lady-Short Program Starting Order 
Group1
メーガン・ウェッセンベルク(アメリカ)    3Lz 3T+3T/2A
横井ゆは菜(日本)              3F+3T 2A/3Lz
カイラニ・クレイン (オーストラリア)     3LO+3Lo 2A/3Lz
マエ・ベレニス・メイテ(フランス)      2A 3F+3T/3Lz 
カレン・チェン(アメリカ)          3Lz+3T 2A/3Lo
スター・アンドリュース(アメリカ)      3T+3T 2A/3Lo

Group2
イム・ウンス(韓国)             3Lz+3T 3F/2A
山下真瑚(日本)               3F 2A/3Lz+3T → 3Lz+3T 2A/3Lo
アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)      3A 3Lz/3F+3T
アリーナ・ザキトワ(ロシア)         3Lz+3Lo 2A/3F
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)       3F+3T 3Lo/2A
紀平梨花(日本)               3A 3F+3T/3Lo

<女子結果>
1.アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85.04 PB/WB
2.紀平梨花(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79.89
3.カレン・チェン(アメリカ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67.21 PB
4.アリーナ・ザキトワ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66.84
5.山下真瑚(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65.70 SB
6.イム・ウンス(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65.28
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
7.ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63.85
8.横井ゆは菜(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62.67
9.スター・アンドリュース(アメリカ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58.92
10.カイラニ・クレイン (オーストラリア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55.82
11.マエ・ベレニス・メイテ(フランス)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49.77
12.メーガン・ウェッセンベルク(アメリカ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44.78

Judges Scores はコチラ
PB(Personal Best) … 1人の選手が記録したスコアのうち最も高いスコアこと
SB(Season Best Total Scores) … 1人の選手がシーズン中記録した最高スコア
WB(World Best) … 世界最高スコア


Photo/Sponichi Annex 撮影:小海途 良幹

後半に
コンビネーション入れていた
アリョーナ・コストルナヤは
構成の段階で
37.66ポイント
紀平梨花選手
36.19ポイントで
上回っておりました

ノーミスでした
当然のことながら
1位通過
しかも
世界最高スコア更新

アリーナ・ザキトワは
冒頭の
トリプル・ルッツ~トリプル・ループ
コンビネーションが
単発になってしまいました
後半
トリプル・フリップの後
トリプル・ループつけて
コンビネーションに
したかったようですが
シングル・ループになり
ノーカウント
4位スタート


Photo/毎日新聞 撮影:貝塚 太一

紀平梨花選手は
腰に不安があるらしく
後半のジャンプ
3Loに変更した
している?ようです

3A(トリプル・アクセル)
3F+3T(トリプル・フリップ~トリプル・トウループ)
~後半~
3Lo(トリプル・ループ)

トリプル・アクセルは
今シーズン
一番良い感じだったとか
ただ
最後の
トリプル・ループ
軸がずれたみたいです
2番手につけました

紀平選手
明日のフリー
クワド・サルコウ
入れてきますかね~
2位スタート
得点も
まずまずなので
明日の調子を見て
クワドを
構成に入れるか
回避するか
決めるようです
自分の
思うように
滑ってくれればいいです!


Photo/毎日新聞 撮影:貝塚 太一

Lady-Free Program Starting Order 
Group1
カイラニ・クレイン (オーストラリア)        3F 3Lz+2T 2A+1Eu+3S 3Lo/3Lz 3Lo+2T 2A
マエ・ベレニス・メイテ(フランス)         2A+3T 3Lz+3T 3F 3Lo+2T/2A 3Lz 3S
メーガン・ウェッセンベルク(アメリカ)       3Lz 3F 3S+2T 2A+3T/3T+2T+2Lo 3S 2A
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)          3F+3T 3Lz 3Lo 3F/2A+3T 3S+2T+2Lo 2A
横井ゆは菜(日本)                  2A 3Lz+2T 3Lo 3F/3S+3T 3Lz 2A+3T+2T
スター・アンドリュース(アメリカ)         3F+3T 3F 2A 3Lz/3Lo+2T 2A+1Eu+3S 3Lo

Group2
山下真瑚(日本)                  3F 2A 3Lo 2A/3Lz+3T+2T 3Lz+3T 3S+2T
アリーナ・ザキトワ(ロシア)            3Lz+3Lo 2A+3T 3S 2A/3Lz 3F+2T+2Lo 3F   
イム・ウンス(韓国)                3Lz+3T 3Lo 2A+3T 3Lz/3S 3F+2T+2Lo 2A
紀平梨花(日本)                  4S 3A+2T 3Lz 3A/3Lz+3T 3F+1Eu+3S 3Lo
アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)         3A+2T 3A 2A 3Lo/3F+3T 3F+1Eu+3S 3Lz
カレン・チェン(アメリカ)             3Lz+3F 2A+3T 3S/2A+1Eu+3S 3Lz+2T 3Lo