時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

SALON DU CHOCOLAT 2008

2008-10-31 | 仏蘭西探訪(20区内)
ちょいと
ご無沙汰しました



ボキャブラリーも
専門知識も乏しいもので
連日
映画の感想更新と言うもの
結構しんどかったりするσ(^^;)



水曜日から始まっている
毎年恒例「SALON DU CHOCOLAT」
行って参りました



今年は
水筒持参!
熱々のブラックコーヒー片手に
チョコの試食に励みました

結局
飲む暇なく食べ歩きしてましたけどσ(^^;)



去年に比べ
出店数が結構減ったようですが
その分
フロアに余裕スペースが出来
多少
ゆったり気分で散策出来かな?



試食は
無論のこと
今年は
ドリンクの試食ブースが
比較的多くて
いい感じでした

マイ水筒要らなかったじゃいね~
┐(~ー~;)┌



食べる楽しみも
然る事ながら
見て楽しむことにも
かなりポイントを置いていたような気がします



チョコレートを使った
衣装の他にも
楽しいオブジェが本当に
沢山ありました



鯖の缶詰め
あさり
人参
ホワイトアスパラ
キノコ
ジャガイモ

どれもこれも
愛らしいそのお姿…



有名どころが集まっての
デモンストレーションや
腕を競う
コンテストなどもありました

チョコレートの博覧会ではありますが
ジャムやフォアグラ
ワインやジェラード
スパイス屋さん
なんかもあるんですよ

 

先月行った
‘Pari Fermier’に出店していなかった
ジャム屋さんが
なんと
こちらの会場で
試食&販売していたのですよ

思わず
ジャム買っちゃいました 
^m^


                                           れっきとしたチョコです

来年には
日本でも
この企画が催されると思いますが
基本的に
チョコレートの有名処しか
出店しないのかな?

Paris Expo
10月29日(水)~11月2日(日)
10:00~19:00
入場料12€
会場  Porte de Versaills Halls 5/2 et 5/3
Métre  Porte de Vereailles⑫


L'Atelier du Plateau fait son Cirque 2008

2008-10-25 | 舞台/役者
今年も
‘Cirque’の季節がやって参りました




今年も
L'Atelier du Plateau  fait son Cirque 2008
見に行ってきました

10月9日から始まった
この公演も明日が最終日

日替わりで
色んなパフォーマンスが見れるで
出演者を事前にチェックして行くのがベストかな?



フロアの隅には
カウンターバーがあり
食事も出来ます
大きな鍋からは
美味しそうな香りが漂い
かなり魅力的だっんですが
食べませんでした



今回も
楽しませて貰いました

写真が
見事に全部ピンボケで
お見せ出来ません



なので
オペラ座前での
多分
この時季恒例
若者有志による演奏パフォーマンスを
ご覧下され




夜のピクニック

2008-10-24 | 映画
原作は
第2回本屋大賞に輝いた
恩田陸さんのベストセラー




北校生徒1000人が
一緒に
24時間夜を徹して
80キロを歩く伝統行事‘歩行祭’

今回で最後の歩行祭となる
3年7組の甲田貴子は
密かな想いを抱いて
‘歩行祭’に
参加しようとしていた

それは
一度も話したことのないクラスメイト
西脇融に話しかけるということ



ニューヨークに引っ越してしまい
最後の‘歩行祭’には
参加出来ない
親友の榊杏奈から

「多分 あたしも一緒に歩いてるよ
 去年 おまじないをかけておいた
 貴子達の悩みが解決して
 無事ゴール出来るように
 ニューヨークから祈っています」

と言う
謎の激励絵葉書が送られてきて…

ともかく
今年は
遊佐美和子と二人で
完走を目指す



「貴子達の悩みが解決して…」
少なくとも
貴子には悩みがあった

西脇融と
挨拶すら交わすことが出来ない

二人には
互いの親友にも言えない
特別な秘密があったのです



今年で最後だから
特別な日だから
賭けにでるのは今日しかない!
ひと言でいいから…

そして
最後の歩行祭が始まる



実はこの2人
異母兄妹と言う関係
お互い微妙な立場にして
心情も複雑なのです


そんな事情を知らない
親友や友人たちは
二人が
意識しながらも近づくことができない

勘違いして
告白するようけしかけるのでありました

清々しい青春だね~



北校名物
「歩行祭」とは
恩田陸さんの母校・水戸第一高校で
戦前から行われている
伝統行事なのだそうです

80キロの道のりを
一昼夜かけて歩く

仲間たちと
しゃべりながら歩いていると
あっと言う間に数時間歩いている



実は
小生にも
似たような経験があるのです

なので
この映画
別の意味で思い入れがあったりするのです

山の手線に沿って
一周を一昼夜かけて歩く
ってやつ…

ちなみに
ゴールは上野公園でした



生徒たちは
願掛けじゃないけど

例えば
好きな人への告白だったり
受験の合格祈願だったり
トップでのゴールだったり
歩き切ることだったり…

それぞれの想いを抱いて参加します

色んな思いや出来事を
‘歩行祭’と言う
ただ歩くと言う行為の中で
とても爽やかに描いています



海沿い
長閑な田園風景
そんな所を
ワイワイガヤガヤと
歩くのは

翌日から始まるであろう
全身筋肉痛と
膝関節が勝手に笑だす状態を
予感しつつも

楽しい青春の一コマとなるのであります!

小生も
どうせ歩くなら
映画のように
車の排気ガスにまみれて
ではなく
自然の中を歩いてみたかったかな?



‘歩行祭’は
人生を黙々と歩く
人生を生きる
その縮図のようなモノかも…

そんな思いが
よぎった映画「夜のピクニック」



エッフェル塔に登る

2008-10-23 | 仏蘭西探訪(20区内)
このblogでは
何度も登場している‘エッフェル塔’


      シャン・ド・マルス公園

東京タワーと同じく
眺めるだけで
意外と地元住民は登らないシロモノ


                 現在3箇所から登ることが可能

登ってまいりましたぁ~(*^^)v

チケットを購入のため列に並び
エレベーターに乗り込み2階に上がるまで
およそ45分
それから最上階の3階に上がるエレベーター
待つこと30分



東京タワーと違い
展望台は
簡単な柵や
金網が設置されているだけの吹きさらし

開放感抜群!

気圧の関係で耳がぁ~


        最上階から更に上                    セーヌ&16区シャイヨー宮殿

少々冷たい風と
暖かな日差しを浴びながら
景色を眺め
待つのもこれ一興


                                                   凱旋門!  

さてさて
フリー百科事典『ウィキペディア』によりますれば

フランス革命100周年を記念して
1889年にパリで行われた
第4回万国博覧会のために建造されたエッフェル塔
建設は
万博に間に合わせるため
2年2ヶ月という驚異的な速さで行われたが
1人の死者も出さなかったそうです
って当たり前のことだよね(笑)


          ブローニュの森とパリ副都心‘La Defense’

建設当時の高さは
312.3m(旗部を含む)で
現在は
放送用アンテナが設置されたため
324mなんだそうです

57.6m、115.7m、276.1mの高さに
それぞれ展望台がありまして
第2展望台までは
階段でも昇ることが可能


            セーヌ川&グラン・パレ国立ギャラリー         アンバリッド廃兵院

水圧エレベーターなど
当時の基本構造は
今でも現役で稼動しているそうです

ちなみに
鋼製ではなく錬鉄製の塔


       ギ・ド・モーパッサンが通った1階のレストラン?

奇抜な外見のため
建設当時は賛否両論に分かれたそうで
反対派の文学者ギ・ド・モーパッサンは
エッフェル塔1階のレストランによく通ったが
その理由として
「ここがパリの中で
いまいましいエッフェル塔を見なくてすむ唯一の場所だから」
と言っているそうです
この発言から
「エッフェル塔の嫌いなやつは、エッフェル塔に行け」
と言う諺も生まれたんだって!


        手前か奥の緑の芝生はロンシャン競馬場か?

万博後
来訪者も減ったことや
当初の契約から
1909年に
解体さそうになったのですが
軍事用の無線電波を
エッフェル塔から送信することになり
国防上重要な建築物ということで
現在に至るまで残っているそうです

1991年
この塔を含むパリのセーヌ川周辺は
世界遺産として登録されました



1階フロアには
レストランの他に
休憩エリア
展示室にミニシアターも併設してました

展示室では
2000年の新年を祝って
一見
エッフェル塔から出火したような気にさせるほど
エッフェル塔さんが
過剰な花火をまとった様子が流されてました



σ(^^;) とした事が
2階にある
‘RESTAURANT JULES VERNE’
の写真撮ってくるの忘れました~



最上階(3階)には
小さな個室があり蝋人形が3体ほど…
その部屋の壁に日本語を発見!

昼の景色も楽しいけれど
夜に来て見るのもいいかも!

パリ完全撤退の際には
‘RESTAURANT JULES VERNE’
でディナーしてみっか?


今日
バスで
シャンゼリゼ大通りを横切ったら
既に
並木に
Noël用のイルミネーションの取り付けが…

はやっ (^_^;)


大帝の剣

2008-10-22 | 映画


ある夜
湖に未知の物体が落っこちてきた
その物体には
敵対する二体のエイリアンが潜んでいた

エイリアンの目的は
ズバリ‘オリハルコン’
遥か昔
この地球に飛来したらしい
‘オリハルコン’



地球に飛来する途中で3つに分裂

一つはスカンダの‘独鈷杵(とっこしょ)’
一つはユダの‘十字架’に姿をかえた
一つは古代マケドニアの王・アレキサンダー大王の手に渡り
後に‘大帝の剣’と呼ばれる大きな剣に姿をかえた

この金属は
持つ者の意思に反応し
その生命体の能力を増幅させる

三つのオリハルコンを手にした者は
神のごとき力を得ると言われ
有史以来
どの権力者がそれを欲した



16世紀初頭
を流れに流れたオリハルコンが
日本へ・・・

江戸時代
徳川幕府が生まれてから数十年後
三代将軍の時代になっていたが
豊臣の残党は
まだ反撃の機会をうかがっていた
そんな時代

落下現場に運悪く居合わせた
豊臣の血を引く娘・舞は
‘RAN’と言うエイリアンにのり移られてしまう

そして
もう一対のエイリアンもまた人間にのり移るのであった



この映画の主人公・万 源九郎は
三種の神器の一つ
‘大帝の剣’の所有者

残りのオリハルコンを手に入れ
しかるべき者に託すというのが
祖父から託された遺言



源九郎

豊臣の残党
徳川勢
忍者佐助
天草四郎
エイリアン
入り乱れて
‘三種の神器オリハルコン’の
争奪戦が幕を開ける



ははは…

何なんだ
滅茶苦茶なこの映画は!

一応
真面目に作ったんだよね?



万源九郎役の阿部寛さんが
破天荒なキャラを爆笑モノで好演

舞を演じている
長谷川京子さんの下手さ加減がいい!
 
ここまでヘタッピ~に演じられる
長谷川京子さんの才能に拍手

彼女が演じるRANもです!



佐助役の宮藤官九郎さんと
手妻の籐次役の大倉孝二さん
いい味出してます

宮藤官九郎さんの
台詞の棒読みが新鮮

権三・ダクシャ役の遠藤憲一さんが
ひとり異彩を放ちます




しかし
何と言っても
すんばらすぃ~のは
ナレーターの江守徹さんです

頭を空っぽにして楽しむ
‘B級映画’

この阿保らしさ加減
σ(^^;)
好きですよ




The Mist(霧)

2008-10-21 | 映画
激しい嵐が街を襲った翌日
湖の向こう岸から
霧が発生していた

デイヴィッドは
妙な胸騒ぎに駆られながらも
息子のビリーを連れ
隣人の弁護士ノートンと街へ買い出しに向かう

3人がスーパーマーケットで
レジの順番をしていると
数名の軍人が店にやってくる
通りを軍の車や消防士車が頻繁に往来
そして
サイレンが鳴り響いた



何?

人々が不安を募らせていると
ひとりの中年男が
血を滴らせながら駈け込んで来た
「霧の中に何かいる!ドアを閉めるんだ!ドアを閉めろ!」

で店内はパニック



岸の対岸にあった霧が
音もなく
しかし
雪崩のようなスピードでスーパーマーケットを覆います

霧に包まれた男の絶叫が響き渡る



ミセス・カーモディが呟いた
「死神だわ・・・」

突如
町は地震に見舞われる

パニック・ミステリーの始まりです



スーパーマーケットから出られなくなった主婦が
「8歳子供がお家にいるの 誰か私を家に送って」
と頼みますが
外に出たら危険な訳で
誰も彼女をエスコートしてくれません
彼女は
「みんな最低だわ!」
と非難するんですけど

見ているこっちにしてみれば
『独りで行けよ!』ですわ(笑)

時間の経過とともに
霧の中に生息する異生物たちの存在



超苦手な‘蜘蛛’が出てきたときは
流石に引いた~



スーパーマーケットの店内に閉じ込められた人間たちが
恐怖とパニックに陥る

ひたすら‘神’の導きを信じ
信じるのは勝手だけど
パニックを煽るかのように
黙示録を唱え始めるミセス・カーモディ

独りで祈ってろっつーの

やがて彼女は
霊能力者と崇められていく…
集団心理の恐怖



カルトのループに身をゆだね
生贄を誰にするか思案し始める人間
正常な判断能力を保とうとする人間
ただ流されるまま動かない人間

人間に対する信頼が
見事に失われていきます
人間の基本は‘善’‘悪’

しかし
何を基準に‘善’とし
何を境に‘悪’とみなすのか



壊れていく人間の人格過程が
なかなかリアル

軍の関係者は
な~んもしてくれません
それどころか
さっさと自殺しちゃいました
災害時には
率先して一般人の安全を守るんじゃないのか?



カルト教団と化した
スーパーマーケットの集団の中から
脱出を図ったデイヴィッドたちであったが
車の燃料が底をつき
外にも出ることが出来ない


地響き…

霧の中を行脚する
あまりにも巨大すぎる異形の生物を目の当たりにし

この世界の滅亡を予感したのか
デイヴィッドは拳銃を取り出した

バンの中には5人
弾は4発

デイヴィッドは
バンの外に出た

自ら異形の生物に食われるために

「来いよ!来て見ろよ!」

だが
無常にも
現れたのは軍の装甲車と
全身を防御服で武装した兵士達だった

デイヴィッドの横を

スーパーマーケットに残っていた人々を乗せた
軍のトラックが通過して行く



幻想の世界から
引き戻されたかのように
霧が
晴れていく…

デイヴィッドの行為も
所詮
理性を失った人間の
浅はかな行為でしかなかったのか

最後まで
頑張った主人公が
救われない結末

何と言う
不条理な結末なのでしょう!

異次元に通じる扉の開放により
この世界に飛来した異生物

不気味で
気持ち悪いのではありますが
霧の中を
ゆったりと歩む巨大な造形物の動きが
妙に優美なのでありました

スティーヴン・キングの中編小説
『The Mist(霧)』の映画化と言うことで
見てみました
ちなみに
スティーヴン・キングの
「ショーシャンクの空に」は
『薔薇の名前』と並び
σ(^^;) の好きな映画です

ラストは
原作と違うそうです
主人公たちのショッキングな‘決断’は
全米公開時、さまざまな議論を呼んだ
らしいけど

確かに
後味の悪い映画…



大昔
町に大量発生した蜘蛛が
人間を襲うと言う映画がありました
最後は
主人公と他数名が
車で町から脱出すると言う結末なのですが
そのラストに雰囲気が似ていました

もし
この状況に自分が置かれたら…

想像しつつ
見るのも一興かと…


アキハバラ@DEEP

2008-10-20 | 映画



カリスマサイトの主宰者・ユイの引き合わせで
出会ったページたち5人は
世界最大の電気街
秋葉原を舞台に
ウェブ制作会社「アキハバラ@DEEP」を立ち上げた
巨大IT企業「デジタル・キャピタル社」の社長・中込と知り合ったことで
事業は順調に滑り出す
そして彼らは個々の技術と知識を結集させ
革新的な人工知能型サーチエンジン「クルーク」の開発に乗り出した
しかし
「クルーク」に目をつけた巨大IT企業「デジタルキャピタル(=デジキャピ)」が
彼らの前に立ちはだかり…



オタクさん達のプロフィール

ページ
吃音のため人付き合いが苦手だが
百科事典並の知識を持つ

ボックス 本名:宮前定継
極度の潔癖症・女性恐怖症
手術用手袋をいつも3枚重ねで着用している青年
チームのグラフィック担当

タイコ
点滅する光などを見ると
瞬間的に硬直の発作が起きる持病を持っている青年
チームのサウンド関係を担当している
絶対音感とゆるぎないリズム感を持っている

アキラ
メイド喫茶「あかねちん」の従業員
ミリタリーマニアの武闘派美少女
紅一点で
実質的にチームを引っ張っている

イズム
アルビノで日光に弱い少年
世界的に有名なハッカーで
クルークの原点である自動応答システムも作成した

ちなみに
デジキャピの社長・中込威さんは
女の子を隔離した部屋に入れ
ペットとして鑑賞するのが趣味



以前
テレビでも
「アキハバラ@DEEP」
放送されてましたが
こちらはあまにもディープ過ぎて
特に
風間俊介さん扮するページには
拒否反応すら覚えてしまい
全編見ることなく挫折した作品であります


映画版ですが…



  

成宮寛貴さん
三浦春馬くんが
それぞれページとイズムを演ており

σ(^^;) 的に
期待している役者さん方でもあり

最後までは
どうにかこうにか
頑張って見れましたが

何をどう
コメントすればよいのやら…

あれが
‘オタク’の世界と言うものなの?

未知の世界…



成宮寛貴さん
舞台の仕事入れてください!

三浦春馬くん
TBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』見てるよ!


文字通り
σ(^^;) には‘@DEEP’

アキハバラは
まさしく‘聖地’

山の手線で通過するのみ(笑)





TOKYO!

2008-10-19 | 映画


先週木曜日から
公開されている「TOKYO!」
見てきました
日本でも
現在公開中ですかね?

東京を舞台に
3人の映画作家が
短編を競作するオムニバス映画

第2回目の回をみたんだけど
館内から誰も出てこないかもな~
と思っていたら
予想以上に
人が出てきてビックリ

ついでに
σ(^^;) の見た回も
結構
フランス人がいて
意外



TOKYO!<インテリア・デザイン>
監督:ミシェル・ゴンドリー
主演:藤谷文子/加瀬亮

駆け出しの
映画監督の恋人と一緒に上京してきたヒロコは
高校の同級生のアパートに転がり込む
東京で野心に燃える彼とは裏腹に
ヒロコは
自分の居場所がないことに気づく



銀座で月3万の部屋なんて
ありゃしません(笑)

今どきの
‘TOKYO’って
役に立たない人間が
生きていけない街なのか?

利益をもたらさぬ人間は
無言のまま
誰かに寄生しながら密かに生きるしかにのか?

TOKYOって
生きるのにはシビアで
厳しい街ナノダ!

そんでも
ノホホン
生きていける街ナノダ!!

妻夫木聡さんが
何気に出演しています



TOKYO!<メルド>
監督:レオス・カラックス
主演:ドゥニ・ラヴァン/石橋蓮司

赤毛の髪・顎髭の男メルドが
マンホールから銀座の中央通りに出没
人々に危害を加えてはまた消えていく
やがて
特殊部隊に捕らえられた彼は
特殊言語を口にする…



日本のマンホールは
タイムカプセルか?
TOKYOの地下は
防空壕だったんた…

地下に残されていた手榴弾を
23区内の街中に
投げ散らかし
この世界で
最も嫌いな日本人を
大量虐殺したメルド

国籍不明
意味不明の言語を操るこの男

大嫌いな日本人の‘死’は
喜ばしき事なのに
自分の‘死’は
‘NO’

(・・?
これって
何処かで聞いたことある発言



日本には
「死刑制度」ってモノがあって
メルドは
‘死刑求刑’を受ける

求刑は実行されたかに思われたが…

地下道は
アメリカにも繋がっていたようです



TOKYO!<シェイキング東京>
監督:ポン・ジュノ監督
主演:香川照之/蒼井優

10年間
家に引きこもったままの男は
ひょんなことから
ピザの配達員の少女と目を合わせてしまう
そのとき
突如激しい地震が起こり
少女は気を失い倒れる

11年目にして
外界に飛び出した男が見た
TOKYOとは…



3本目の上映が始まって
途中退場した人一名

外界に出てみたら
誰もいない
車も走っていない

無人の廃墟と化したTOKYO?

そうじゃないんですね~

引篭りが
自分だけだと思っていませんか?



始めは
異国人が描くTOKYOなんて
奇妙奇天烈な
理解できない世界だろう
と思っていた

実際
TOKYO!<インテリア・デザイン> を見終わった段階で
かなりドン引きしてしまったσ(^^;)

しかし…です

あとから
ジワジワと忍びよる妙なリアル感は

なに?

視点を一つに絞込み
TOKYOに残存する究極の人間像を
描いているような気がします

風刺性の強い作品ではありますが
辛辣さは
それほど感じません


TOKYO!<シェイキング東京>の
ラストは
どうなんでしょう~

ポン・ジュノ監督のお国柄が
結構出てると思うんですけど?

例えば
ソウルを題材にして
日本の監督が
同じ結末の映画作ったら
まず
非難轟々だろうな~
見る人が見たら
反日運動勃発でしょう

3作品の中で
香川照之氏の演技は
ダントツ&ピカイチ(←死語?)





Pari Fermier 2008

2008-10-18 | 仏蘭西探訪(20区内)


今年も行ってしまいました
‘Pari Fermier’



良質な農産物&海鮮物の
販売&試食です



小生には
個性の強すぎるチーズが多く
試食もままならないのですが

今年は
‘水’持参ましたから

頑張って食べますよ!



チーズ以外にも
フォアグラ
ジャム
ハム
ワイン
果物
etc.

可能な限り
胃におさめるのだ!



こうして遠めから見ると
お菓子のようです
相変わらず種類が豊富です



去年より出店数が
心なしか少ないような気がしましたが

カメラを向けると
にこやかに被写体に応じてくれる人が多かったです



この
シャンピニオンのバター炒めが
美味しいのよん

去年に引き続き
勿論ゲット



リキュールとワインの試飲もしましたよ
シードルとか
フレッシュジュースも試飲OK

キウイのリキュールが
美味しかったです



アーモンドのペーストなんかも
販売していました



期待していたジャムのお店が
今年は出店していないらしく
残念ではありましたが

チーズ
パン
パテ
シャンピニオン
をゲット



満喫してまいりましたよ~

さてさて
29日からは
‘SALON DU CHOCOLAT’です!

コメント (2)

エゴイストとルーズと呼ばれた日本人

2008-10-17 | 徒然
フランス人に‘エゴイスト’‘ルーズ’
と言われる人って
どんだけ凄いんだろうね

と思ったら
二人もいました
それも日本人

同種族としては
耳が痛いです

一昨日
ルーブルの講義を
録音していたら
セキュリティーに没収されてしまいました


その話をしたら
昨日
イザベルが
ルーブル学院のカウンターまで一緒に行ってくれたり
ルーブル学院のディレクターに直接電話して
録音許可の申請を談判してくれました

それでも
ディレクターから良い返事が貰えず
E.L.F.E.から正式に
録音許可の申請書を出してみよう

なんて~事になってます
語学学校の業務の範疇を超えてるよね
でも
有難いことです

録音出来ないと
正直お手あげですが
不正に録音して
また見つかるとマズイし…
駄目なら駄目で
諦めます!

来週は
‘滞在許可証’二度目の申請トライです