時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

Challans滞在最終日

2007-12-31 | 仏蘭西探訪(異文化交流)


今年も残り数時間となりました
そして
Challansの紹介も
本日が最終日でございます

昼頃
新たなファミリーが加わり
総勢15名が集結致しました

そして
2回目の交換会も
実に派手に賑やかに行われたのであります
私はこちらでも人気の
‘キティーちゃん’をチョイスさせて頂きました
写真の女の子持っているのがそれです

思いのほか
気に入って頂けたようで
この後も
ず~と握りしめていてくれました



天使の羽をまとい
魔法のスティックを片手に持った姿・・・

そしてお次のコスチュームは
ミニシェフ
エプロンに帽子姿
こちらも可愛らしい

父上も伯父さんもお爺様も
目を細めて
その姿をカメラにおさめておりました
これまた
万国共通でございます



このファミリーは
会話の量が半端じゃなく多い
コミュニケーションをとても大切にしています
とにかく
全員で一緒に過ごす時間を大切にしています

私は
典型的な核家族の環境で育ち
お盆も正月も
親類一同集まったという
記憶がございません
なので
慣れないやら
驚くやら
感激するやら・・・

親類が集まっても
子同士
親同士で固まって話をしたり
遊ぶのが当たり前なのかと思っていたら
み~んな一緒なんです

本当に楽しそうでした
ここは
笑顔と笑い声満ちた温かな空間でした



私たちは
他のファミリーよりも
一足先に失礼することになったのですが
全員が玄関に集まってくれて
お見送りをしてくれました
別れの挨拶も長い(笑)

駅までは
お世話なったご夫妻と
友人の従姉妹が一緒に来てくださいました

殆ど会話も出来ず
そこにただいただけ・・・の私ではありました
2日とちょっとの短い滞在でしたが
やはり別れは淋しいものですね
特に
始終気を遣って下さったmadameとのお別れは・・・




パリで暮すようになっても
なかなか
フランス人と親しくなる機会はありません
ましてや
一般家庭にお邪魔して
fêteを経験できるとは・・・

誘ってくれた友人に感謝
極東の東洋人を
受け入れてくれたファミリーに感謝
感謝の数日間でありました

そしてもうすぐ2007年が終わります
みなさんに
来年も楽しいことが沢山ありますように

京劇‘白蛇伝’ 13

2007-12-30 | 舞台/役者
8区にあるSalle Pleyelという劇場で
京劇‘白蛇伝’
を観劇してまいりました
フランス語だと
La Legende du Serpent Blanc
Opéra de Pékin



8区のこの劇場は
日本大使館とか凱旋門が近くにあります
20世紀に入ってから
建てられた劇場とあって
流石に近代的です



劇場玄関の広さ
ロビーの規模にしては
かなり奥行きのある大きな劇場でした

ぶっちゃけ・・・
全然内容が理解でけしまへん(笑)
フランス語の字幕があるにはあったんですけどね




まず
あの素っ頓狂な発声があきまへん
キンキン頭に響てきて・・・

それに
場内スタッフがこれまた最悪で
普通座席を案内するスタッフって
お客さんの邪魔にならないよに
入り口のドア付近にいるじゃないですか?
それが貴方・・・

2階席だったんですけどね
2階席の最前列の通路に
起立して堂々と京劇見てるよ



その上
時々通路を往復して歩くわけ・・・
無論
直立姿勢で・・・


も~「邪魔だ!どけ!!!!」と
日本語で怒鳴りたくなったわ



このシーンでは
槍を互いに投げ合う場面があったんですが
これまた
落とすこと落とすこと
空中での前方宙返りなども
かなり
着地のミスが見受けられ
なんだか・・・



極めつけは
ななんと・・・
公演の最中に場内で撮影
それも
フラッシュ付き


一度や二度ではないですよ
これが


これって常識やろ~

驚き桃の木山椒の木・・・
海外の演劇に無知なフランス人・・・
斜め後方のmonsieurなんて
スーツでビシッと極めてるわりに
スラックスを膝下までまくり上げて
足で床をず~と叩いてるの



そんなこんなで
余り楽しくなかった・・・
歌も台詞もない
雑技の場面は
素晴らしかったっすけど

それでも
Bravo!と歓声が上がってはいたんだけど
「ホンとかよ~」
って思ってしまったのはσ(^_^;)だけなんでしょうか・・・



出演者が舞台に登場すると
これ見よがしに


あーた達は
雑誌のカメラマンかい?
とあきれ果てました

なんだか
ひとりマナーを守ってるのもムカツクし
公演自体は終わっているので

‘長いものには巻かれろ’
バシバシ撮影してしまいました



ストーリーについては
申し訳ない
解説できないので
興味のある方はのサイトをご覧下さいませ

Salle Pleyel HP
http://www.sallepleyel.fr/anglais/index.asp

京劇の世界(11)上海京劇院大阪公演「白蛇伝」観賞記
http://alacarteofchina.at.infoseek.co.jp/kyougeki-11.htm


滞在最終日‘宴’

2007-12-30 | 仏蘭西探訪(異文化交流)


昼から
友人の従姉妹のファミリー5人も加わり
総勢15名の宴となりました

まずは
定番apéritif
大人はシャンペン
子供たちはオレンジジュース
そして
サンドイッチやチップス等を頂き
しばし歓談



そして
ランチタイムでございます
Noëlを意識したテーブルセッティング
毎回テーブルセッティングが変わるんです
全部撮影しなかったのが悔やまれます



食欲旺盛な子供たち・・・
早々とテーブルに着席
小さな子も
キチンとテーブルマナーを心得てます



まずは
羊のグリル(かな?)
ちなみに子供はソーセージでした
添え物には
クスクスと野菜とプラムの煮物
実は
このソーセージが
とても美味しそうだっんですよぉ~
食べたかった・・・



このあとは
サラダ、チーズ盛り合わせ
バニラとchocolat味のアイスクリーム
果物そしてcaféへと続きました
ワインとバゲットは
文句なく美味でした

あと
以外だっがのが
食事中に飲む水の量・・・
グラス5杯いや6杯近く飲んでました
お料理が
辛いとかしょっぱいわけではないんですけどね~

いやはや
この3日間
実に美味しいフランスの家庭料理を頂きました
テーブルセッティング
後片付け
お料理の出し方
どれもこれも新しい発見が沢山ありました

ご馳走さまでした

万国共通

2007-12-29 | 仏蘭西探訪(郊外/地方)


ヨットハーバーでの散歩終了後
madameが案内してくれたのは
家をイルミネーションで装飾されたお宅



日本でも
Noëlの時季にこの手の映像が流れますよね
この一帯
町から少し離れていて
街灯もありません
その上
周囲には平野が広がるのみ



隣家も
日本のように密集しておらず
高い建築物もない!
喧騒もなく
ただただ静かです

宵闇が迫るなか
徐々に
イルミネーションの光が
まばゆく輝くのでありました





家の中をツリーで飾り付けるに飽き足らず
家を丸ごと飾りつけるという発想
万国共通なんですね
ちょっと笑えます

この一帯は
有名らしくて
次々と車で乗り付けた人達がやってきます



過剰な装飾でないところが
フランス人らしい
電気代とか
どのくらいかかるのかが気になるところです(笑)



さて・・・
Challansのお宅に戻り
Apéritivが始まるまで
折り紙をひたすら折ってました
新聞紙を拝借し
兜や箱を作る・・・
普段
折り紙なんて折らないし
すっかり忘れていた私・・・
数日前から
あやとり共々
特訓していたのであります



始めは
子供よりも大人が食いついてきた
これは以外でしたね~
折り紙も
千代紙風の方が
興味があると思うしますか
お好きなようでした

ただ紙を折る
それだけなんだけど
手の動きが
日本人が思う以上に素早いらしく
手品を見ているようだ!
というコメント頂きました

翌日には
起きて早々
子供達が折り紙折りたい!
と言うので
せっせと異文化コミュニケーションに貢献しておりました

Challans 2日目

2007-12-28 | 仏蘭西探訪(異文化交流)


ランチの後
しばし皆さんと団欒をしていたんですが
午後からどうする~?
という話になりました
16歳の男の子は
「#※*△◎×&」

よく解からんリクエストをしていたようなんですが
彼のママや友人から駄目だしを貰ったようで・・・
これまたよく解からないんですが
最終的に
ブルターニュのいわゆるヨットハーバーに行って
散歩しましょう~
ってことになったみたいです



車で1時間くらいかかったかな~
このヨットハーバーは
とても素敵な所らしく女性陣には
人気みたいです
が・・・
あいにくのお天気
その上
車から降りると
あなた・・・




大西洋から吹き付ける風が
めっちゃ冷たい
リクエストした女性陣数名は
結局車中待機

当然の事ながら
私のために気を遣って頂いているのが解かるので
参りました・・・
かなりの防備をしていたので
どうにか耐えました



この後は
風上に車で移動
ぞろぞろと散歩してました
途中から雨まで降ってきたんですが
それでも
この寒さの中
家族連れで散歩する人の姿を
沢山みかけました
天気がよければ
海はとても青く綺麗なんだそうです

この海の先には
イギリスがあるのよね~
とか
この海岸線を北上すると
難民キャンプがあって・・・
とか
色々考えてしまいました

Cadeax

2007-12-28 | 仏蘭西探訪(異文化交流)
家に帰ったら爆睡するかと思ったら
以外にも眠れず
朝方近くまでうつらうつらしてしまった

Challansでは
私もCadeaxを頂きました
イザベルからは腕時計
イザベルの母君からは香水瓶(多分)
Challansのmadameからは
マグカップのセット(多分)
madameの息子さん夫婦からは
壁飾り(多分)



そして
写真にはアップしていませんが
madameの娘さん夫婦から頂いた
クレープとジャム
merci beaucoupとお礼を述べたものの
誰が何をくれたのか
イマイチ不明だったりする

さてさて
今宵はこれから
「La Legende du Serpent Blanc」
観劇です
「京劇」のことだと思うのよ・・・

滞在2日目 ランチ

2007-12-27 | 仏蘭西探訪(異文化交流)


昨夜の就寝は
3時過ぎ・・・
Noël当時は10時近くにボツボツ各自起きてまいります
私と友人のフランス人は
9時30分頃起きてきて
1階のテラスで朝食を頂きました
テーブルには
3種類のパンとジャムやバターが置いてあり
コーヒーや紅茶を各自で入れて
適当に頂きます

そのあとは
暖炉の周辺に集まって
チェスをしたり
会話を楽しんだり・・・
していたら
すぐにランチタイム



今宵もまた晩餐なので
madame曰く
ランチは軽く・・・なんだそうです

サーモンとハムの盛り合わせ
パン
サラダ
チーズ
ティラミス
果物
そしてワインとコーヒー
どこが軽食じゃい(笑)

とにかく
madameはこの料理の数々を
何時作っているんだ?
Apelitifeiに参加しているというのに・・・
手際の良さには
本当に感心してしまいます



そんなmadameの味方は
大型の食器洗い機です
10人分の食器とグラスの量は
半端じゃありません
一人当たり
お皿最低2枚
グラス最低2個
フォーク・ナイフ・スプーン最低各1本
プラス
料理を入れた大皿に附属する食器類

こちらでは
食器洗い機って
主婦の必須アイテムだと思います

所有する食器の数
半端じゃない!


未体験ゾーン

2007-12-26 | 仏蘭西探訪(異文化交流)


ミサから戻り
夕食を済ませると
時刻はすでに0時を回り
25日となっておりました

暖炉・・・
ストーブじゃなくて暖炉!
情緒があって
これまた感激です

 

ツリーの下には
それぞれ用意したcadeaxが沢山置かれています
子供もちろん
大人も一斉に
包装紙をほどいていきます
綺麗にあけるなんてことはしません
ビリビリニ大胆に破いてました(笑)


 

このとき
総勢10名・・・
それぞれ贈り主にbaiserをします
(ホッペにチュってやつです)

cadeaxは用意しなくていいよ
と友人に言われていたんですが
用意しておいてよかったです


何人来るかよく解からず
日本から持って持参していた
日本的なモノすべてをラッピングして正解でした

Noelの家庭料理

2007-12-25 | 仏蘭西探訪(異文化交流)


ミサから戻り
晩餐が始まる前
こちらでは
Apelitifがあります

食事が出来る前に
シャンペンを飲みながらの軽食タイムです
日本の醤油煎餅(白胡麻入)を持っていって
Apelitifの際お出ししたんですが
思いのほかご好評でした



前菜は牡蠣ともう一品選べます
牡蠣好きの私は
迷わず牡蠣の前に座りまして
もう一品には目もくれず・・・
いや~
美味でございました



前菜のあとは鴨料理
ここChallansは鴨で有名なんですよ
ワインを飲みつつ
煮込んだ鴨料理を初めて頂ましした

この後
サラダ、チーズ、デザート、コーヒーと続きます
解かっていたとは言え
メインの後に
サラダを単独て食べるとか
チーズを食べるって
日本ではありえないから
ちょっと戸惑いました



それと
とにかくみなさん
驚くほど喋る
喋りまくるんです
大人も子供も一緒になって!
最近みた映画や
ディズニーランドの乗り物の話をしていたかと思えば
音楽の話になったり
オーディオの話になったと思ったら
サルコジの話題にかわったり・・・

家族団欒って
こーゆーものなんですね~
もの凄く
賑やかな晩餐でした


Challans初日

2007-12-24 | 仏蘭西探訪(異文化交流)


12:00 Monparnasse発のTGVに乗り込み
Challansという町へ2泊3日の旅行に出かけました
TGVで2時間15分
Nantesで普通列車に乗り換え
そこから小一時間

フランス人の友人&そのご両親が
親類宅でNoëlを過ごすということで
ご一緒させて頂くことになったのです



到着後
暫く休息してから
お世話になるお宅のご夫妻と
我ら4名は
大西洋に夕日が沈む風景を見ようと
車で出かけました
ご夫婦がちょくちょくプレーされる
ゴルフ場が
大西洋に面しているんですよ・・・
何処まで行っても
芝芝芝・・・
永遠と続くかと思われる
緑の芝生

フランスでは
まだまだゴルフはポピュラー娯楽ではないそうです
特権階級とまでは言わないけれど
裕福な方々がされる娯楽みたい
ラウンドするにも
結構お高いそうです



ゴルフ場の横を通り過ぎると
視界に見えてきたのは
L'océan Atlantique
以前
アフリカの喜望峰から大西洋とインド洋の境を見たことあるから
2回目か・・・

でも
こんなに真近で
海水に触れたりなんかして・・・
感動~



夏は海水浴で賑わいをみせる海岸も
流石に
散歩する人の姿もまばら・・・

砂浜には
綺麗な形をした貝殻が思った以上に沢山ありました
昆布なんかも打ち上げられてます(笑)



この周辺
実家が鎌倉に近いので例えると
逗子マリーナとか
江ノ島近くのリゾート地的な雰囲気かな~
リゾートマンションが沢山ありました

もっとも
規模はこちらの方が大きいし
海岸線も数段綺麗

日が沈むと
気温が一気に下がり始め
霧が立ち込めます
薄暗くなった田園一面に
霧がみるみる広がっていく様子は
これまた
幻想的でとても綺麗でした



この後
Challansの町へ戻り
暫く町を散策
Noëlの為の出店もあり
小さい商店街も
華やかな雰囲気に包まれていました

 

そして
20時頃から
再び車で30分くらい?
教会に出かけ
ミサに参加してまいりました

テレビで見かける
静で神聖な雰囲気とはちょっと違っていて
地元住民が老若男女集まって
聖書の一文にのっとって?
子供たちによる
儀式(というのはかなりオーバー)が再現されてました

クレッシュ・・・
こちらの教会にもありました

 

クリスチャンではないので
正直申しまして
何をやっているのか
全く理解できませんでした
賛美かも10曲近くあり
歌詞が渡されていたものの
殆ど口ぱく状態でした