韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

2016韓国カワウソ&クロツラヘラサギ観察エコツアーを実施します

2016-02-10 15:10:05 | 日韓環境情報センターの活動
2016韓国カワウソ&クロツラヘラサギ観察エコツアーの三泊四日の基本スケジュールは次の通りです。
参加費は人数によって異なりますが、4万円前後をお考え下さい。食事、宿、クルマ、通訳ガイド&コーディネート代が含まれます。人数が確定してから正確な金額をお伝えします。
3月18日からクロツラヘラサギの繁殖が終わる6月末までを予定しています。7月以降はシファ湖以外の地域でのカワウソ観察ツアーを計画していますので、決まり次第お知らせします。



1日目
午後1時頃、インチョン空港に集合
午後、インチョンのソンド新都市、ナムドン調整池でクロツラヘラサギ繁殖地で観察
夕方、アンサン湿地公園でカワウソ観察①
*宿泊:アンサン市内ホテル

2日目
早朝、カワウソ観察②
午前、ソレ漁港&ソレ湿地公園見学
午後、潮力発電施設見学
夕方、カワウソ観察③
*宿泊:アンサン市内ホテル

3日目
早朝、カワウソ観察④
予備日/前日までに観察できた場合、アンサン周辺観光、夕方ソウルへ移動
夕食はソウル市内の伝統市場、または食堂
*宿泊:ソウル市内ホテル

4日目
出発まで自由行動、インチョンまたはキンポ空港より帰国

# この観察エコツアーは韓国現地(インチョン空港)集合ですので、航空券はご自分でお買い求め下さい。最終日の午前便にすると、航空券はかなり安くなる場合があります。
# 最終日は全日フリーとなっています。空港までの同行を希望される場合、追加料金で実施します。
# 現地情報を常時確認して、カワウソの観察できる場所と時間帯を確認しますが、観察できない場合もあることをご承知ください。


インチョン、ソンド新都市にあるクロツラヘラサギの繁殖地、ナムドン調整池

ソレ漁港とシファ湖周辺のエコツアー~その1

2016-01-13 11:47:10 | 日韓環境情報センターの活動
2016年も二週間近く過ぎましたが、今年もよろしくお願いします。
韓国と日本の環境問題のイッシューを紹介し、エコツアーや市民交流の企画や課題を提案します。また、コーディネートや通訳等も担当しますので、お気軽に相談してください。

さて、今年最初の仕事でインチョンにあるソレ漁港とアンサンのシファ湖を'水辺に遊ぶ会'のメンバーと行ってきました。



インチョン空港からソレ漁港へ移動する途中、クロツラヘラサギの繁殖で有名なナンドン工業団地の調整池に立ち寄りました。この調整池の真ん中にある通称''クロツラ島''で数年前からクロツラヘラサギの繁殖が行われていることは、何度か紹介しました。今年も3月下旬ごろから繁殖が始まりますので、ぜひ見に来てください。

さて、ソレ漁港から紹介しましょう。ここはインチョンとシフンの間にある漁港に市場や飲食店等が立ち並び、インチョンだけだなくソウルからも新鮮な魚介類を求める人たちでいつも賑わっています。取り扱っている海産物は、魚、エビ、貝などの魚介類からコブや煮干し等の乾物、塩辛等の加工製品など幅広く、他の市場と同じように、市場の中で買った魚を下ろしてもらって刺身にして食べることもできます。









この漁港の近くにあるのがソレ湿地生態公園です。もともとこの場所には植民地時代に日本が干潟を利用して近代的な塩田を作ったのですが、90年代以降使われなくなった場所を活用して公園にした施設です。立派な展示館には干潟の解説コーナーや映像ホール、コーヒーショップ等があり、外では塩田の体験や干潟の体験等ができるようになっています。僕もここは初めてで、このように立派な施設があるのに驚きました。韓国の干潟は埋め立てられたり、堤防で潮の干満がなくなった所もたくさんありますが、一方でソレ湿地生態公園のように環境教育や体験、保護や調査の拠点になる施設を持っている干潟も10以上あります。この点の素晴らしさをキチンと評価し、関連のある環境団体との交流を進めて行ければと考えています。











その2へ続きます

干潟と生物多様性~シファ湖、セマングム、スンチョン湾 1

2015-11-19 15:21:00 | 日韓環境情報センターの活動

 韓国の西海岸から南海岸には有名な干潟が何箇所もあります。江華島とインチョン空港の周辺の干潟、アンサン、シフン。ファソンに囲まれたシファ湖周辺、浅水湾とセマングム、全羅南道のムアン干潟、チュンド干潟、全国から多くの観光客が訪れるスンチョン湾など、数えていったらキリないほどありますね、そのうちのいくつかを紹介しましょう。

かつては工場汚水や生活排水で汚れていたシファ湖も、ゲートを空け海水を流通させることで生態系が復活しつつあります。とくにまだ開発されていない南部エリアは湿地となって、渡り鳥たちの越冬地・繁殖地になりました。去年の冬は過去20年の間で、越冬する個体数が最大となっています。 このツアーではシファ蘆原公園のチェ・ジョンインさん(シファ湖の守り人)の協力で、通常は立ち入れないところで観察を行います。また、平日の場合はシファ湖の水門に設置された潮力発電所も見学可能です。

 

シファ蘆原公園のチェさんによると、今、オオハクチョウが800羽、クロツラヘラサギが130羽、ヘラサギが100羽、ガンカモが8000羽、来ているそうです。 いかがですか? シファ湖はインチョン空港からも近いので、二泊三日でも十分堪能できます。友達や仲間とぜひどうぞ。連絡、待ってますよ。

12月18日~20日、ナヌムの家に行きませんか?:歴史を見つめる和解の旅

2015-11-11 08:32:18 | 日韓環境情報センターの活動

12月18日からの二泊三日、ナヌムの家を訪問してハルモニにクリスマスプレゼントを渡しませんか?

先日、ナヌムの家を訪問しハルモニと交流する時間を持ちましたが、直接会うことはとても貴重な機会だと思いました。そして90歳以上のハルモニ達とこのような時間を持つ機会が、あまり残されていないという事実も痛感しました。

それで、突然ですが12月18日から二泊三日のナヌムの家訪問ツアーを準備しました。

ハルモニたちにクリスマスのプレゼントを渡しませんか? 

昨年の3・1独立運動記念日の様子

私がいつも行っている交流活動のように、航空券は参加される皆さんが購入され、こちらでは宿と専用車、通訳を準備し、ナヌムの家など訪問先のアレンジをします。今、考えているスケジュールは、次の通りです。

12月18日(金)
13時~13時半ごろ キンポ空港集合、専用車で西大門刑務所へ移動
14時半 西大門刑務所到着、見学
17時 ホテル到着
17時半 夕食&市場見学へ
#宿泊=ソウル市内ホテル

12月19日(土)
7時 朝食
8時 ホテル出発、ナヌムの家へ移動
10時 ナヌムの家到着、施設見学、ビデオ鑑賞、ハルモニと交流(予定)
12時~13時 昼食、ヨジュの明成皇后生家へ移動
14時 明成皇后生家&記念館見学
15時半 スウォンへ移動
17時 スウォン到着、ホテルチェックイン
18時 市内レストランで夕食
#宿泊=スウォン市内ホテル

12月20日(日)
7時 朝食
8時 ホテル出発、スウォン華城見学
10時 堤岩里3・1独立運動記念館へ出発
11時~12時 堤岩里3・1独立運動記念館見学
12時半~1時半 昼食
1時半 出発(時間の余裕があれば、途中に観光やショッピング)
3~4時 キンポ空港到着(インチョン空港利用者がいればインチョン空港にも行きます)

参加費は4万円前後になる見込みで、これには宿泊費(2泊、2人1室)、専用車両費、コーディネート&通訳費が含まれ、食事代はそのつど現地で支払っていただきます。人数が多ければ参加費は安くなり、また、最低5名程度集まれば実施しようと考えています。

航空券は、インターネットで航空会社から直接買うこともできますし、HISやJTBなどの旅行会社に頼むことも可能です。金曜日は朝の便、日曜日は夕方5時以降の便を購入してください。JTBで調べたところ、JAL便が43000円ぐらいでした。また、帰国を月曜日の朝にすると、かなり安くなりますので、月曜日帰国もお勧めです。

年末でお忙しいでしょうが、ぜひ、1人でも多くの方の参加をお願いします。

このブログだけでなく、フェイスブックにもページを作りますので、そちらもご覧ください。

ハルモニとの交流

 

 


歴史を見つめる和解の旅 訪問地紹介~ナヌムの家

2015-11-09 01:19:05 | 日韓環境情報センターの活動

 歴史を見つめる和解の旅 訪問地紹介の最後は、日本軍”慰安婦”の被害を被ったハルモニたちが共同生活をしている「ナヌムの家」です。

 「ナヌム」とは韓国語で分かち合うという意味。1992年、仏教信者などを中心に募金が行なわれソウル市内に開設され、1995年に京畿道広州に移転、2000年からは社会福祉法人として運営されています。

 韓国では現在まで238名が被害を被ったと申告し、2015年10月現在で47名のハルモニが生存しており、そのうち10名がナヌムの家で共同生活をしています。みなさん90歳を越える高齢で、ほぼ寝たきりのハルモニや入退院を繰り返しているハルモニもいます。

 現在、歴史館(展示館)がリニューアル工事中で、今年中には工事が終わる予定ですので、ぜひ、今年の年末から来年にかけて訪問してくださることをお願いします。

 今までは日本からの訪問者が年間で2000~3000名ほどいましたが、最近日韓関係の冷え込みや円安などの影響で。訪問者はかなり減ってしまったと事務局の日本担当者が教えてくれました。せめて、年間3000~4000名ぐらいになるように皆さんで訪問ツアーを主催しませんか。訪問することは、間違いなく日本政府への圧力になりますし、韓国の人たちへのメッセージになります。ナヌムの家との連絡や車や宿の手配など僕のほうで行ないますので、ぜひ考えてみてください。

 では、最後にナヌムの家の写真を紹介しましょう。

 

11月に藤前干潟を守る会の亀井さん達と訪問、パクオクソンハルモニと会った時。パクハルモニは91歳の高齢にもかかわらず、色々話をしてくださいました。 ここで亡くなったハルモニの銅像。 7月には日韓未来バスツアーで訪問しました。 3•1独立運動記念のイベント。若い人も大勢集まりました。

 

 


歴史を見つめる和解の旅 訪問地紹介~明成皇后生家&記念館

2015-11-04 14:50:13 | 日韓環境情報センターの活動
キョンギ道ヨジュ市には明成皇后の生家&記念館やセジョン大王の王陵、シンオク寺など、見所が何ヵ所かありますが、ここでは明成皇后の生家と記念館を紹介しましょう。



1895年10月8日、明成皇后は景福宮に乱入した日本の警官隊や大陸浪人等により虐殺されました。この明成皇后(閔妃)の生まれ育った家がヨジュに残っています。生家の隣には記念館が建てられ、明成皇后に関連する展示や朝鮮時代末の社会状況についての解説があり、児童生徒の歴史学習の場として活用されています。



明成皇后暗殺に関連した場所として景福宮の
敷地の一番奥のほうに当時の状況を想像して画いた絵がありますが、この生家も訪問すれば韓国の伝統的な民家の様子も見ることができます。





ソウルから車で二時間近く離れていますので、同じヨジュにあるセジョン大王の王陵も見学すると良いでしょう。ここはユネスコの世界遺産にもなっています。






エコツアー&スタデイツアーの参加しませんか

2015-10-27 14:11:14 | 日韓環境情報センターの活動

このツアーは、韓国現地集合のツアーですので、空港またはホテルでの集合となります。ですので、航空券は参加者が自分で購入することになります。

実施が確定した段階で、ネットや旅行代理店で購入してください。

最低、4~5名揃えば実施しますので、あらかじめグループを作って申し込んでくださると助かります。

11月下旬から来年4月上旬まで、週末は時間をとれるようにしましたので、金土日の二泊三日、

あるいは金曜から月曜までの三泊四日でツアーが可能です。

金土日の2泊3日のばあい、次のようなスケジュールになります。

 

1日目(金曜日)

12時ごろ金浦空港(インチョン空港)に集合、空港鉄道でソウル駅へ。

ホテルチェックインのあと、西大門刑務所見学。

ホテル近くのレストラン、または市場で夕食。

#ソウル市内ホテル

 

2日目(土曜日)

朝食後、車でナヌムの家へ移動。10~12時ナヌムの家を見学、交流。

昼食後、ファソンの堤岩里三一独立運動記念館へ移動。

3~4時 記念館見学。見学後、スウォンへ移動。

5時、スウォン華城見学。ソウルへ移動。ソウル到着後、夕食

#ソウル市内ホテル

 

3日目(日曜日)

出発まで自由行動。(カバンはホテルで保管)

空港鉄道、またはリムジンバスで空港へ移動、日本へ帰国。

あくまでモデルコースですので、変更や追加も可能です。参加費は5人参加で、一人4万円前後になります。基本的に、ホテル二泊、車両&交通費、通訳&コーディネート代、食事代(一部)が含まれます。ですので参加人数が多ければ、一人あたりの参加費は安くなります。 今まで、友人等とこのような形でツアーを行い、現場を訪問し交流してきました。一度知り合いになると、最近はフェイスブック等で交流を続けている仲間が多いようです。僕としては、こんな日韓の市民の繋がりをどんどん拡げていきたいと考えていますので、ぜひ皆さんの参加をお願いします。 何かありましたら、いつでも連絡を下さい。 7月、ナヌムの家訪問の時に

 

 

 

 


有機農業と地域つくり その2

2015-10-27 02:22:19 | 日韓環境情報センターの活動

 さて、韓国の有機農業を支えている3つめが、生協の活動の中心に有機農業があるという点です。

 日本の生協と異なり、韓国の本格的な生協運動は1980年代後半から90年代前半にかけて始まります。この時期に、ハンサルリム、iCOOP、トゥレ生協の3大生協が、農村の生産者と都市の消費者を結ぶ、いわゆる産直運動として始まるわけですが、このとき有機農業で作った農産物の供給が活動の柱となります。これには、慣行農業への不信が背景にあり、また自然との共存や調和をめざす有機農業の考え方が受け入れられたからだと思います。このように生協と手を組んだ韓国の有機農業は、安定した供給ルートが確保されることで、いっそう拡大していくわけです。 また、学校給食などで有機農業の農産物が使われているのも、有機農業を支える大きな柱の一つです。韓国の給食はご飯が中心なので、米、お汁の具に使う野菜、キムチなどで有機野菜を使うケースが増えました。これは、都市周辺の農家にとっては安定した大きな収入源になっています。

 

研修施設での給食。ここでも有機野菜が使われています。黒っぽいソースは韓国風中華料理で使われるジャジャンソース。ハヤシライスじゃありませよ。

 

最後に有機農業を基盤にして地域作りに成功した事例を紹介します。すでにこのブログで何回か書いていますが、忠清南道のホンソンという地域では、有機農業、農業高校、協同組合が三位一体となって地域づくりが行なわれていて、韓国全土から見学者が来る観光地にもなっています。このホンソンについては、以前、このブログでかいた記事がありますので、ご覧になってください。

洪城(ホンソン)と南楊州(ナムヤンジュ) その1  その2  その3

また、ここでは稲作が盛んですが、田んぼの生きもの調査も定期的に行なわれ、農村と都市をむずぶ運動になっているのは日本と同じです。いままで、日韓の田んぼの生きもの調査の交流会が行なわれてきましたが、ホンソンでも今まで2回、開催されました。

2011年の生きもの調査の呼びかけ

 

では、今まで撮った写真で、ホンソンの様子を紹介しましょう。

 

ホンソンの中心、プルム生協の建物。売店とパン工場があります。

 

 

売店の中。日本の生協と違い農産物とその加工品中心です。無人で運営しています。

 

プルム学校生活協同組合の看板。後ろの建物が古本屋と出版社の編集室。

 

その向かい側にある図書館。多くの市民の募金で作られました。

 

ムンダンリにある研修施設。会議や食事、宿泊もできます。週末は全国から多くの人たちが見学に来てここで食事をするので、この地域の現金収入の柱の一つになっています。

 

日本からも見学に来ます。農業関係の公務員の視察を案内しました。

 

このビニールハウスは若い帰農希望者のための組合が共同運営しているもの。おもに葉っぱ物の野菜を栽培し、帰農希望者に農業を実践しながら教えています。

 

研修施設の隣にある博物館。農機具など伝統的な民具が展示されています。

 

20棟ほどある一戸建ての住宅。農家以外にも公務員や芸術家、教師などが住んでいるそうです。土地投機ができないように、土地は共有(20分の1というぐあいに)になっているそうです。

ホンソンに本部のある<正農会>のチラシ。韓国の有機農業の中心団体の一つです。

 

このように有機農業を柱にしたホンソンの地域づくりは、農業で食べていける仕組みをつくり、農業高校でも実践中心の教育を行い(全寮制です)、若い人たちが農家として地域に定着できる状況を作り出しています。韓国全土から見学に来るのも肯けます。ぜひ、ホンソンを訪問して、目で見て、体で感じてください。僕もいままでに10回以上行っていますが、行くたびに新しい発見がありますので、皆さんも僕が見つけていないホンソンの秘密や魅力を発見してください。

 

 

 


有機農業と地域つくり その1

2015-10-21 15:17:00 | 日韓環境情報センターの活動

韓国の有機農業は元気で魅力的です。なかなか日本に情報が伝わっていませんが、農作業のオフシーズンに韓国の農家を訪れ現場を見て、農家のアジョシと一緒にマッコリを飲んで見て下さい。

では、なぜ元気で魅力的か、その理由をちょっと考えて見ましょう。

韓国のスーパーに行くと、サンチュなど包み野菜のコーナーがあります。サンチュだけでなくチコリやマスタード、チンゲンサイ、生食用白菜など10種類以上の野菜が、100グラム150円ぐらいで量り売りされていますが、これらの野菜は生でそのまま食べるため、有機野菜を揃えた所が多くなりましたね。やはり、日本人の
1.5倍野菜を食べる韓国人にとって、野菜特に生で食べるものは有機、という雰囲気が、有機農業を支えています。



次に注目すべきは、有機農業に関連した法律が1997年に、有機農家や関連団体の運動の成果として制定されたことが大きいでしょう。この親環境農業育成法により予算が確保され地域の農業技術センターなどで指導教育が可能になりました。私の住んでいるナムヤンジュ市のセンターは代表的な事例で、有機農業を中心に技術指導、EM の製造配給、料理やコンピュータ教育など多彩な活動をしています。





この項、続く


協同組合と社会的企業ースタデイツアー推薦コース1

2015-10-20 15:15:20 | 日韓環境情報センターの活動

2~3年ほど前、協同組合がブームになり、マスコミでは連日報道されるは、政府は補助金制度を準備するはと、大変賑やかでした。あちこちに準備会ができ、関連のイベントがあるたびにたくさんチラシを貰いました。

これらの協同組合の大部分は補助金が運転資金や設備の準備に使われ、補助金が途切れるといつの間にか、なくなっていました。

こんなドタバタも韓国の現実ですが、もっとしっかりした協同組合もあり、地道な活動をしています。最近は、生活協同組合だけでなく、パン屋さんの生産者組合や帰農した若者の農業組合など多彩です。

また、利益を社会に還元するための社会的企業も盛んです。代表的な例がソウル市長のパクウオンスン弁護士が活動していたリサイクルショップのアルウムダウンカゲ(美しい店)です。

ぜひ、こんな協同組合や社会的企業と交流をしてみましょう。こんな団体と交流したいリクエストしてくれれば、アレンジしますので,ぜひ検討してください。

 

 ソウル市が光化門で行なっている<市場> 

 様々な社会的企業やNGOが参加しています。

 ソウル市の社会的経済支援センターのメンバー

 このカフェもセンターの活動の一つ。

 若い人たちのグループの展示。

 リサイクルショップ<アルムダウム・カゲ>

 この日は、銀行の職員がボランティアで参加。

 ホンソンの村企業の出版社兼古本屋

 南楊州のパルダン生協の本部