韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

プルトニウムは大丈夫?&こども救済キャンプの件

2011-03-26 01:10:17 | 脱原発社会のために
 今日の韓国MBCニュースで、福島第1原発三号機の排水を海に流しているという報道がありました。ネットで確認していますが、いまだに見つかりません。MBCの誤報なのか情報統制をしているのか、どちらにしても、いま福島原発で何が起きているのかを正しく伝えてもらう必要があります。もしこれが本当なら、プルトニウムに汚染された恐れのある水を海に流したことになります。

 こちらでもNHK(ワールドプレミアムという海外用編成のもの)をチェックしていますが、どうも原発関係や放射能関係のニュースが極端に少ないような気がします。NHKは地震から立ち直る人たち、といった復興関係のニュースが多いのですが、韓国は福島原発の事故と放射能問題です。こちらのニュースでは放射能の土壌汚染や野菜、牛乳、水道水の汚染のニュースが毎日のように流れています。

 民放のMBCは衝撃的なニュースが好きなので、韓国からの救急隊が被災地で活動している様子も毎日のように流していましたが、遺体を発見した場面などはモザイク処理だけで放映しています。NHKの<きれいな>画像のニュースでは見られない場面を放映してくれるので、震災後のリアルな町の様子が分かります。

 もうこれで2週間になりますが、まだまだ予断を許しませんし、犠牲者の数も2万7千人までに達してしまいました。被災地の瓦礫の山もそのままですし、福島県がどうなるのか、とりわけ30キロ以内の市町村で暮らしていた人たちにとって、ふるさとに戻るということはかなわぬ夢になってしまうのでしょうか?

 今週末、飛び込みの翻訳の仕事が来たので、来週ぐらいから<東日本大地震こども救済サイト>のためにいろいろ動こうと思います。被災地の様子がまだまだ不安定ですし、避難所生活もしばらく続きそうな段階で、こんな<韓国でキャンプをしよう!>という計画を立てるのは不謹慎かもしれませんが、今から準備をしないと今年の夏には間に合いません。また、まわりの反応がよかったら<こども救済基金>を立ち上げて、毎年やるための基盤も作りたいと考えています。

 ほんとにやるためには、お金だけでなく、教育の専門家、心理学の専門家、CEPA活動や生態学習の専門家など、多くの人たちの協力が必要です。4月にはソウルで準備会を行い&立ち上げ資金の確保、5月ぐらいに実行委員会のスタート&募金活動の開始&日本との調整、6月参加者の募集と確定(あるいは推薦で決める?)7月準備のためのミーティング(東京)7月下旬~8月下旬に実施、9月に反省会&報告会。といった流れを考えていますので、時間がないのです。ぜひ、協力をお願いします。