韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

開城観光1

2008-03-11 12:15:36 | 韓国あれこれ
 今、ソウルから北朝鮮の開城(ケソン)に日帰りで行けます。
 現代グループの現代アサンという会社がやっています。安国駅の近くから、朝5時半ぐらいに出発するバスに乗って、行きます。出国手続きをしてから、同じバスにまた乗って、開城市内に向かいます。
 北側に入って、すぐ目に入るのが、現代アサンがやっている<開城工業団地>。ここは、すべてのものを韓国から持ってきて建設したので、韓国そのままです。韓国のコンビニや銀行もあります。この工業団地では、韓国の企業が投資をして工場を建て、北側の労働者が働いています。いろいろ批判はありますが、一民間企業がこれだけのことをしたのは、正直、驚きでした。
 ここを過ぎると風景はがらりと変わります。街から、色がなくなります。北側の建物や人々の様子を、バスから眺めることが出来ます。正直言って、その後回った観光地や史跡より、こちらのほうが記憶に残ります。
 この写真は、お昼を食べたところで働いている女の子。質問しても、余り応えてくれませんでした。当局から止められているというより、変な韓国語を話すオジサンが話しかけたからでしょう。、

日本の新聞

2008-03-10 02:01:26 | ソウル・メモリーズ~7080
 韓国に来て間もない頃、日本の新聞を読むのに苦労した。
 当時はインターネットがない時代。NHKの衛星放送も大きなパラボラアンテナを立てないと見られない時代だった。
 その上、日本の大衆文化が禁止されていたため、日本の新聞も自由に見ることが出来ない時代だった。あの頃、僕たち留学生が日本の新聞を見るためには、日本大使館の広報文化院、プレスセンターの中の日本人会、新羅ホテルの免税店、ぐらいだった。日文科のある高麗大学の図書館も、僕が大学院に入学した当初はまだなかったと思う。
 こんな時代だったので、日本から友人が来るといつも週刊誌や新聞を頼んだものだった。僕の場合、日本の食べ物より、こっちのほうが嬉しかった。自分が読み終わったものを、回りの人たちに譲ったりもしたことがある。
 ネットもケータイもなかった90年代。
 今と比べれば、ものすごく不便な時代だったのだが、まったくそんなことはなかった。知りたいことを調べる楽しさがあった時代だった。見つけるための努力を大切にした時代だった。

青山島(チョンサンド)

2008-03-09 01:46:38 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 韓国の南の島、青山島(チョンサンド)にいってきました。
 写真を見て分かるかもしれませんが、この島は韓国ドラマ「春のワルツ」の舞台になったところ。ドラマに出てきた家も、この春にはコーヒーショップとして生まれ変わります。
 この島が最初に注目を浴びたのは、「ソピョンジェ」という映画のロケでつかわれてから。この映画は日本でも以前公開されました。今なら、ビデオで見ることが出来ます。
 島自体は、のんびりしていいところ。景色もいいし、食べ物もおいしいし、気候も温暖だし、これから注目を浴びそうです。
 島に行くには、莞島(ワンド)から船で40分ぐらいなので、莞島まで着たら近いです(当たり前か)。問題は、莞島間での行き方。全羅南道の光州か羅州までKTX(高速鉄道)で行って、そのあとはバスになりますが、この移動だけで6時間ぐらいかかります。
 遠いですが、それだけの価値はありますよ。

ポミの手術

2008-03-06 01:26:49 | ポミとチャングン
 ポミの頭にぽつんとおできが出来た。
 あわてて病院に連れて行くと、手術をする必要があるという。おできの部分を切り取って、悪性かどうかチェックをする必要があるという。手術自体は難しくないそうだが、全身麻酔をするし、おできの検査をするというので、かなりの金額になるという。あわてて、ネットで調べたら、20~30万ウォンぐらいが普通で、50万ウォン以上とるところもあるとか。
 幸い、手術も成功し、おできも悪性でなくほっとした。手術代も25万ウォンぐらいで済んだので、こっちのほうも一安心。人間と違って、保険がないので本当に高くつく。予防注射などを考えると、1年間でかなりの出費になる。最近は、お金がかかりすぎて犬を育てられなくなり、捨ててしまうケースもあるとか。
 犬にとっても、住みにくい世の中になってきた。実際、捨て犬を捕まえて、動物病院まで連れて行ったこともあった。この話は、次回にします。

ファンテとは何だ? 答え

2008-03-04 18:58:01 | 韓国あれこれ
正解は、3番のスケソウダラです。
最近は韓国近海で獲れないので、ロシア産を使っているそうです。ヨンデリに行くと、あちこちにこのスケソウダラが干してあります。寒い気候で凍ってしまうことで、おいしくなるのだそうです。
実際、おいしいですよ。長さ数センチぐらいに細くちぎったファンテを水で戻して、水気を切ってから、ごま油で焦げないようにいためます。そのあと、水を入れて煮込みます。いっしょに豆腐や大根を入れてもいいです。おろしニンニクとネギを入れ塩で味を調え、最後に溶き卵を入れれば出来上がり。
とてもおいしいファンテ・スープ(韓国ではプゴクックとも言います)は、体に優しい味。ご飯の入れてクッパにしてもOKです。
これ以外にも、いろんな料理方法がありますから、また次の機会に紹介しましょう。

ファンテとは何だ?

2008-03-03 19:08:22 | 韓国あれこれ
昨日は家族と江原道のヨンデリというところまで行ってきました。ここで、ファンテ祭りが開かれていたからです。なかなか面白かったですよ。田舎のお祭りなので、ソウルでななかなかお目にかかれない<大道芸人>のショーがあったり、ファンテの試食があったり。焼いたのも、スープもおいしくて、いろいろ買って帰りました。家でさっそくスープを作りましたが、さっぱりしておいしいですよ。さあ、ここで問題。ファンテとは何から作ったものでしょうか?
1 スルメイカ 
2 太刀魚
3 スケソウダラ
4 毛蟹

正解は、あした発表です。

龍門寺(ヨンムンサ)

2008-03-02 19:21:50 | 韓国のお寺
ここも、僕のお気に入りのお寺です。
ソウルから南東の方向に、バスで1時間半ぐらいでしょうか。ヤンピョンというところにあります。バス停の周りには市場があり、おばちゃんたちが地べたに座って山菜や豆などを売っているし、その横には登山客や参拝客目当ての食堂があって、おいしい山菜料理やなべやパジョンなどが食べられます。
入場券(ほんとうは違うのですが、まあ入場券です)を買って中に入ると、小さな遊園地まであって、楽しくなります。そのまわりは、公園になっていて、すごくきれいになりました。
山門をくぐり、渓谷の脇の道を10分から15分ぐらい歩いていくと、そこが龍門寺。大きな木が目印です。