漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
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フェルデン部の11月活動報告  薬膳失敗ラーメン

2014-11-17 19:09:57 | 冬の肉料理
本日は由紀子先生率いるフェルデン部の活動日でした。

大変、盛り上がっております!


今日は、執着を手離すそんなお話もあったそうです。

頭で、「こうしなければ!」「これが当然!」「この選択肢以外にない!」
と、思っていることって意外と多いんですよね。

体もそうなんです。「このやり方しかないでしょー!」っと。

はて?

そうだろうか?

「こんなのはどうだい?」と、フェルデンは提案するわけですね~

すると
「え~~!まさか、その方向にココが動く!?」なんていうひらめき。

そこに、一生懸命頑張らなくても、いきつける。
むしろ、睡眠学習するくらい、リラックスモードのほうがいきつけちゃったりして。

ベテラン部員は、睡眠学習レベルまできております!笑

今日も、ヒラメキいっぱいのクラスでした、
「ゴルフで出来なかったことが、このやり方ならできる!」と発見された方がいらしたり!

大笑いと驚きと愉快な仲間たちの楽しい部活、フェルデン部でございます。
来月は12月15日月曜日となります、体験部員のご参加も大歓迎です!ご予約お待ちしております。

いつもご参加くださる皆様、ありがとうございます!

遠くまで、教えてに来てくださる由紀子先生、
ありがとうございます!!


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「ささらさら」という映画を観てきました。

大泉洋さんtガッキーの映画でした。

死んだ洋さんが、いろんな人に乗り移って、奥さんのガッキーと会話するのですが、
面白かったです。

生きている間、、
自分の父親を悪い人だと思っている。

それを、ある人に乗りうつったことで、父親の本心を知るに至るのですが、

私たちって、とくに子供の頃は、いろんな人の立場にたって考えるということが
出来にくいので、一方的な目で見て、自分なりの理解(思い込み)をしてしまいます。

だけど、それは真実とは限らない。

なのに、真実はそれしかないと思い、いっぱしの傷を背負ってしまう。

映画では、死ぬことで、相手を理解しましたが
ヒプノセラピーは生きたまま、相手の本心を理解できてしまうな~としみじみ感じました。

やっぱり、ヒプノセラピーを多くの方に体験していただき
その方の大事な方々と和解や関係の再構築における、お手伝いが出来たら嬉しいです。

ちなみに、この映画のロケ地は綺麗な場所だな~っと思ったら、秩父だそうです。


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昨日の夕飯です。

ここんところ、急に寒くなったし、先週はとっても盛り上がっていたので
薬膳ラーメンでも作ってみようかなっと思いました。

久しぶりに生薬の登場です。



当帰(トウキ)
川きゅう(センキュウ)
芍薬(シャクヤク)
地黄(ジオウ)
白朮(ビャクジュツ)
茯苓(ブクリョウ)
人参(ニンジン)
桂皮(ケイヒ)
黄耆(オウギ)
甘草(カンゾウ)

これを、土鍋で手羽元と一緒に煮込みます。
そして、ラーメンのスープを作ります。
玄米塩麹、醤油、紹興酒、ピーナッツペースト、コチュジャン、味噌



え~~~っと、紹興酒を入れるタイミングをしくじって、最初に入れておけばよかったのに
味付け段階で入れてしまったので、その前まで、すっごく美味しかったのに
紹興酒を入れたら、なんだかおかしくなっちゃって、以下調味料は悪あがきになってしまいました・・・。

う~~~ん、リベンジ!

妖精の感想は
「うん、でも麺はオレ、好きだよ!」

麺は買ってきましたからっ!

生薬の香りや味がするのは、あまり好きではありません。
なので、今回すごく少量を使ったのですが、
この量だと全くもって味も匂いもしないので、もうちょっと増やしたいと思います。

もうラーメンはやめよう。
失敗は成功の母!

この生薬は十全大補湯といって、体の血と気を増やし、温めるベーシックな漢方薬です。
中国では十というと、全部という意味になります。体の全体を補うという意味になります。
補陽環五湯という漢方薬があって、これは「五」がつきます。
半分という意味です、脳梗塞などで体の半分が麻痺した時に、
その麻痺した半分を元気に戻す漢方薬です。
ネーミングも漢方薬は面白いです。