どこかの手芸サイトでヤーンボウルなるものを見つけました。
ちょうど囲碁の碁石入れくらいの木製のボウルの側面にらせんの状の穴が彫ってあって、そこから毛糸玉の糸を取り出して編むような器です。
編み物というとこのような、籠に丸い毛糸玉を入れたような絵がよく描かれますが、
このまま編んでいくと毛糸玉は転がり、隣の毛糸玉の糸を引き込んで絡まって面倒なことになります。
こういう新しい毛糸は糸端を玉の中心から引き出すので転がりませんが、一度ほどいて丸く巻いたものは転がります。
で、ヤーンボウルいいな…。らせん状に彫り込んだ穴がゾウさんの鼻のようなデザインになっていてかわいいし。
しかし、持ち物を色々増やすのもいかがなものか。たまにしか丸い毛糸編まないし。
ということで思い出したのがこの漆器の片口です。
形が素敵で昔買った物ですが、
お酒を入れて「ささ、一献…」なんて生活をしていないので食器棚の飾りになっていました。
それで丸い毛糸を入れてみたら、結構具合がいいし、テーブルの上の見栄えもいいです。