サラファン

マトリョーシカが着ているジャンパースカートのようなものは、ロシアの民族衣装サラファンです。

サラファンを写真で見る限りでは、胸から裾に向かって広がっているので着やすそうです。今回サラファン強調のため、エプロン無しです。

これは晴れ着から普段着までいろいろあるみたいですが、サラファンと言われるとロシア民謡の「赤いサラファン」を思い出します。

「何ゆえ縫いたもうや、赤きサラファンを～♪　急ぎてようなき晴れの衣～♪～」

念のため高校の時の音楽の教科書を確認しました。

「赤いサラファン　　　堀内敬三訳詞　ロシア民謡

何ゆえ縫いたもうや赤きサラファンを　急ぎて用なき晴れの衣

愛しのわが子しばし聞けよ　命の春は長からず

若やぐ頬も色あせて　楽しき日々はとどまらじ　楽しき日々はとどまらじ

若かりし日を思いつつ　老いたるわれの衣つくり

夢見し頃を繰り返しつ　縫うても楽し衣つくり　　　」

 

それにしても、ほぼ半世紀前の高校の教科書が残っていたのですが、これだけは分類が（私の中で）「雑誌や本」ではなく、「楽譜」なので、他の楽譜の間で捨てられずに残っていました。良かった…。

高校の教科書と言えば、「漢文」の教科書はとっておけばよかった、と思います。あれは漢文の有名どころが載っていた…。

「江は碧にして…」とか「松柏はくだかれて薪となり…」としか思い出せないですが、　

漢文を読むのに、レ点とか一・二点とか、工夫して日本語のように読むっていうのもすごいなと思います。今の高校生は漢文とか授業でやるのかな？やらなそう…。

サラファンからずれました…。（＾＾；）

 

　

 

フィリピンのほうき

時々コメントを下さる「春」さんのブログに、フィリピンの箒がとても使いやすいと載っていて、

ちょうど３月下旬にフィリピンに行く人がいたので（そんなうまい具合の話があるのか…？）、頼んでみました。

現物は結構大きいもので、運ぶのが大変だったみたいで申し訳なかったけど、たしかに猫の毛とか埃が箒につかなくて、軽くていいです。このまま外にぱぱっと掃き出せる住居なら、なおよいだろうなと思いました。

しかし、これに黙っていない猫がいました…。↓ 

　　

フェアアイル ニット

　

　

北の方の国には色々伝統的なニットがあって、アイルランドのアランとかアイスランドのロピとかカナダのカウチンとかラトビアとかエストニアとか…本当にいろいろ技法がある中の、

イギリス・シェトランド諸島のフェア島に伝わる伝統的なニットがフェアアイルです。どこか哀調を帯びた色合いの模様です。

　フェアアイルは大変細かい模様でそれだけでも無理があるのに、さらにカーディガンでもセーターでも輪に編んで（筒のように編んで）から、切りしろ（スティーク）の部分をざっくりと切り開いて前立てや袖をつける。そして最後に編み上ったら洗って干して、やっと仕上がり…。

それは無理でしょ…と思っていたら、なんとあの↑「黒ゆきこ」先生のニットカフェが近くのカルチャー教室で開かれているのを知って、早速受講を決めました。

ニットカフェというくらいで、何を編むかは自由。これはありがたい。（大体普通は教材が決まっていて別に欲しくもない物をつくったりするので）。

しかし自由ということは、材料も編み図も自分で調達です。　

フェアアイルは、編んだ後で切ったり洗ったりするので、毛糸はシェトランドのフェアアイル用の糸がいいとのこと。日本では手に入りにくいので、日本ボーグ社「手作りタウン」でフェアアイル用の毛糸のセットを買ってみました。

上の写真のリストウォーマーが編みたかったので、↓この毛糸セットを買いました。

しかしこれは「毛糸セット」であって、「キット」ではないので、編み図はついていません。もちろん、『編み図は「毛糸だま〇〇号」を買ってください』、と断り書きはしてあったのですが…それにしても、今日日街の手芸屋さんだって毛糸を買えば編み図はくれるのに…。

「へー、そういう商売なさるんですかー　。（－－）。」

「それに、ソック・ニッティングって、私は毛糸で靴下なんか編む予定ないし…」とぶつぶつ言ってましたが、編み図がないと始まらないので、仕方なく本も買いました。

それで何とか編めました。

フェアアイル用の毛糸で編んだら、最後にお湯と洗剤で洗います。

えっ！と思いましたが、左の一つだけを洗ってみました。洗う前はちょっとごわごわな手触りだったのが、乾いたら不思議なことにフワフワな手触りになりました。さすが！

次はもっと大物に挑戦する予定…フフッ。

桜と、 トカゲの喧嘩

桜でも見に行こうと、砧公園へ。

３日前の様子↓　３日前には咲いていたコブシはもう終わっていました…。

 

帰りに、日向ぼっこのトカゲ発見。右の小さいのはカナヘビ。

下にも一匹　　

これが、木のうろを通ってそっと近づく…。

気配を察したトカゲが振り向くと…

　いきなりがぶり。

が、すぐに形勢逆転。

 

下に落ちても離れず…。

それを見ているカナヘビ

結構長いバトルでしたが、結局ちょっかいを出したトカゲが形勢不利で逃げていきました。やれやれ。