今、歩くのに悪戦苦闘しておりますが、以前は、1人であちこちウロウロしていました。
よ〜く考えると、卵巣の手術の後から、守りに入っていたみたいだな〜と気付いた。
デイサービスの利用者さんで、最近手術をされた方が、傷口が痛むから身体が前屈みになり歩きにくい、と言われていたのを聞いて、「私もそうだったかもな」と思った。
でも、割と動いていたのよね。
坐骨神経痛が出たのは、手術したからだろうし、変な癖が付いてしまったんだろうな〜。
救いは、坐骨神経痛の治療に真面目に通っていた事。
お世話になった鍼灸整骨院での経験が、今に生きてる。
半身麻痺になるという事は、麻痺の無い方の身体に負荷が掛かる。
健側に頼るから、痛みも出易い。
ストレッチのやり方もよく分からず、筋肉を鍛える事もしていなかったから、動く量が減れば、そりゃ、転倒も増えるわよ。
でも私は、「何故だ?おかしい」と思うだけで、身体の為に良い事はしていなかった。
家の周りが坂道だらけなので、散歩もしていなかった。
それでも、車で出かけて、スーパー内を1人で歩いていたのよね。
その頃の動画を撮っておけば良かったな。
装具屋さんから聞いていた、悪いパターンに乗ってしまった。
介護保険でデイサービスを利用するようになり、直ぐに良い方に行くかと思いきや、麻痺の緊張が強まり、おまけに麻痺足の膝を傷め、マジで気持ちが折れるかと思った。
夫との旅行に行く事を目標にしていたら、コロナ禍でしょ。
このコロナ禍、良い意味での猶予期間だと思えた。
2018年の途中から始めたルーティンのストレッチは、まだ続いてるし、身体についての知識も増えた。
転びまくって、怖くて動けない自分に驚いたし【このままでは終われない】と、やっとお尻に火が点いた。
夫の身体の心配もあり、夫が入院したりした時の事も想定しないといけない!と痛感した。
遅いよ〜!なんだけど、行動を起こした次第。
落ちた筋肉は、なかなか戻らないけど、体幹は強くなったと自覚がある。
ここで、歩みは止められない。
だから、デイサービスにはしっかり通います。
私が行ってる所は、専門職が常駐しています。
下半身の筋肉を強化する運動をしていて、身体の状態のチェックも毎週ある。
還暦を超えてしまった身体は、発症した頃とは違い、変化のスピードは遅いのだ、と自覚するのに時間が掛かった。自分の老いを受け止めるのに時間が掛かる現実に、抗っていたが、それは無駄だと、やっと心身共に認められたようです。
これは大事な事で、自分が納得しないと、やりたくてもやれない。
死ぬまで付き合う身体です。
やりたい事もやれない身体は、マジしんどい!
少しでも、楽に動きたい一心でやっております。が!健手に痛みが出て、また凹みましたよ。
しかし、人間生きてると、いろいろありますよね。
この身体になってしまって、乗り越えた、と思っていたのに、新たな山が現れる。神様は「そんなに簡単には、終わらせないぞ」とでも、仰せのようです。
ならば、受けて立つしかないでしょう。
一度、死んだも同然だから、今は"おまけ"の時間。それも33年も生かせて頂いたので、老後は好きな事したいじゃないですか。その為に自分に喝を入れてるのであります。
こう考えられるのも、病気したからです。
死ぬ時に「よくやったな」と思えるようでないと、死ねないじゃないですか。あれしていたら、あれもやりたかったのに、では、ダメだと思う。
あはは〜、長くなったな〜。
ま、毎日、行きつ戻りつですが、まだまだ諦めません。
往生際が悪くても良いじゃない?
正直、しんどいですよ。でも、少しでも前に行けたら、凄い幸せだと思える自分で良かった!
まだ楽しめる!知る事が出来る!
感謝、感謝!
明日も良い日でありますように!
洗濯物沢山だぞ〜!は〜い!
お付き合い下さり、ありがとうございました