会場に入って、舞台上のセットに驚いた。
「ショーガール」というタイトルとポスターにそぐわない、日本家屋のお茶の間・・・。
そうだ、昼間は「君となら」の舞台をやっていたんだと思い出す。
自分がすでに観てしまったので、終わった気になっていた。
この日の開演は夕方5時だけれど、いつもは「君となら」の終演後、9時55分から始まっていたんだった
木の実ナナさんと細川俊之さんの「ショーガール」は観たことがないけれど、
とってもおしゃれな感じがして、観たいな~と思っていた。
今回の出演は、川平慈英さんとシルビアグラブさん。
三谷幸喜さんが朝日新聞に連載しているエッセイでおっしゃっているように、
「陽気でちょっとうるさいサッカー解説者」と「高嶋家の派手めな顔の嫁」のイメージが強い。
「君となら」の時の2階の洗濯物干場には、パーカッションとベースが。
茶の間にあるアップライトのピアノの前には、三谷さんの舞台によく登場する荻野清子さん。
生演奏にあわせて、ショーが始まる
前半は、セットをそのまま使ってのミュージカル仕立て。
探偵と依頼主と調査対象者のドタバタコメディ。
嘘くさいハードボイルドなしぐさの川平さんのはまりっぷりが可笑しい。
地味~なオバサン姿で前かがみにママチャリを漕ぐシルビアさんには思わず吹き出してしまう。
かと思えば、真っ赤なコートにサングラスの都会的なセレブ姿で現れたり・・・。
地味女性の自宅に、「君となら」のお茶の間はぴったりはまる。
台詞の中に、「君となら」を観た人ならわかる小ネタをはさむのも忘れない。
例えば、「君となら」で竹内結子さんのお相手は通称「ケニー」
このケニーの存在をごまかすために、ケニーは猫ってことにするんだけれど、
「ショーガール」には「ケニー」って猫がしばしば登場する。
「ケニー!」と川平さんが猫を呼ぶたびに、会場から「きみとなら」を観た人だけの小さな笑いが起こる。
また、「君となら」に登場する家族の恒例行事として、一家総出の流しそうめんがあるのだけれど、
地味姿のシルビアさんが「嫌いな食べ物は?」と聞かれて瞬時に「流しそうめん!」と答えるのも可笑しい
なんとなく、ほんわかしたハッピーエンドで前半が終わると、後半へ突入。
一気に舞台はキラキラのショーって感じになる
お茶の間だけど・・・
タキシードの川平さんとレオタードと網タイツののシルビアさんが、
畳のお茶の間、お庭、そして2階への階段を駆け回り、時には客席にも降りてきたりして所狭しと動き回る。
ジャズナンバーから、昭和の歌謡曲、三谷さんの映画の主題歌まで、メドレーで歌い、踊り、
それはそれは楽しくにぎやかで華やかだ
ものすごいスピード感で駆け抜けて、あっという間に終演のお時間。
時計をみると約1時間。
「短か!」と思ったけれど、よくよく考えると、いつもの開演は9時55分。
これ以上長いと、観に来た皆さんが帰れなくなる・・・。
この日、一緒に行った妹と私は、昼間、バーゲンに参加して、そのままやってきたのだけれど、
これといった収穫もなく、ちょっとガッカリ気味だった
時間は短かったとはいえ、中身のぎゅっと詰まった今回の舞台。
ちょっとすっきりして外に出ると、まだ明るい・・・
妹と一緒に、パスタをいただいて家に帰ると、
いつも夜に舞台を観る時の帰宅時間よりかなり早い私の帰宅に、家族がびっくり
ちょっとおしゃれな「大人の時間」を楽しんだ気がする。
毎年の夏の楽しみになるよう、シリーズ化に期待したい
「ショーガール」というタイトルとポスターにそぐわない、日本家屋のお茶の間・・・。
そうだ、昼間は「君となら」の舞台をやっていたんだと思い出す。
自分がすでに観てしまったので、終わった気になっていた。
この日の開演は夕方5時だけれど、いつもは「君となら」の終演後、9時55分から始まっていたんだった
木の実ナナさんと細川俊之さんの「ショーガール」は観たことがないけれど、
とってもおしゃれな感じがして、観たいな~と思っていた。
今回の出演は、川平慈英さんとシルビアグラブさん。
三谷幸喜さんが朝日新聞に連載しているエッセイでおっしゃっているように、
「陽気でちょっとうるさいサッカー解説者」と「高嶋家の派手めな顔の嫁」のイメージが強い。
「君となら」の時の2階の洗濯物干場には、パーカッションとベースが。
茶の間にあるアップライトのピアノの前には、三谷さんの舞台によく登場する荻野清子さん。
生演奏にあわせて、ショーが始まる
前半は、セットをそのまま使ってのミュージカル仕立て。
探偵と依頼主と調査対象者のドタバタコメディ。
嘘くさいハードボイルドなしぐさの川平さんのはまりっぷりが可笑しい。
地味~なオバサン姿で前かがみにママチャリを漕ぐシルビアさんには思わず吹き出してしまう。
かと思えば、真っ赤なコートにサングラスの都会的なセレブ姿で現れたり・・・。
地味女性の自宅に、「君となら」のお茶の間はぴったりはまる。
台詞の中に、「君となら」を観た人ならわかる小ネタをはさむのも忘れない。
例えば、「君となら」で竹内結子さんのお相手は通称「ケニー」
このケニーの存在をごまかすために、ケニーは猫ってことにするんだけれど、
「ショーガール」には「ケニー」って猫がしばしば登場する。
「ケニー!」と川平さんが猫を呼ぶたびに、会場から「きみとなら」を観た人だけの小さな笑いが起こる。
また、「君となら」に登場する家族の恒例行事として、一家総出の流しそうめんがあるのだけれど、
地味姿のシルビアさんが「嫌いな食べ物は?」と聞かれて瞬時に「流しそうめん!」と答えるのも可笑しい
なんとなく、ほんわかしたハッピーエンドで前半が終わると、後半へ突入。
一気に舞台はキラキラのショーって感じになる
お茶の間だけど・・・
タキシードの川平さんとレオタードと網タイツののシルビアさんが、
畳のお茶の間、お庭、そして2階への階段を駆け回り、時には客席にも降りてきたりして所狭しと動き回る。
ジャズナンバーから、昭和の歌謡曲、三谷さんの映画の主題歌まで、メドレーで歌い、踊り、
それはそれは楽しくにぎやかで華やかだ
ものすごいスピード感で駆け抜けて、あっという間に終演のお時間。
時計をみると約1時間。
「短か!」と思ったけれど、よくよく考えると、いつもの開演は9時55分。
これ以上長いと、観に来た皆さんが帰れなくなる・・・。
この日、一緒に行った妹と私は、昼間、バーゲンに参加して、そのままやってきたのだけれど、
これといった収穫もなく、ちょっとガッカリ気味だった
時間は短かったとはいえ、中身のぎゅっと詰まった今回の舞台。
ちょっとすっきりして外に出ると、まだ明るい・・・
妹と一緒に、パスタをいただいて家に帰ると、
いつも夜に舞台を観る時の帰宅時間よりかなり早い私の帰宅に、家族がびっくり
ちょっとおしゃれな「大人の時間」を楽しんだ気がする。
毎年の夏の楽しみになるよう、シリーズ化に期待したい