連日、新聞に季節外れの花の記事が載っています。
私のブログでも、晩秋にキンモクセイが二度芽の開花をしたことや山茶花、ロウバイ、ニホンスイセンが例年より1、2か月早く
開花していることなどを取り上げてきました。
ベランダ菜園でもスナップエンドウの苗が例年になく伸び過ぎて、これから降雪など、寒さが本格化したら傷むんじゃないかと
心配しています。
ガーデンルームの中でも異変があります。
いつもなら2月になってから咲き始めるカランコエに、今年は早くも一番花が咲いています。
寒すぎる冬は好きじゃないので暖冬はいいようにも思うのですが、冬に異常なことが起こればその影響が春や夏に出るような
気がして、異常気象や植物の生育が気になります。
どっかのノー天気な総理大臣が、「江戸時代に反対の声を押し切って植えられた桜があるからこそ、300年後の私たちも花見
ができる。」(要約)などと述べていますが、目先の経済利益優先で危険な原発再稼働や原発輸出、さらには、最大の環境破壊
につながる武力による紛争解決=戦争に執着する姿勢とは真逆の言葉で、心底笑えます。
300年先の子孫のことを考えるなら、たとえ「原子力村」や経済界の反対があっても美しい自然環境と人間が共生できる平和な
日本と世界を築くための英断こそ必要ではないのでしょうか。
上の「300年後の花見」の話を現在に当てはめると、完全にブラックユーモアの類に聞こえます。
久しぶりに熱くなりましたが、ほんとに地球温暖化と異常気象は心配です。
私は、今さえよければよいようなノー天気な老人にはなりたくありません。
300年先の子孫に美しい自然と平和な社会を残すために、できることから始めたいと思います。
室内に取り入れたシンピジュウムはもうじき蕾が開きそうです。