最近庭を歩くと嬉しい発見がよくあります。
数日前には、諦めかけていた植木が挿し木苗で復活しているのを見つけ大喜びしました。
西側の庭にあった八重咲酔芙蓉と赤花萩を増築の関係で撤去しなければならなくなり、何とか残したいと挿し木しておいたのです。
挿し木した時期が真夏と条件が悪く、たくさん挿した枝はほとんどダメになったのですが、奇跡的にそれぞれ1本だけ根づいたようです。
※右が酔芙蓉。左は墨田の花火(たぶん)
赤萩の枝はすでに長く伸び、八重酔芙蓉にも葉がたくさん出ています。
庭が狭くなったのでもう地植えは諦め、鉢に移植し季節を彩る花として楽しむつもりです。
私は挿し木する際、あまり深くは考えません。発砲スチロールに入れた鹿沼土に、短く切った枝を挿すだけです。
確かに時期によって成功率は大きく変わるようで、梅雨の頃か秋が良いように思います。
啓翁桜、ロウバイ、アジサイ各種、アメリカハナミズキ、アカバナトキワマンサク、バラ、椿、アザレア、サツキ、ブルーベリー、ブラックベリー、イチジク 等々。
挿し木で増やし鉢植等にしているのが、思い付くだけでこれだけあります。
アジサイ「墨田の花火」とシコンノボタンは知人からもらった枝の挿し木が成功し、今では大きく育って立派な花を咲かせています。
まあ、「数うてば当たる」の典型ですね。
ラベンダーも挿し木のおかげで助かりました。
鉢植のラベンダーが、夏前までは元気でいっぱい花を咲かせるのですが、真夏になると枯れてしまうのです。
過湿が原因かとも思うのですが、過去何年も同様のことが起こっています。
今年は枯れる前に枝を切って挿し木しておいたので助かりました。ひと枝が約ひと月で上の写真のように大きくなっています。
下の写真が、今回私がぜひとも残したかった八重酔芙蓉と赤花萩の花です。(昨年10月初旬撮影)
何とか鉢で復活させたいものです。