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機拵え、終える

2021-11-12 | 機織り

筬を水平に置いて糸を通す。

筬框を織り機に取り付け、筬を溝に入れて止める。

手前と結び付けて出来上がり。次はいよいよ機織りです。

教室ではここで綾棒を外していましたが取り付けたままで織ることにしました。

その方が糸がもつれないように思います。


昼休み、近所のコジマに夫と二人で行き、私が寝ている部屋のエアコンを買い替えた。

前は30年くらい前に設置。夫が腰痛でベッドで寝られなくなり、今は一人で寝ています。エアコン、殆ど付けたことないけど、もう年取ったので、暑さ寒さに無理しない。一人で寝て、自分の適温にする。その予定。

最近、一段階年取ったなと思う。膝は軟骨(半月板)の損傷で、だましながら付き合うしかないようです。今はほとんど痛くないのですが、違和感はあり。無理するとまた痛くなりそうで、あまり歩いていない。

コタツに入ると背中が寒いので、昼間でもベッドの布団の中で本読んだりしている。

本当に、年寄りの生活様式そのもの。

で、それに焦ることもなく、ウトウトして覚めたとき、一瞬、今がいつで、どこに寝ているか分からず、それから現実に戻るまでの浮遊感がとても心地よい。

急ぎの用もなく、気を遣う人もいなくなって、たぶん幼い時のような感覚でのんびりしている。

年取るってこんな境地だったのね。分からなくなって現実に戻れなくなる・・・それもまたよし。人はそれを認知症と言うけれど。

エアコンは明日設置。何という速さ。生活全般がうまくまわって行く。日本という国のありがたさ。

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裂き織りの準備いろいろ

2021-11-10 | 機織り

緯糸代わりに布を裂いて準備します。

古い大島に古い布団地。

布団は嫁入り布団。まだ一枚残っていました。48年前の布はピリピリと気持ちよく裂けます。

ついでに同じ布団地を落ち着いた赤色に染めてみます。

用意するのは布、ミョウバン、それにアボカド一個。

布はぬるま湯に浸けておきます。

アボカドの皮はちぎって煮出します。(中身は食べておきます)

初め強火、続いて中火で15分くらい。

その液をボウルと鍋に20回くらい交互に移し替えて空気にさらすと、赤い色が出てきました。

20分つけて水洗い。

ミョウバン大2さじを熱湯500ccで溶かし、同量の水を入れて冷まし、15分媒染(色止め)します。

水洗いしてまた染め、同じように媒染します。

染まり具合はイマイチでした。布は薄いので絹かなと思いましたが、濡らすと木綿のようです。植物繊維は染まりにくいそうです。

残った液でシルクのスカーフを染めましたが、これもあまり染まりませんでした。

うーーーむ、草木染は難しいです。


液に浸している合間に本日は綜絖を仕上げました。

千巻を取り付けるのは7日の日曜日に済ませました。

朝6時、千巻箱が外れないのでねじの所を金づちでたたいていたら夫が「何をカンカン叩ている?」と起きてきました。

そんな時間にしなくてよさそうなものですが、やる気が起きたときがその時刻だったので。

いつやる気になるかは、その時になって見ないと分かりません。たまたま日曜日の朝だったので、起こしてしまいました。

本数が少ないので何とか一日で完了。

ちょっとお見苦しいですが。

X機は綾棒を置くところがないので横棒を付けてみました。

染めた布と染めたスカーフは夜になって干したので、出来上がりはまだわかりませんが、たぶんうまく染まってない印象。

さて、どうしましょうか。やっぱり赤い布を裂いた方がよさそうです。

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本日、綾返しと千巻

2021-11-06 | 機織り

膝に力が入らないので床巻を止めて座卓の上で。

椅子の背に糸を結んで引きます。

2本の綾棒と粗筬で糸目を整えつつ、手前で巻きます。

長年使って帆布の布がだいぶほつれてきました。

初めにボンドでほつれ止めしておけばよかったかな。

織の先生から6年前に頂いた織り機。

綾返しをしました。この後粗筬を抜いて、織機に手前の千巻を取り付けます。

それは明日以降に。


本日の小ネタ。

簡単ピクルス。

味付け海苔の空き容器に野菜各種、調味料各種入れて簡単なピクルス。

暇なときに逆さにしたりシェイクしたり。

一周忌には、みんなで感想書いて文集作ろうと提案したら、遺した短歌を集めて歌集作るとか。義妹の考え。それならそれでいいわ。立場をわきまえて、こんな時は第一線に立たない。

短歌・・・私も誘われたけど、できないので断った。私が作ると狂歌にしかならない。

故姑様、「うちの長男の嫁はとんでもない」なんて詠んでませんように。まさか、あの姑様に限ってそんなことはありません。

年内に納骨希望ですが、墓碑は中国で作るとか。何もかも中国頼みで、中国と喧嘩したら日本人はお墓も拝めないということになっているようです。

70代の一日一日がしみじみと味わい深く、毎日の出来事を、しっかりと胸に刻んでいます。

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本日、粗筬

2021-11-05 | 機織り

毎日、少しでも進める。一日一行程。

卓上機の筬を代用。

数も適当に数えて、20センチに広げる。

経糸にスラブ糸を使ったのは失敗ですね。←もう失敗かよ_| ̄|○

滑りが悪くて、最悪糸が切れるかも。

でもまあやってみます。

次は綾返しして緒巻仕上げる。少しでも頑張る。

一日三回痛み止めを飲んで、もうすぐ二週間。さすがにほとんど痛みは取れたけど、無理して正座すると後が痛い。

年寄りが正座できないってこういうことだったのね。やっとわかる。

スラブ糸・・・どうする?

やり変えるなら今のうち。

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本日、整経

2021-11-04 | 機織り

252本2m。立つと膝が痛くなるので椅子を置いて低い場所で。

階段の手すりの隙間が何かと便利。

子供も孫もすり抜けたり、くぐったりしてよく遊んだ。

今は膝が痛いので、下りるときにしっかり掴まる。やれやれ。

 

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裂織り、スタート

2021-11-03 | 機織り

11/2 糸の計算

11/3 糸を巻く。

大管2本紛失。前は8月に使って、あれからどこへ行ったやら。

仕方ないのでいろいろなものに巻く。

どんなに遅くても11月中には仕上げたいけど。

昼から近所の山にクサギを探しに行く。染色の材料。

まだ実が青くなってないのであと二週間くらいしてまた行く予定。

坂道歩いたらまた膝が痛くなった。(T_T)

どこへも行けないから、家にいて家で出来ることをするしかない。(T_T)

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乱れ織り、やっと終わる

2021-10-27 | 機織り

やれやれ。

初めは40センチ幅の平織り、たまに違った織り方入れて、自分で勝手に乱れ織と命名。8月末に終わる予定だった。

8月半ば、機拵え終えてさあスタートと言う日に孫娘が来て「織らせろ」の無理難題。

それならばと、真ん中取って30㎝くらい一日で織って切り、残りはそのまますればいいと簡単に考えてたけれどそうはならず、結局、機拵えは二回分することになった。

その間に姑様を見送り、一つ歳をとり、四十九日も終えて、膝がどんどん痛くなり、今は薬で抑えているのですが、やっと本日、完成の運びとなりました。グダグダ。

茶色のはこの枯葉。観葉植物の名前は知らず。30年くらい我が家にある。

花も咲かず、枯れもせず、そう大きくもならず、いつまであることやら。

織ったもの各種。

通し方は4321の繰り返し。

平織りメインで、綾織り各種に簡単なオーバーショット、1234で踏んだのは米粒みたいな細かな柄になって面白かった。

糸は綿に麻、綿のスラブ糸など。麻とスラブは少ししかないので時々入れる。


余りにも長く持っていて、飽きてしまった。

友達がまた展示会してと言ってくれるけれど、それは嬉しいけど、言うは5秒、織るは今回は足掛け3か月。

しかし、何もしないと黄金の70代、無駄に過ごしてしまいそうで。

次はまた違うもの織りたいですね。すぐ出来るのがいい。

そして秋は草木が枯れる前に色をためて、草木染のシーズンだそうで、身近なもので布や糸も染めてみたいものです。と、自分を追い込む。

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機織り、やっと終わりそう

2021-10-14 | 機織り

始めたのは8月初め・・・記憶も茫々と薄れがち。

その間に姑様が亡くなり、私は一つ歳をとり、初七日があって、もうすぐ四十九日です。

夏休みに孫娘に、経糸の一部を取って織らせたのはいいけれど、後が大変でした。

三回に分けて綜絖と筬のやり直し。例によって綾は落とすし、したくないときは10日くらい放置。そろそろしなければと気分が追い込まれて、やっと織り機の所へ行く。

最期は平織りで糸をいろいろ変えてみる。

木綿、麻、そして名前も知らない観葉植物の葉。

いつからあるのでしょう。30年くらい前から?

上の芽が伸びると、下の葉からパラパラと落ちる。茶色になった葉を捨てずにとっておく。

枯れて落ちた葉は縦方向にとても強く、織りに向いている。

室内で、ほぼ放置。それでも長生き。こうなったら私と寿命比べしてみましょう。

今までに織ったもの。幅、長さまちまち。組み合わせてニュアンスのある夏のバッグを作る予定。

7月に湯布院の和雑貨の店で見たのにヒントをいただいて。

できるかな~夏は過ぎ、今はもう秋。来年用ですね。


その他に

夫仕事場、窓の外の狭い場所に鳩が営巣。

隣のマンションから糞が落ちるとクレームが来て、やっと気が付き、巣は撤去。鳩除けの網を張ったとか。

これ、食べる?

食べないよう、細菌が付いてるかもしれないし。と言うことになりました。

やれやれ、もうすぐ四十九日です。前日から三男夫婦と義妹が泊まります。

義妹は疲れやすい人で、車だと高速利用で1時間ちょっと、在来線でも90分くらいの所に住んでいますが、めまいがするとのことで、毎回、新幹線こだまで往復。泊りがけで来ます。

寝るのは姑様の家、三男夫婦は我が家です。

義妹は遠慮してか、自分だけ姑様の家でお弁当買って来て食べると言ったそうですが、夫を通じて今まで通り、一緒にと言ってあります。一人の方が気が楽なのでしょうか。強制はいけないけど、みんなで食べた方が楽しいと私は思っている。

姑様がいなくなって、自分が少し遠慮しなければならないことに気が付いたのでしょうか。それが親が亡くなるということですよね。

一緒にご飯食べて、とりとめなく話して、あちらの話も少しは聞いて、普通にするのが癒しになればいいけれど。ことさらお悔やみの言葉なんて言わない。

淡々と。そう淡々と。

さりながら普段は掃除も徹底してとまでは行かないので、きょうから布団干したり、庭掃除したり、色々片付けたりとするつもりです。

三男の嫁ちゃんが超きれい好きで、家は昨日引き渡されたくらいにゴミ一つ、髪の毛一本落ちてないし、不出来な姑はものすごくプレッシャー。

ブログなんて書いてる間があれば掃除ですが、とりあえずは初速を付けるため。

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機周りの片付け

2021-08-27 | 機織り

夏の終わりの片づけ各種。

機織り、気が乗らずに中断中。8月末完成は厳しすぎる。9月末には何とか。

とりあえず糸などを整理。

その姿、試験勉強に気乗りせず、机周りの片づけして時間を潰すのにさも似たり。

色糸をまとめました。夫の服が引き出し二段も占拠。一段にまとめたそのあとへ。

白い糸もたくさん。ほとんど先生にいただいた。

麻、化繊、綿、タコ糸。紙の糸は友達から。

自分の好きな色に染めてもいいんですが、果たして全部使いきれるでしょうか。

織ったもの各種。未仕立て。

右端は4月に織りの先生にいただく。完成品。名古屋の友達に届けた残り。

大きいのは階段の壁面に。


続いて、ソファーカバーの掛け替え。

全周にゴムを通したシングルの綿シーツで代用。

ずれるので、一部紐を縫い付けてその紐を足に結ぶ。いろいろ掛けるのは年寄りの家のお約束。

バスタオルは買った記憶がないので、実母が野菜やお米送って来た段ボール箱の詰め物だったのかな。お母さんありがとう。昔はおはぎ、お餅などもよく貰ったけど、その頃はあんこが苦手で。。。。味覚の変わった今なら喜んで食べるけど。

偉い学者先生が自宅で話していて、後ろのソファー周りいろいろが面白い。

シンプルなソファーは稀。何か置いている。置いたものに暮らしの一端が見えて面白い。

夏の朝は、ここで夫がよく寝ている。気持ちいいそうで。無防備な寝顔が舅様に似ている。寝顔は正直。

左端の脚の紐は、機織りの糸を結んで整経するので、ずっとつけている。


姑様の藍染作品、出してみる。湿気で少し匂うのでよく干して、今度は二階に保存の予定。

まだまだほんの一部。

広島に以前、女子美出身の染色の作家がおられたそうで、その人に習っていたらしい。今はもう故人、残念です。

次の展示会、藍染メインで、私も少し出すという形になりそう。

暖簾と機織り機のカバー。

暖簾は寝ていた部屋に丸めて、古い日傘などと一緒に置いていた。

柄がイマイチ好きでなかったので広げてみることもなかったけど、窓に掛けたら2本の木のデザインとわかった。

とてもシンプルで垢抜けしている。

この高いデザイン性。故人の先生が考えたのでしょうか。次の展示のメインですね。

手前はレーヨンか何かに染めている。藍ではなくて化学染料かもしれない。

丁寧に縫い縮めて、姑様60代から70代の作品。

姑様ですか。現在98歳。鼻から栄養剤。吐くときはソルデム3Aの点滴。介護施設から病院に転院したのが忘れもしない今年の4月1日。私がお供した。

今はずっと寝ている。月末、夫と義妹が面会予定だったけど、病院へ行ってもリモートなので、義妹がキャンセルしてきた。夫も行かないという。

また直かに面会できるのはいつでしょうか。それまで、うちの姑様なら大丈夫でしょう。というか、うちの姑様に限って亡くならないような気がする。


今週は3か月ぶりに写経の会に。戦後、旧暁部隊の佐伯司令官も参加して追悼の法事をした大きなお寺です。

衆生という字が何度も出てきて、つい象の下を書きそうになるけれど、注意しました。

ニュース画面より。衆の字は字画が多くて、形を取るのが難しいのです。

人さまの失敗を教訓に。祈は折?

えらそげですみません。

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機織り、少しずつ

2021-08-21 | 機織り

一度経糸を掛けてしまえば、気が向いたときに10分でも作業できるのが機織りのいいところ。

今回は右の平織り約2㎝のあと、22段でひと模様の稲妻みたいな綾織りにしました。

最初のころは間違っています。乱れ織り・・・乱れ織りだから見なかったことにしましょう。

シンプルな糸(=安価な糸)で模様を複雑にするのが私の好み。

初めは3本取り、途中から1本取りにしたら、模様が繊細でいい感じになってきた。

でも乱れ織りなので、このままずっとは行かない。

何にするかなあ~

麻糸少し使ったけど、ワイルドになって糸の表情に引きずられるので却下。

出来ればこのシンプルな糸でいろいろやってみる。

これは30㎝くらい織ったら切って、また488本を全部通しなおす。

それもこれも一部を孫娘に織らせたから。

あーあ、もう一台機織り機が欲しいなあ。

がっしりとした高機、4枚綜絖以上。買えば高いので、ヤフオクも高いのでジモティーで引き取りに行けば無料でくれるというのが欲しい。

でも実際に動かないと困るので、前もって見せてもらい、それから決める。

何年かに一度、取りに行けるところからいい織り機が出るけれど、もはや寿命との競争。

健康寿命のことです。最近山へ行っても、この山はもう最後かなと思うことが増えた。

最後にいい人生だったと思えるよう、時間を大切に過ごしたいと思う。

次の展示会は3年くらい先と思ったけど、そんな先はわからない。一年後のつもりでも3年後になるかもしれんし、とにかくいろいろなものを織ってみる。

なんで?と聞かれれば、糸一本で様々な表現。それがただ楽しいと思うから。

本日から心ひそかに織物作家と名乗ることにした。人に教えたり、作ったものが売れたりするのが作家かなとも思うけれど、それを目指すくらいの気持ちでないと入り口にもたどり着けないのはどのジャンルの手仕事でも同じこと。

で作家と名乗る。


今朝は辻仁成氏のパリの暮らし、主に料理の番組がとても興味深かった。参考になることいろいろ。パスタにフリッターを付け合わせて、野菜少し、下ろしチーズ掛けておいしそうだった。

今度やってみよう。


有名俳優さんがコロナで亡くなった。81歳だけど、ワクチンしていなかったそうで。ワクチン打っていればあるいは防げたのでしょうか。詳しくはわかりませんが、残念です。

ワクチンにはいろいろな考えがありそうですが、打った方が安心と私は思います。さらにブレークスルーの事例もあるので、完全とは言えないと思いますが、学校へ行き、仕事へ行く人に自粛を求めるのはなかなか難しいと思います。

この感染症の出口はいまだ見えませんが、出来ることは全部してみんなで乗り越えるしかないんですよね。

アメリカではワクチン打たない人は解雇という話もありました。それは行きすぎかもしれませんが、少なくとも、この国ででも、打てるのにご自分の考えで打たない人がいることは、どう考えればいいんでしょうか。

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機織りほか

2021-08-20 | 機織り

雨です。自粛です。うんざりです。

でも愚痴言っても仕方ないので、好きな写真見て元気になりつつ・・・

家の中で何かしながら過ごしましょう。とりあえず・・・

竹のブローチのメンテナンス。

20歳のころ、好きだった竹の飾りつき安全ピン、数年前、アマゾンで買いました。

中国製。日本製は千円くらい、中国製だと送料込みで200円くらいだったかな。大人買いしました。

ニットの帽子に、セーターの首元に、ウールのコートの襟先に(最近はダウンばかり着るけれど)、マフラー留めるのにも便利の万能選手。

でもピン先の仕上げがいい加減でうまく布地に刺さらない。直すことにしました。

まずはコンクリートの所でこすって仕上げはサンドペーパー。

私の若いころ、タータンーチェックの巻きスカートがものすごく流行って、タータンのスカート着分をよく売っていた。裾を留めるのもこのピン。

今は巻きスカート持ってないので、自作のタータン、置いてみました。

残り毛糸で織ったけど、糸はその都度、必要なものを必要量以上に買わないといいもの織れない。糸が足りなくなるのは最低。同じ製品でも染が微妙に違う。

ピン二本で長話、失礼しました。次行きましょう。


右1/3が織り上がりました。

白一色なので、織り方の違いがよく分かります。ついでに不揃いなのも。

スラブ糸は平織りですが、模様風にできています。

端はボンドでほつれ止め。塗りすぎた~

続いて最期の1/3を筬に通します。

物差しと長い板杼で筬を置く場所を作ります。楽チンです。

通してから筬框にセットします。

この部分も他と同じまで織ったら、今度はもう一度綜絖に通します。

なんでこんな手間かけるかというと、先日孫娘に細い幅で織らしたから。

私自身もいい経験になりました。

麻糸を使うつもりで糸を巻いていますが、使わないかも。

糸は10年くらい前、京都は東寺の終い弘法で、千円くらいで買う。

昨日重さ測ったら100gちょうど。買ってすぐ織りの先生に見てもらったら高いと叱られた。

でも麻なのでこんなものかなと。もう少しあればよかったのですがそこはそれ、骨董市なので。


前の2/3の綜絖を外すとき、例によって一部綾を落としています。

綾なくば織れず。また一本ずつ拾う空しい作業。いつまでこんなことしてるんだい、この私。


昨日のスガさんの記事、なんか品がなくて書いた自分が嫌になったけど、書いたからには記録として残しておく。

さっき、自分のブログ見ていたら、今年の1/26に、

「コロナ感染者で入院拒否している者は(政府が?)懲役刑を検討」しているって書いていた。

その時も医療ひっ迫が言われていたけれど、まさか7か月後にこんなことになるって誰が予測したでしょうか。

ワクチンは3回目も打った方がいいのでしょうが、世界規模で見るとまんべんなく行き渡っているわけではないので、先進国ばかりが独り占めしないようあまり声高には言われてないようですね。

でもアメリカはガンガンやりそう。

ワクチンの副反応が怖いというけれど、実際に罹ったらもっと怖い。打たなくて感染しても周りに感染してもいけないし、検査の徹底とワクチンの早急な供給、ぜひとも進めてもらいたいものです。

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乱れ織り・・・かな

2021-08-17 | 機織り

今朝早く起きたので、筬に通して織り始めました。

40㎝幅の予定ですが、真ん中を30㎝くらい、先日孫娘が織ったので、右の三分の一だけ織ります。

今回はテーマは白。白で踏み方だけ変えて、いろいろな柄を織り出す。きれいにせずに、手織り風に。

手紡ぎの糸などあればいいのですが、工業製品。それでニュアンス出すのは難しい。

色に逃げない。白一色の勝負。いろいろな白い糸を使う予定です。

段の高さは同じですが、目の錯覚で斜めに見える。

踏み方と糸の太さだけ変えています。

この後、スラブ糸(節のある糸)も使いたいと思っています。

まだまだ始まったばかり。涼しくなったので頑張りましょう。


昨夜のEテレ「暮らしにいかすにっぽんの布」で、小さな古布をコースターにしていました。

持っていてもやがて一括してゴミになるならば、何かにして、ひととき楽しみましょう。

出してとりあえずアイロンかけてみる。

手前、井桁の絵絣以外は姑様から10年以上前に一括してもらった。

書生絣は舅様の着物。息子の着物に仕立て直したらいいと貰ったけれど、幅が短くて断念。いろいろに使った残りです。

井桁は実家からもらってきた昔の布団地。私の曾祖母が明治時代に織ったそうです。あと鶴と亀もありましたが、手芸で使ってしまった。気が強くて祖母は泣かされたそうです。機織りは少々気が強いくらいがうまく織れる。のんびり、ぼんやりではそれなりに。

無心に手縫いをしていけばやがて形になるけれど、邪念が多くてなかなか。


以前、古布で作ったおにぎり。

赤い布を見るとやがて酸っぱく感じる私は日本人。PCR検査に使える?

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真夏の機織り、本日は千巻まで

2021-08-04 | 機織り

やれやれ、ちょっと動いても汗だくなので、エアコンつけて作業します。

一日一行程だけ、無理しない。

本日は粗筬を通して、千巻まで。

専用の道具、いちいち買い揃えない。あるもので。

椅子の脚に糸を結んで、巻いて行く。

これは床巻。他に織機の所で巻く方法もあるけれど、織機の周りに空間がないのでもっぱらこちらの方法。

糸の交差した綾の部分の空間を、物差しを使って広げて粗筬の手前に移し、綾棒を筬の前に持ってきたら、筬は抜く。

これを織り機にセットする。それは明日以後に。


本日の小ネタ

ミニ菜園。一度カットして根を水につけて外へ出しておくとまた発芽します。

野菜炒めや汁物の青味にちょっとあると便利。


備忘のために。

広島県でも新型コロナの感染者が倍増。東京のどこかの保健所長が、在宅の療養者まで対応できないとはっきりと言っていた。どうも在宅者に食料を配るのも滞っているらしい。

非常時にこそ国の本音があらわになる。国は決して国民の一人一人は守らない。守るのは国の仕組み、政権のメンツ、昔だと軍隊かな。

民間人を見捨ててさっさと退却した満州の関東軍の故事を思い出した。(その時のことを見たわけではありませんが)

今すぐたくさんの建物を立てて感染者をそこ移し、集中して見守り、悪くなったら病院へって私は思うけど、どうなんでしょうか。

スガさんがやると決めて道筋つければ、下の人はそれに合わせて動くと思うのですが、何をしているのか見えてこない。というか、何をしていいのかわからないのでは。

Go Toで浮かれていた時はまさかこんなこたいとになるとは思ってもなかった。感染状況は予想していたよりもずっと悪い方向へと進んで行く感じ。出口はいったいどこに。

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真夏の機織り

2021-08-02 | 機織り

7月はとうとう新しい作品に取り掛かれず、やっと本日開始。

工房が解散した後、夫に作ってもらった整経台。

糸巻きを立てる棒は太くて会わないので、あとでのこぎりで切った。

ヤフオクで見つけた東京手織機の大管おおくだはステンのパイプに横向きに通す。

友達からもらった糸枠は、これまた固定するところを作ってないので毎回、座布団の上に置いて使う。

階段は途中まで踏板だけ、手すりも素通しで、整経台を固定するのに便利って、固定するまで気が付かなかった。

あと、振袖の帯結び、ふくら雀の練習とか。

手すりの外側を昇ったり、踏板の間から出入りしたりは、昔、息子たち、最近までは孫たちがやっていたけど、それもそろそろ終わりのようで。


整経していたけど、あまりの暑さに頭が、ぼう~~として中断。夜中過ぎ、涼しくなってからする予定。

今回は平織り、糸は生成り糸各種。糸のニュアンスだけで柄にしたいと思います。

先生からとてもたくさんの糸をもらったので、無駄にしないよう頑張ります。

 

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機織り完了

2021-07-08 | 機織り

終わりました。

二色を使う予定が四色に。手紡ぎの糸で、手織り感いっぱい。

遠目にはちょっとわかりにくいのですが

洋服地のような落ち着いた色合いになりました。

これ、全部同じ柄のはずですが柄が辿れません。

シャドーウィーブという織り方。

次はもう少し簡単でもう少しわかりやすい柄にしたいものです。

がんばります。

服と違ってバッグ類はかさばるので、吊るしていますが、吊るしきれないものはそこらへんに置いてインテリアに。

真ん中は東南アジアの籠。一つは一閑張り風バッグを作り、まだ二つ同じものがあります。籠は倒れないので便利。近所へスケッチに行くときの絵の具入れなどにします。一つ900円くらいだった。

右端は20年くらい前に、出来心で買った木をくりぬいたバッグ。私は大体出来心でバッグを買う。北海道の標高の高いところに生えているシナの木だそうです。作った人が即売会していたので、いろいろ聞いた。薄く漆を掛けています。

全然物が入らないのですが、夜道で襲われたら木のバッグで相手を殴って逃げる。幸いそんな場面はまだありませんが。

今は亡き舅様の道具を勝手に持ち出しました。爪の間の汚れを取るブラシです。

今はクリスタルガラスの溝を磨いたり、痒いところをこすったりして使っています。

これで先日の山葡萄の籠バッグをこすったら、あら不思議、なんかちょっと艶が出てきたような気がします。

思うに、目に見えない小さな毛羽立ちが整えられて光が乱反射しなくなるからでしょうか。

未明から断続的に大雨、雨の音で眠れないうえに地震まであり、寝不足気味。雨で出かけられないので、籠をブラシでこすってみる。こすればこするほど艶が出る?

この勢いで顔もこすりたいけど、肌にいいはずないので止めておきましょう。

コメント欄から、大雨のお見舞いありがとうございました。今回は市中心部によく降ったので土砂災害は今のところないようです。

何事もなく、早く梅雨が明けてほしいものです。

 

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