My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

二週間ぶりに釘抜地蔵へ

2022-07-10 12:17:43 | 京都の寺

毎週お参りをしていたが、ここのところ二週間ほどいっていない。

なにかいかないと心が落ち着かない感じがするので土曜日にお参りにいった。

家族の健康を祈るのです病気を治してもらうのを祈る

もう七夕は過ぎたのですがまだ飾ってありました、おそらく日曜日まで

飾っておくのでしょうね。

金曜日は衝撃的なニュースが飛び込んできて驚きました、なんともいえない

暗い気分になりました、日本でこのような政治家にむけたテロが行われるというのが信じられないです。社会党浅沼委員長刺殺事件以来です。

政治信条とか政策とかには大反対していましたが、亡くなられたというのはほんとに残念ですね。

ご冥福をお祈りいたします。

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ひこばえ 重松清を読む

2022-07-10 12:07:04 | 2022年本


続けて重松清を読んだ、同年代の作家が同年代が主人公で描く小説は

ほんとに共感する。

ものがたりは老人ホームの施設長をつとめる洋一郎のもとに、子供のころまだ小学校に上がる前に別れた父

が亡くなったとの連絡がはいり、父親が別れてからどういう暮らしをしてたかを確認しながら

父親が生前付き合いのあった知人たちから拾い集めた記憶と、自身のうちの中にある甦る記憶にみたされた洋一郎は決断をする

すでに再婚した母の元へ遺骨をもって中国地方の町まで出かける・・・

重松清の作品にたいする一言

これは終わりから始まった父子の物語。

父親は最初から死んでいるけれど、ものがたりの最後にひこばえのような

何かがのこれば、小説その物がひこばえになると思う。

ひこばえとは台杉、杉のきったあとから新しく目が出て成長して杉になる。

ここのところ殺伐としてる世情の中ハートウォーミングな話だった。
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