資本論は学生の時になんとか四苦八苦しながら3巻全部読みましたが・・
かなり難解な本です、わかってくると目からうろこ・・・
今はどうかはわかりませんが当時の経済学部では経済原論1 経済原論2と別れていました
1がマルクス経済学 2が近代経済学
今はマルクス経済学も教える大学は少なくなってるのだろうかな?
この本、マルクス資本論をおさらいをするのに読みましたが、さらにわかりやすく読めました。
忘れていた言葉も思い出したりした・・・包摂という言葉、重要なフアクターだった・・
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多分 今「包摂」は、生産の過程、労働の過程を飲み込むだけではなく、人間の魂、全存在の包摂
へと向かっている。
肉体を資本によって包摂されるうちにやがて資本主義の価値観を内面化したような人間が出てくる。
すなわち感性が資本によって包摂されてしまうのだ・・・
これが新自由主義である・・
新自由主義が変えたのは社会の仕組みだけではなかった、新自由主義は人間の魂をあるいは感性、センス
を変えてしまったのであり、ひょっとするとこのことが社会的制度の変化より重要だったのではないか・・
制度のネオリベ化が人間をネオリベ化し、ネオリベ化した人間がますます制度のネオリベ化をますます
推進し受け入れるようになると循環です。
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結論 いまこそ階級闘争が必要な時代だ!万国の労働者団結せよ!