葉室麟さんの本、まだ読んでない本も結構あるので読んで見る、葉室麟さんは3年前に
すでに鬼籍に入られてます。
まだ読んでない本は丁寧に読んでみようと思うのと、もう一度読んで見ようと思う本も
蜩ノ記とかあります。
ものがたりは・・
岡野藩領内で隣国との境にある峠の茶店。
小柄で寡黙な半平という亭主と峠の弁天様と旅人に親しまれる志乃という女房が
十年ほど前に老夫婦より引き継がれて慎ましく営んでいる。
ところがある年の夏、半平と志乃を討つために隣国の結城藩から屈強な七人組の侍が
訪ねてきた、二人の過去に何があったのか??
話は15年前にさかのぼる・・・辛い過去と哀しみを背負いながらも
真摯に生きる二人の姿が胸をうちます。
峠を巡ってスケールの大きな物語でした、盗賊はでてくるし、盗賊の女頭はでてくるわ
なかなか面白かった・・