先週読んだ本です。
北原亜以子 慶次郎縁側日記 傷
シリーズ第一巻 短編集
主人公は南町奉行所同心を隠居した森口慶次郎
ものがたりは、慶次郎の娘 三千代が雪の降る夜自害したところからはじまる、婚約もしていたのに・・・ ある日三千代が見知らぬ男に婦女暴行をうけて、婚約者に顔がたたぬと苦悩した上に自害する。かたきうちするために慶次郎が個人的な捜査を昔の部下の岡っ引きとともにする。
また 座右の銘 では・・・
空巣家業の伊太八は「身内に迷惑をかけない」というのがモットーだ、豊蔵から共謀をもちかけられ、目的の家にはいったはいいが、なんとそこは豊蔵の弟の家だった・・自らの信条に反する仕事をさせられて挙句にあらぬ罪まで着せられて尋ね者になった伊太八・・・彼の運命やいかに・・・そこに登場 森口慶次郎
粋と人情のお江戸事件簿。