KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

水曜登山④ー正善山

2017年08月09日 | 四国の山
今日は3週間ぶりの水曜登山会に参加しました。

目的地は正善山。一人ではまず出かけることのない山です。






丸亀で集合したメンバーとブルーヴィラあなぶきの下の国道の路肩で合流した後、

国道492号線を南下。古宮簡易郵便局から右折して、県道259号線を走ります。

途中で道を一度だけ間違えましたが、とにかく分岐は

reikoさんのレポートに書いていた様に、左に左にと進むと杖立峠に着きました。

峠にはすでに路肩に軽自動車が一台停まっていました。





新しく登山靴を買ったメンバーが二人。二人が靴を記念撮影をした後

10時20分にスタートしました。いつになく遅めのスタートです。









案内板に沿って杉林の中を歩いて行くのですが、すぐ横には地図に載っていない

新しいコンクリート道の林道が続いています。


しばらく歩くと登山道が不明瞭になってきたので一旦林道に出て歩いて行くと、

だだっ広い広場が現れました。





一応、登山会ですから林道から外れて登山道を歩いていきます。








登り切ると樹林帯になるのですが、また脇に林道が現れます。

登山道を歩いても、林道があるとやっぱり興ざめしてしまいます。





途中で一か所だけ南側の展望が広がりました。





足元に黄金のキノコが!その色と艶がプラスチックで出来た人工物のような感じで

なんとも不思議な初めて見るキノコです。











大岩を過ぎると1186のピークは岩の上。少し登りづらそうだったので

岩には登らず一旦林道に降り、今度は林道の南側の登山道を行きます。

しばらく歩くと三角点のあるジャンクションピークに着きました。

三等三角点「正善山」です。








この会のメンバー二人は、三角点で必ず万歳をします。





おニューの登山靴でここでも二人が記念撮影。





三角点からは左に直角に折れて山頂を目指します。

途中一旦下った後は少しずつ登って行きます。

今日はほとんど花はなく、色々なキノコがあちらこちらに目に付きます。








最後の短い急坂を登りきると正善山に11時40分に着きました。

登山口から1時間20分ほどで高低差もほとんどなく、リハビリ中の体には

丁度いい歩きやすいコースです。








山頂は狭く、唯一開けている南側を見ると、遠くに東宮山の尖山が見え

その奥にも尖がった焼山寺山が薄く見えています。





少し右手に視線を向けると、これも見えるか見えないか程度に高城山のレーダードームらしき

形が確認できました。





山頂は日差しを遮るものもないので、少し下の杉林の中でお昼にしました。

Hさんがお湯を沸かして味噌汁を作ってくれました。





腹ごしらえを終えた後はもと来た道を戻って行きます。

先頭で歩いていると、山頂の直ぐ下で私の見落としで右側の尾根に入ってしまい、

一旦下ってまたもどるというミスが!





下った後、少し登り返して、三角点まで戻ると復路は素直に林道を利用。

皆さん世間話をしながらのんびりと歩いて行きます。











往路でも見かけた札が、帰りの道の脇の木々にも貼られていました。

木の持ち主の名前でしょうか?





登山口に戻るころに丁度雨が降り始め、なんとかあまり濡れずに

車に乗ることが出来ました。








帰り道の途中にある「閑定の滝」も台風の後で、いつになく水量が多く迫力があります。









この会にはコーヒーの達人が二人いて、今日はHさんが用意してきてくれました。

山を下ると雨がやんできたので、ブルーヴィラあなぶきの下の河原でコーヒータイムに!














今日は夏らしくわざわざ氷を買ってきてくれて、アイスコーヒーを淹れてくれました。








河原に吹く風を感じながらのアイスコーヒーが、あっさりとしていて、

とても美味しく頂けました。

距離も高低差もなくのんびりと歩けた初めての正善山でした。