先々週は木曽駒ケ岳、先週は里山歩きで2週間お休みした水曜登山会。
今週は「雲早山」を歩くことになりました。
水曜登山会では初めてとの事、私は今年に入って3回目となる「雲早山」ですが、
それを車中でお話しすると、「何で?」と聞かれ、「何でやろ~」と考えたのですが
「雰囲気が好きなんです!」と答えただけで、うまく説明できませんでした。
同じ山でも気に入ったら何度歩いても、その季節季節で違った雰囲気、新しい発見が
あったりして飽きることはありません。
いつも通り貞光の道の駅でピックアップしてもらったのが9時前。(メンバーの一人が
遅刻したので予定より遅れました)
本来なら山川町辺りでピックアップしてもらった方が近いのですが、今日は夜にこの
貞光町であのアドベンチャーレーサーの「田中陽希」さんの
講演会に参加するので・・・・。
全員がそろったところで(今日は8名)山川町から国道193号線を南下、神山町からさらに
県道253号線をどんどん高度を上げて行き、土須峠の手前の「岳人の森」でトイレ休憩。
トイレだけをお借りするのは気が引けるので、コーヒーやわらび餅を頼んで一息入れました。
お皿の一つ一つに野草の花が添えられていて、店主の心配りが感じられます。
いつもは帰り道に立ち寄って、コーヒーやおそばを頂いたことはあるのですが、登山の前は
初めてです。店主の息子さんがいろいろ「雲早山」の話や店内にある写真の話をしてくれました。
出発も遅くここでのんびりしたのもあって、登山口に着いたのは11時前でした。
身支度を整え「さぁ~そしたらスタートします!」となった時、私たち乗ってきたワゴン車の
タイヤがパンクしているのに気が付きましたが、取り合えず山から下りてきてタイヤ交換する
ことにしてスタートしました。
雲早神社の鳥居を潜り、沢沿いの道をゆっくりと登って行きます。
小さな小さな滝が続くこの沢沿いの道はいつ歩いても気持ちのいい道です。
道のあちらこちらにトリカブトがまだ花を咲かせています。
いつものように山の北側のこの道は優しい日差しが差し込んで、緑のシャワーが降り注ぎます。
やはりこのコースの雰囲気がいいのか、いつになく皆さんのペースも順調でしたが
小屋跡からの少しザレた道に差し掛かり、長い登りが続くと少し息が上がってきたようです。
谷筋から右にトラバース道を登り、苔岩を横目に見て進むと「高丸山」との分岐点です。
今日は45分ほど着きました。なかなかいいペースです。
少し霞んでいた空も青空が広がり始め、色づき始めた木々の鮮やかさが目に飛び込んできます。
やっぱり紅葉は青空の下が見ごたえがあります。
分岐点のパラボラ案内板の少し上で一息入れ、大岩の横を通り気持ちのいいブナの木々の間の
尾根を進んで行くと、分岐から10分ほど歩くとほどなく山頂です。
山頂からはいつもの360度景色が待っていてくれました。
少し雲が広がり始めましたが、「高丸山」「西三子山」「高城山」が見渡せます。
ますは水曜登山会恒例の三角点でのバンザイ!
ここで腰を下ろしてお湯を沸かして昼食です。
沢沿いの道を歩き、トリカブトの花畑を通り、苔岩の日本庭園を横目に紅葉の中を歩き
そしてこの展望。初めて歩くメンバーもとても喜んでいます。
昼食後の帰り道をどうするか話し合い、花のシーズンでないシャクナゲ尾根ではなく
高丸山への縦走路を少し足を延ばして、折り返して元の道を下ることにしました。
縦走路の途中も北側の斜面の紅葉が進んできています。
空が少し曇り始めたので、実際に目で見るほど写真ではキレイに写せませんが、
帰り道の途中もまだ残る緑と紅葉のコントラストがとてもきれいです。
谷筋のザレ場を下り、沢沿いの道で写真を撮りながらゆっくりと下って行きます。
ほどなく登山口に到着して、さっそくパンクしたタイヤを元整備士のM君が
電動工具を駆使して段取りよく作業を進めています。これが周りが手伝うことなく
一人で手際よくあっという間にタイヤ交換を終えて、一同「餅は餅屋」と感心。
ほとんどロスタイムもなく、登山口を後にしました。
登山口で講演会組と帰路組に別れ、講演会組はまずは温泉で汗を流す事に。
お奨めの温泉を聞かれたので、貞光町への帰り道からは少し遠回りになるのですが
お湯のいい「神山温泉」でサッパリとした後、貞光町の講演会場に車を停めてすぐ近くの
お好み焼きさんで腹ごしらえをしました。そのお好み焼きさんの前でバッタリ「田中陽希」さんと遭遇。
短パン姿の陽希さんは背も高くほっそりとしているのですが、足元のふくらはぎも大腿四頭筋も
筋肉モリモリで、それを見てあれだけハードな「パタゴニアンエクスディションレース」や
「日本100・200名山ひと筆書き」の8,000キロメートルを踏破されているのも納得できました。
講演会の内容はスライドを使ってレースの過酷さややグレートトラバースでの
人との触れ合いの話を中心に進められましたが、話の節々からその人柄の良さが感じられ、
とても楽しく聞くことができました。
お気に入りの山を歩きのんびりと温泉に浸かり、
そして山に暮らす人(岳人の森の店主)や自然と対峙する人(田中陽希さん)の話を
色々と聞けたとても充実した一日でした。
今週は「雲早山」を歩くことになりました。
水曜登山会では初めてとの事、私は今年に入って3回目となる「雲早山」ですが、
それを車中でお話しすると、「何で?」と聞かれ、「何でやろ~」と考えたのですが
「雰囲気が好きなんです!」と答えただけで、うまく説明できませんでした。
同じ山でも気に入ったら何度歩いても、その季節季節で違った雰囲気、新しい発見が
あったりして飽きることはありません。
いつも通り貞光の道の駅でピックアップしてもらったのが9時前。(メンバーの一人が
遅刻したので予定より遅れました)
本来なら山川町辺りでピックアップしてもらった方が近いのですが、今日は夜にこの
貞光町であのアドベンチャーレーサーの「田中陽希」さんの
講演会に参加するので・・・・。
全員がそろったところで(今日は8名)山川町から国道193号線を南下、神山町からさらに
県道253号線をどんどん高度を上げて行き、土須峠の手前の「岳人の森」でトイレ休憩。
トイレだけをお借りするのは気が引けるので、コーヒーやわらび餅を頼んで一息入れました。
お皿の一つ一つに野草の花が添えられていて、店主の心配りが感じられます。
いつもは帰り道に立ち寄って、コーヒーやおそばを頂いたことはあるのですが、登山の前は
初めてです。店主の息子さんがいろいろ「雲早山」の話や店内にある写真の話をしてくれました。
出発も遅くここでのんびりしたのもあって、登山口に着いたのは11時前でした。
身支度を整え「さぁ~そしたらスタートします!」となった時、私たち乗ってきたワゴン車の
タイヤがパンクしているのに気が付きましたが、取り合えず山から下りてきてタイヤ交換する
ことにしてスタートしました。
雲早神社の鳥居を潜り、沢沿いの道をゆっくりと登って行きます。
小さな小さな滝が続くこの沢沿いの道はいつ歩いても気持ちのいい道です。
道のあちらこちらにトリカブトがまだ花を咲かせています。
いつものように山の北側のこの道は優しい日差しが差し込んで、緑のシャワーが降り注ぎます。
やはりこのコースの雰囲気がいいのか、いつになく皆さんのペースも順調でしたが
小屋跡からの少しザレた道に差し掛かり、長い登りが続くと少し息が上がってきたようです。
谷筋から右にトラバース道を登り、苔岩を横目に見て進むと「高丸山」との分岐点です。
今日は45分ほど着きました。なかなかいいペースです。
少し霞んでいた空も青空が広がり始め、色づき始めた木々の鮮やかさが目に飛び込んできます。
やっぱり紅葉は青空の下が見ごたえがあります。
分岐点のパラボラ案内板の少し上で一息入れ、大岩の横を通り気持ちのいいブナの木々の間の
尾根を進んで行くと、分岐から10分ほど歩くとほどなく山頂です。
山頂からはいつもの360度景色が待っていてくれました。
少し雲が広がり始めましたが、「高丸山」「西三子山」「高城山」が見渡せます。
ますは水曜登山会恒例の三角点でのバンザイ!
ここで腰を下ろしてお湯を沸かして昼食です。
沢沿いの道を歩き、トリカブトの花畑を通り、苔岩の日本庭園を横目に紅葉の中を歩き
そしてこの展望。初めて歩くメンバーもとても喜んでいます。
昼食後の帰り道をどうするか話し合い、花のシーズンでないシャクナゲ尾根ではなく
高丸山への縦走路を少し足を延ばして、折り返して元の道を下ることにしました。
縦走路の途中も北側の斜面の紅葉が進んできています。
空が少し曇り始めたので、実際に目で見るほど写真ではキレイに写せませんが、
帰り道の途中もまだ残る緑と紅葉のコントラストがとてもきれいです。
谷筋のザレ場を下り、沢沿いの道で写真を撮りながらゆっくりと下って行きます。
ほどなく登山口に到着して、さっそくパンクしたタイヤを元整備士のM君が
電動工具を駆使して段取りよく作業を進めています。これが周りが手伝うことなく
一人で手際よくあっという間にタイヤ交換を終えて、一同「餅は餅屋」と感心。
ほとんどロスタイムもなく、登山口を後にしました。
登山口で講演会組と帰路組に別れ、講演会組はまずは温泉で汗を流す事に。
お奨めの温泉を聞かれたので、貞光町への帰り道からは少し遠回りになるのですが
お湯のいい「神山温泉」でサッパリとした後、貞光町の講演会場に車を停めてすぐ近くの
お好み焼きさんで腹ごしらえをしました。そのお好み焼きさんの前でバッタリ「田中陽希」さんと遭遇。
短パン姿の陽希さんは背も高くほっそりとしているのですが、足元のふくらはぎも大腿四頭筋も
筋肉モリモリで、それを見てあれだけハードな「パタゴニアンエクスディションレース」や
「日本100・200名山ひと筆書き」の8,000キロメートルを踏破されているのも納得できました。
講演会の内容はスライドを使ってレースの過酷さややグレートトラバースでの
人との触れ合いの話を中心に進められましたが、話の節々からその人柄の良さが感じられ、
とても楽しく聞くことができました。
お気に入りの山を歩きのんびりと温泉に浸かり、
そして山に暮らす人(岳人の森の店主)や自然と対峙する人(田中陽希さん)の話を
色々と聞けたとても充実した一日でした。