新春の第二回WOC登山部は西讃の里山歩きとなりました。
天気予報の降水確率が高いので遠出はせずに手軽な山でということです。
いままでの一人歩きだと、まずこの降水確率では出不精になり
出かけることはないのですが、よっぽどの事がない限りこの登山部は毎週どこかに出かけるので
山行の回数が増えて良い傾向です。
昨年、『鳥越山』を歩いた時に、もう一つ登ろうと思って『鬼ケ臼山』と
今日の『傾山』のどちらにしようかと考え、
あまり展望がないという『傾山』を蹴って、『鬼ケ臼山』にその時は登り
今回初めて登る山なので期待が膨らみます。
ただ今日はR姉さんと宿敵メスコアラ(笑)にもう一人、さらに上を行くという噂のN先輩が
参加するという事。『かしまし娘?』が揃うとどうなるのことかと一抹の不安が募ります。

集合場所で全員がH隊員の運転する車に乗り込むと、さっそく3列目のシートに座った『かしまし娘』の
おしゃべりが始まり、運転席から2列目シートの男性陣の会話が聞き取りにくくなります。
善通寺から県道24号線を走り高瀬町の麻で最年少のM君と合流。
そのまま2台で傾山の麓まで走りました。
事前に調べていた登山口近くの路肩に車を停めてスタートしました。

『四国山岳紀行』さんのレポートに載せていた通り、道の際の梅の木に登山口のプレートがありました。
ここから山へ向かって農道を登って行きます。

段々畑の向こうに『傾山』の山容が確認できます。

コンクリート道から小さなため池の横を通り、しばらくは歩きやすい道が続きます。

しばらくすると鬱蒼とした竹林となり、台風で倒れて枯れた竹を避けながら進んで行きます。

竹林の管理道から赤テープを目印に山道へと入って行くと、落ち葉のたっぷりと積もった道になり
その内にどんどんと勾配が急になり始めました。




先頭を行くメンバーと慣れないS子さん(メスコアラ)との距離が、どんどんと開いて行きます。
買ったばかりのストックを使っても足元が滑って登りにくそうです。
---- S子さんは今日の案内に『ステッキを買いました。参加させてください!』と書き込みを
していて、その時は何のことか判らずにいたのですが、
登りながら『ステッキがあってよかったは!』と言うのでガテンがいきました。
でもねS子さん、『ステッキ』は老人の杖。正確には『ストック』やのにと思いつつ(笑)
黙っていました。(また今度会ったときに根性腐っとると言われそうですが・・・) ----
急登を登りきると思っていたより早く山頂の尾根に着きました。山頂には龍王宮か?石の祠が。

その奥にも少し朽ちた小さな祠が並んでいます。

山頂には三等三角点の『傾山』と山名標識とキティーちゃんの標識があり
山名標識の前で記念撮影。




『かしまし娘』も何やら楽しそうにおしゃべりしています。

山頂でしばらく時間を過ごした後、登ってきた道を折り返し下って行きます。
途中で最年少M君が、ザックに刺した笠の柄が奇跡的に枝に引っかかり、みんなの笑いを誘っています。


しばらくすると膝の悪いNさん(オスコアラ)とオトッチャマのSこさん(メスコアラ)のペースが落ちて
前を行くメンバーの姿が見えなくなりました。


心配なので二人にペースを合わせ(本当は後ろからいやらしく
シャッターチャンスを伺いながら)ついて行くと
--- 『今日は私、キャーと絶対声をあげないんで』とS子さん。
(前回の小豆島の大嶽で、R姉さんにキャーキャーと声をあげてる動画を撮られたので)
ところがしばらくすると『キャー』と悲鳴を上げて、ずと~んと音がして
きれいに尻餅をついてくれました。 ---
すかさず薄情なNさんがパシャリ!

なんとか急坂を下り切り、農道まで出るとホット一息です。
目の前には高瀬の特産の茶畑が広がっています。

下り切った所で万歳をするS子さんですが、50肩の左の肩が上がっていません。

車を停めた場所まで戻るとN先輩とS子さんが変な自慢をしあっています。
『傾山』から降りてきて『かしまし娘』の会話・・・・。
--- 『さっきの山、なんて言う山やったっけ?』
『かたむきやま?』
『いや、かやぶき屋根?』 ???? ---



傾山を片付けた後、次に向かうは『鬼ケ臼山』です。
『傾山』に登る前にH隊長が雨雲レーダーで確認すると2時間後には雨が降り始めると
いう事だったのですが、予報がズバリ的中。『鬼ゲ臼山』の登山口に着くころに雨が降り始めました。

先ほどの『傾山』と比べると『鬼ケ臼山』は登山道が整備されていて、
笠をさしても歩けるいい道です。

ため池の横を通り、しばらく行くと『りゅうおうさん』との鞍部への階段となります。
その階段を登りきると、右に『りゅうおうさん』、左に『鬼ケ臼山』となります。
まずは左に鳥居をくぐって『鬼ケ臼山』へと歩いて行きます。


けっこう急な階段を登り切り、山頂直下の巻道を進んで行くと
三角点と巨石のある199m広場に出ました。
生憎の空ですが、それでもそこそこ見晴らしは良く北から西南の景色を眺めます。




いつもならここでお弁当を広げてといった感じですが、この空の下。しばらく景色を楽しんで
南側の山頂を目指します。先ほどまでの道と違って少し藪ぽくなっている道を一旦鞍部まで下がり
登り返すと『鬼ケ臼山』山頂です。

ここでもキティーちゃんのプレート。
登山部恒例のバンザイ!です。


この山頂は樹木に囲まれ展望もないので、直ぐに折り返し戻って行きます。
途中の分岐まで戻り、そのまま真っすぐ『りゅうおうさん』へと最後の急坂を登ります。

山頂には小さな石祠の龍王宮?と最近上書きされたキティーちゃんのプレートがありました。


ここでも恒例のバンザイ!


帰りは短いけれど急坂を滑らないように降りて行きます。
途中、ここでも・・・・。S子さん。
--- N先輩が『顔が真っ黒やね』と言うと、S子さん『マグロ?』 とチンプンカンプンな返答! ---
それを聞いて笑いながら降りて行き、しばらくすると今度はN先輩が
--- S子さんが『帰ってお風呂に入って、ビール飲みたいね!』と言うとN先輩が
『おくどさん?』と聞き返してきました。しかも何度も『おくどさんって?』と ----
それを聞いたS子さんが、『ほらN先輩の方がすごいでしょ!』と同意を求めてくるのですが、
『どっちもどっち!』ボケとボケのツートップです。

『傾山』と『鬼ケ臼山』の二つの山を無事?登り終えた後、今日はお弁当ではなく
近場の高瀬町の比地にある『三好うどん』で少し遅めの昼食です。
元は『大工うどん』という屋号で年配のご夫婦が営業していたのですが
閉めた後に今は若いご夫婦が名前を変えて営業しています。
私はいりこの出汁がきいた釜揚げうどんを注文。


揚げたてのうどんが冷えた体を温めてくれました。
お腹を満たした後は『かしまし娘の』リクエストでコーヒーブレイクにすることに。
H隊長の知り合いの善通寺にある『陶花』へ向かいました。
普通の住宅を改造したカフェで、土足ではなく靴を脱いで店内に上がって行きます。

ポットに入れられたコーヒーは3~4杯はたっぷりと飲める量で、これで400円は安い!

アットホームな店内でくつろぎながら、ここでも何度も『かしまし娘』が色々と笑わせてくれました。

生憎の雨模様の一日でしたが、今日も女性陣のお陰て楽しい楽しい里山歩きの一日となり
またこのメンバーと愉快に歩きたい。そう思えたWOC登山部でした。

天気予報の降水確率が高いので遠出はせずに手軽な山でということです。
いままでの一人歩きだと、まずこの降水確率では出不精になり
出かけることはないのですが、よっぽどの事がない限りこの登山部は毎週どこかに出かけるので
山行の回数が増えて良い傾向です。
昨年、『鳥越山』を歩いた時に、もう一つ登ろうと思って『鬼ケ臼山』と
今日の『傾山』のどちらにしようかと考え、
あまり展望がないという『傾山』を蹴って、『鬼ケ臼山』にその時は登り
今回初めて登る山なので期待が膨らみます。
ただ今日はR姉さんと宿敵メスコアラ(笑)にもう一人、さらに上を行くという噂のN先輩が
参加するという事。『かしまし娘?』が揃うとどうなるのことかと一抹の不安が募ります。

集合場所で全員がH隊員の運転する車に乗り込むと、さっそく3列目のシートに座った『かしまし娘』の
おしゃべりが始まり、運転席から2列目シートの男性陣の会話が聞き取りにくくなります。
善通寺から県道24号線を走り高瀬町の麻で最年少のM君と合流。
そのまま2台で傾山の麓まで走りました。
事前に調べていた登山口近くの路肩に車を停めてスタートしました。

『四国山岳紀行』さんのレポートに載せていた通り、道の際の梅の木に登山口のプレートがありました。
ここから山へ向かって農道を登って行きます。

段々畑の向こうに『傾山』の山容が確認できます。

コンクリート道から小さなため池の横を通り、しばらくは歩きやすい道が続きます。

しばらくすると鬱蒼とした竹林となり、台風で倒れて枯れた竹を避けながら進んで行きます。

竹林の管理道から赤テープを目印に山道へと入って行くと、落ち葉のたっぷりと積もった道になり
その内にどんどんと勾配が急になり始めました。




先頭を行くメンバーと慣れないS子さん(メスコアラ)との距離が、どんどんと開いて行きます。
買ったばかりのストックを使っても足元が滑って登りにくそうです。
---- S子さんは今日の案内に『ステッキを買いました。参加させてください!』と書き込みを
していて、その時は何のことか判らずにいたのですが、
登りながら『ステッキがあってよかったは!』と言うのでガテンがいきました。
でもねS子さん、『ステッキ』は老人の杖。正確には『ストック』やのにと思いつつ(笑)
黙っていました。(また今度会ったときに根性腐っとると言われそうですが・・・) ----
急登を登りきると思っていたより早く山頂の尾根に着きました。山頂には龍王宮か?石の祠が。

その奥にも少し朽ちた小さな祠が並んでいます。

山頂には三等三角点の『傾山』と山名標識とキティーちゃんの標識があり
山名標識の前で記念撮影。




『かしまし娘』も何やら楽しそうにおしゃべりしています。

山頂でしばらく時間を過ごした後、登ってきた道を折り返し下って行きます。
途中で最年少M君が、ザックに刺した笠の柄が奇跡的に枝に引っかかり、みんなの笑いを誘っています。


しばらくすると膝の悪いNさん(オスコアラ)とオトッチャマのSこさん(メスコアラ)のペースが落ちて
前を行くメンバーの姿が見えなくなりました。


心配なので二人にペースを合わせ(本当は後ろからいやらしく
シャッターチャンスを伺いながら)ついて行くと
--- 『今日は私、キャーと絶対声をあげないんで』とS子さん。
(前回の小豆島の大嶽で、R姉さんにキャーキャーと声をあげてる動画を撮られたので)
ところがしばらくすると『キャー』と悲鳴を上げて、ずと~んと音がして
きれいに尻餅をついてくれました。 ---
すかさず薄情なNさんがパシャリ!

なんとか急坂を下り切り、農道まで出るとホット一息です。
目の前には高瀬の特産の茶畑が広がっています。

下り切った所で万歳をするS子さんですが、50肩の左の肩が上がっていません。

車を停めた場所まで戻るとN先輩とS子さんが変な自慢をしあっています。
『傾山』から降りてきて『かしまし娘』の会話・・・・。
--- 『さっきの山、なんて言う山やったっけ?』
『かたむきやま?』
『いや、かやぶき屋根?』 ???? ---



傾山を片付けた後、次に向かうは『鬼ケ臼山』です。
『傾山』に登る前にH隊長が雨雲レーダーで確認すると2時間後には雨が降り始めると
いう事だったのですが、予報がズバリ的中。『鬼ゲ臼山』の登山口に着くころに雨が降り始めました。

先ほどの『傾山』と比べると『鬼ケ臼山』は登山道が整備されていて、
笠をさしても歩けるいい道です。

ため池の横を通り、しばらく行くと『りゅうおうさん』との鞍部への階段となります。
その階段を登りきると、右に『りゅうおうさん』、左に『鬼ケ臼山』となります。
まずは左に鳥居をくぐって『鬼ケ臼山』へと歩いて行きます。


けっこう急な階段を登り切り、山頂直下の巻道を進んで行くと
三角点と巨石のある199m広場に出ました。
生憎の空ですが、それでもそこそこ見晴らしは良く北から西南の景色を眺めます。




いつもならここでお弁当を広げてといった感じですが、この空の下。しばらく景色を楽しんで
南側の山頂を目指します。先ほどまでの道と違って少し藪ぽくなっている道を一旦鞍部まで下がり
登り返すと『鬼ケ臼山』山頂です。

ここでもキティーちゃんのプレート。
登山部恒例のバンザイ!です。


この山頂は樹木に囲まれ展望もないので、直ぐに折り返し戻って行きます。
途中の分岐まで戻り、そのまま真っすぐ『りゅうおうさん』へと最後の急坂を登ります。

山頂には小さな石祠の龍王宮?と最近上書きされたキティーちゃんのプレートがありました。


ここでも恒例のバンザイ!


帰りは短いけれど急坂を滑らないように降りて行きます。
途中、ここでも・・・・。S子さん。
--- N先輩が『顔が真っ黒やね』と言うと、S子さん『マグロ?』 とチンプンカンプンな返答! ---
それを聞いて笑いながら降りて行き、しばらくすると今度はN先輩が
--- S子さんが『帰ってお風呂に入って、ビール飲みたいね!』と言うとN先輩が
『おくどさん?』と聞き返してきました。しかも何度も『おくどさんって?』と ----
それを聞いたS子さんが、『ほらN先輩の方がすごいでしょ!』と同意を求めてくるのですが、
『どっちもどっち!』ボケとボケのツートップです。

『傾山』と『鬼ケ臼山』の二つの山を無事?登り終えた後、今日はお弁当ではなく
近場の高瀬町の比地にある『三好うどん』で少し遅めの昼食です。
元は『大工うどん』という屋号で年配のご夫婦が営業していたのですが
閉めた後に今は若いご夫婦が名前を変えて営業しています。
私はいりこの出汁がきいた釜揚げうどんを注文。


揚げたてのうどんが冷えた体を温めてくれました。
お腹を満たした後は『かしまし娘の』リクエストでコーヒーブレイクにすることに。
H隊長の知り合いの善通寺にある『陶花』へ向かいました。
普通の住宅を改造したカフェで、土足ではなく靴を脱いで店内に上がって行きます。

ポットに入れられたコーヒーは3~4杯はたっぷりと飲める量で、これで400円は安い!

アットホームな店内でくつろぎながら、ここでも何度も『かしまし娘』が色々と笑わせてくれました。

生憎の雨模様の一日でしたが、今日も女性陣のお陰て楽しい楽しい里山歩きの一日となり
またこのメンバーと愉快に歩きたい。そう思えたWOC登山部でした。
