今年の夏は本当に天候に頭を悩まされます。
今週も当初は雨マークだった予報も、先週末には晴れマークに変わりました。
雨だったら傘をさして里山でも歩こうと思っていた予定を変更して
最終、少しでも高い山に『涼を求めて!』 『剣山~次郎笈』を歩くことにしました。
丸亀で集合した7名のメンバーと、貞光の道の駅で合流です。
見ノ越には9時30分過ぎに到着し、9時50分のゆっくり目のスタートになりました。
今日は復帰したセニョさんも参加で、久しぶりに一緒に歩けます。
駐車場の手前にある石段を登り『劔神社』でお参りをして、登山開始です。
西島駅までの道は樹林帯の木陰の中を歩いて行きます。
復帰したばかりのセニョさんのペースが速く、なかなか追いつけません。
途中のリフト下のトンネルで一息入れているメンバーに一旦追いついたものの
どうも今日はお嬢様のペースが遅く、先頭とはどんどん離れていきます。
(ハガクレツリフネ)
いつになくお嬢様がお疲れの様子。執事としては最後まで付き添わなければならないのですが、
麺法師さんが途中で後ろに下がってきたので、
お嬢様はお任せすることにして少しペースをあげてみます。
西島神社の手前でセニョさんに追いついたので、西島駅まで付いて行きます。
相変わらず修業僧のように黙々と歩くセニョさんの後ろを付いて歩くのは本当に久しぶりで、
なんだか懐かしささえ感じます。
(タカネオトギリ)
西島駅まではほぼコースタイムで到着しました。ベンチに腰掛け後続を待つ間に
少し小腹が空いたので、菓子パンを口に入れます。気圧のせいで袋がすでにパンパンです。
リフトを使って次々と乗降客が降りてきます。
かなり遅れてお嬢様が登ってきました。
『今日は次郎笈まで行けん!』とおっしゃっています。取りあえずここから山頂まではお供をして
様子を見ることにします。
西島駅から上は木々もまだらになり日差しが厳しくなってきます。
足元には可愛らしい花が道の脇に沢山咲いていますが、
おそらくお嬢さんには目に入っていない感じです。
(トゲアザミ)
この時期の剣山で一番目立つのがテンニンソウ。あちらこちらで群生しています。
(シコクフウロウ)
お嬢様は今回ザックを新調して容量も大きくなり、そこに防寒着や雨具を詰め込んで
今までに比べて荷物が重くなっているのが影響しているのかもしれません。
前を歩くメンバーはやはりいいペースで登って行きます。
『刀掛けの松』の上で、『剣山山頂ヒュッテ』のスタッフが
歩荷の途中で休憩していました。その荷物を見て好奇心旺盛なMさんが、担がせてもらおうと
挑戦しましたが、持ち上がるどころか30kg以上はありそうな荷物はビクともしません。
樹林帯を抜けると山頂まではあと少し。今日は牛歩のお嬢様が重い荷物を背負った歩荷の若者に
追いつかれそうになっています。
行場への分岐で『あと少しやで~!』と声をかけても、もう死にそうな感じです。
(クガイソウ)
『劔山本宮宝蔵石神社』をお参りした後、植生保護で作られた木道を
山頂へと歩いて行きます。青い空に白い雲、ミヤマクマザサの緑。コアラさんも絵になっています。
先に着いたセニョさんがこれも久しぶりに見る恒例のバンザイ!をしています。
山頂西側のベンチで何やら作戦会議をしています。
どうやらお嬢様はギブアップ!宣言をしています。
ここでお嬢様一人にしてしまうと、お昼に用意したラーメンのお湯を沸かす人がいなくなると思い
心配していると、『ヒュッテでビールを飲む!』との事。
そういえば、ヒュッテがあるので食事も心配することもなかったのです。
何かと執事は気を使います・・・・・。
(疲れ切った顔を見られたくないお嬢様)
お嬢様一人を残しメンバーは次郎笈を目指しまずは鞍部まで下って行きます。
今月初めにサザエさんと来たばかりなのに、それでもここから見る次郎笈までの稜線は、
何度見ても飽きることがありません。
初めて歩くOさんもMさんもこの気持ちのいい稜線歩きを気に入ってくれています。
この山はどの道を歩いても整備されていて、途中ですれ違った家族連れのように
気軽に楽しく山の雰囲気を味わえる、本当にいい山です。
鞍部からも稜線沿いの快適な道が続いています。
大岩を過ぎると次郎笈への最後の登りになります。先ほどまでのルンルン歩きから
一転してゼイゼイ歩きになります。それにしても今日のセニョさんは、今まで4ヶ月も休んでいた
うっぷんを晴らすかのように、すごいペースで登って行きます。
次郎笈山頂でも恒例のバンザイをするセニョさん!
メンバーが揃ったところで昼食にします。
今日はそろそろ暖かいラーメンかなと思いお湯を沸かしましたが、
この気温だとまだざるそばくらいがいい感じです。
ただこの夏の高温の影響か、いつもこの山頂で苦労する虫がほとんどいません。
次郎笈は先ほどの剣山の山頂と比べるとさほど広くはないので、
360度周りの山々が見渡せます。
昼食を済ませた後は麺法師さんの提案で、北西尾根を下ってトラバース道から戻ることにします。
この道は私も初めて歩く道。思ったより勾配も緩く歩きやすい道でした。
一カ所だけロープがかかった場所もさほどでもなく、何故かコアラさんは綱引きしているように見えます。
丸石を通って三嶺へと続く稜線。丸石の避難小屋まではピストンで歩いたことはあるのですが、
いつかは三嶺まで続くこのゴールデンコースを一気に歩いてみたいものです。
尾根を降るとトラバース道を先ほどの往路の分岐まで戻って行きます。
次郎笈の北斜面は笹原の緑一色。そこに一本の道が続いています。
このトラバース道も歩きやすく、山歩き!といった感じを満喫できるいい道です。
帰りにこの道を選んで大正解です!
分岐から一旦鞍部まで下り、今度は剣山への登り返しです。
少し登って途中の分岐から『二度見の展望所』を通って、西島駅への
トラバース道を歩いて行きます。
途中から見える『大劔神社』の巨大な岩が空に向かってそびえ立っています。
この道も以前は通行止めになっていましたが、きれいに整備され
トリカブトとテンニンソウの群生を横目に見ながら気持ちよく歩いて行きます。
西島駅に着くまでの間、帰りのリフトに乗るかどうか物議を醸し出していましたが、
結局コアラさん以外は歩いて降りることに。(これが普通と言えば普通なのですが)
見ノ越から夫婦池の途中にあるベンチでコーヒータイム。
程よい疲れにコーヒーがとてもおいしくいただくことができました。
今日は腰痛治療?に参加したセニョさんも満足気です。
当初は里山歩きで簡単に済ませようとしたのに、思わぬ天候の回復で
思っていた以上に快適な山歩きが今日はできました。
そろそろ山も暑さを気にせず歩けるベストシーズンに入ってきました。
あとは気まぐれな台風が来ないことだけを祈って、次回はどこを歩こうかな?
今週も当初は雨マークだった予報も、先週末には晴れマークに変わりました。
雨だったら傘をさして里山でも歩こうと思っていた予定を変更して
最終、少しでも高い山に『涼を求めて!』 『剣山~次郎笈』を歩くことにしました。
丸亀で集合した7名のメンバーと、貞光の道の駅で合流です。
見ノ越には9時30分過ぎに到着し、9時50分のゆっくり目のスタートになりました。
今日は復帰したセニョさんも参加で、久しぶりに一緒に歩けます。
駐車場の手前にある石段を登り『劔神社』でお参りをして、登山開始です。
西島駅までの道は樹林帯の木陰の中を歩いて行きます。
復帰したばかりのセニョさんのペースが速く、なかなか追いつけません。
途中のリフト下のトンネルで一息入れているメンバーに一旦追いついたものの
どうも今日はお嬢様のペースが遅く、先頭とはどんどん離れていきます。
(ハガクレツリフネ)
いつになくお嬢様がお疲れの様子。執事としては最後まで付き添わなければならないのですが、
麺法師さんが途中で後ろに下がってきたので、
お嬢様はお任せすることにして少しペースをあげてみます。
西島神社の手前でセニョさんに追いついたので、西島駅まで付いて行きます。
相変わらず修業僧のように黙々と歩くセニョさんの後ろを付いて歩くのは本当に久しぶりで、
なんだか懐かしささえ感じます。
(タカネオトギリ)
西島駅まではほぼコースタイムで到着しました。ベンチに腰掛け後続を待つ間に
少し小腹が空いたので、菓子パンを口に入れます。気圧のせいで袋がすでにパンパンです。
リフトを使って次々と乗降客が降りてきます。
かなり遅れてお嬢様が登ってきました。
『今日は次郎笈まで行けん!』とおっしゃっています。取りあえずここから山頂まではお供をして
様子を見ることにします。
西島駅から上は木々もまだらになり日差しが厳しくなってきます。
足元には可愛らしい花が道の脇に沢山咲いていますが、
おそらくお嬢さんには目に入っていない感じです。
(トゲアザミ)
この時期の剣山で一番目立つのがテンニンソウ。あちらこちらで群生しています。
(シコクフウロウ)
お嬢様は今回ザックを新調して容量も大きくなり、そこに防寒着や雨具を詰め込んで
今までに比べて荷物が重くなっているのが影響しているのかもしれません。
前を歩くメンバーはやはりいいペースで登って行きます。
『刀掛けの松』の上で、『剣山山頂ヒュッテ』のスタッフが
歩荷の途中で休憩していました。その荷物を見て好奇心旺盛なMさんが、担がせてもらおうと
挑戦しましたが、持ち上がるどころか30kg以上はありそうな荷物はビクともしません。
樹林帯を抜けると山頂まではあと少し。今日は牛歩のお嬢様が重い荷物を背負った歩荷の若者に
追いつかれそうになっています。
行場への分岐で『あと少しやで~!』と声をかけても、もう死にそうな感じです。
(クガイソウ)
『劔山本宮宝蔵石神社』をお参りした後、植生保護で作られた木道を
山頂へと歩いて行きます。青い空に白い雲、ミヤマクマザサの緑。コアラさんも絵になっています。
先に着いたセニョさんがこれも久しぶりに見る恒例のバンザイ!をしています。
山頂西側のベンチで何やら作戦会議をしています。
どうやらお嬢様はギブアップ!宣言をしています。
ここでお嬢様一人にしてしまうと、お昼に用意したラーメンのお湯を沸かす人がいなくなると思い
心配していると、『ヒュッテでビールを飲む!』との事。
そういえば、ヒュッテがあるので食事も心配することもなかったのです。
何かと執事は気を使います・・・・・。
(疲れ切った顔を見られたくないお嬢様)
お嬢様一人を残しメンバーは次郎笈を目指しまずは鞍部まで下って行きます。
今月初めにサザエさんと来たばかりなのに、それでもここから見る次郎笈までの稜線は、
何度見ても飽きることがありません。
初めて歩くOさんもMさんもこの気持ちのいい稜線歩きを気に入ってくれています。
この山はどの道を歩いても整備されていて、途中ですれ違った家族連れのように
気軽に楽しく山の雰囲気を味わえる、本当にいい山です。
鞍部からも稜線沿いの快適な道が続いています。
大岩を過ぎると次郎笈への最後の登りになります。先ほどまでのルンルン歩きから
一転してゼイゼイ歩きになります。それにしても今日のセニョさんは、今まで4ヶ月も休んでいた
うっぷんを晴らすかのように、すごいペースで登って行きます。
次郎笈山頂でも恒例のバンザイをするセニョさん!
メンバーが揃ったところで昼食にします。
今日はそろそろ暖かいラーメンかなと思いお湯を沸かしましたが、
この気温だとまだざるそばくらいがいい感じです。
ただこの夏の高温の影響か、いつもこの山頂で苦労する虫がほとんどいません。
次郎笈は先ほどの剣山の山頂と比べるとさほど広くはないので、
360度周りの山々が見渡せます。
昼食を済ませた後は麺法師さんの提案で、北西尾根を下ってトラバース道から戻ることにします。
この道は私も初めて歩く道。思ったより勾配も緩く歩きやすい道でした。
一カ所だけロープがかかった場所もさほどでもなく、何故かコアラさんは綱引きしているように見えます。
丸石を通って三嶺へと続く稜線。丸石の避難小屋まではピストンで歩いたことはあるのですが、
いつかは三嶺まで続くこのゴールデンコースを一気に歩いてみたいものです。
尾根を降るとトラバース道を先ほどの往路の分岐まで戻って行きます。
次郎笈の北斜面は笹原の緑一色。そこに一本の道が続いています。
このトラバース道も歩きやすく、山歩き!といった感じを満喫できるいい道です。
帰りにこの道を選んで大正解です!
分岐から一旦鞍部まで下り、今度は剣山への登り返しです。
少し登って途中の分岐から『二度見の展望所』を通って、西島駅への
トラバース道を歩いて行きます。
途中から見える『大劔神社』の巨大な岩が空に向かってそびえ立っています。
この道も以前は通行止めになっていましたが、きれいに整備され
トリカブトとテンニンソウの群生を横目に見ながら気持ちよく歩いて行きます。
西島駅に着くまでの間、帰りのリフトに乗るかどうか物議を醸し出していましたが、
結局コアラさん以外は歩いて降りることに。(これが普通と言えば普通なのですが)
見ノ越から夫婦池の途中にあるベンチでコーヒータイム。
程よい疲れにコーヒーがとてもおいしくいただくことができました。
今日は腰痛治療?に参加したセニョさんも満足気です。
当初は里山歩きで簡単に済ませようとしたのに、思わぬ天候の回復で
思っていた以上に快適な山歩きが今日はできました。
そろそろ山も暑さを気にせず歩けるベストシーズンに入ってきました。
あとは気まぐれな台風が来ないことだけを祈って、次回はどこを歩こうかな?