師走に入り暖冬と云われながらもこの時期らしい冷え込みになってきました。
今年こそは!と思っていたのに、師走の忘年会に毎年恒例のようにコルセットを巻いて
お酒を呑んでいるような気がします。やっぱり冷えてくると
身体が固くなりバランスが悪くなるのでしょうか?
そんな腰に爆弾を抱えたまま今日もWOC登山部に参加してきました。
この時期になるとやはり里山歩きが中心になってきますが、
麺法師さんが坂出の『城山』の中腹にある
滝を見ながら登りましょう!という提案がありました。
WOC登山部で3年前に登ったコースですが、私自身は城山に滝があるのを
初めて知って、本当はエントツ山さんが教えてくれた『金山・常山・郷師山・城山』も
歩いてみたかったのですが、今回は是非とも滝見をしたいと思って参加しました。
と・こ・ろ・が、その提案者の麺法師さんが足の調子が悪く登山靴も履けない状態になり
欠席となってしまいました。集合場所の『金山休憩所』で前回、麺法師さんと一緒に歩いた
セニョさん、IRIBITOさんに登山口はどこ?と聞くと
『まったく記憶にない!』と返事が返ってきました。 (;゚Д゚) マジ!
それでも車一台に全員が乗り込み、登山口をスマホで調べながらなんとか辿り着きました。
今日は6人のメンバーで登山部里山歩きのスタートです。(8時30分)
(セニョさん・やっさん・IRIBITOさん・ルリちゃん・お嬢様、そして私)
道標には『不動の滝』まで40分と書かれています。
登山道は幅もあり歩きやすい道ですが、朝まで降った雨で落ち葉が濡れて
何となく肌寒く感じる道です。しばらく歩くと砂防ダム。前回歩いた二人が
全く記憶にないと言っています。 こんな大きな砂防ダムを覚えていないなんて、
まさかの (;゚Д゚) です。
砂防ダムを過ぎると道はけっこう急になってきます。落ち葉に隠れた濡れた岩に
時々足を滑らせながら登って行くと道の右側には小さな沢が続いています。
城山にこんな沢があるのは意外です。
相変わらず急な傾斜で綴れ折れした道が続いています。途中でメンバーは
『暑い!』と言いながら上着を1枚脱いでさらに登って行きます。
見上げるとまだ綺麗な紅葉が残っていますが、もう今年の見納めになりそうです。
前を歩くセニョさんも度々立ち止まり、息を整えながら登っています。
その内に前方に石垣が見えました。どうやら不動の滝の横にある『魔尼珠院』のようです。
魔尼珠院は麓にある『79番札所 天皇寺(高照寺)』の奥の院だということですが、
随分と荒れていてどう見ても普通の民家にしか見えません。
院からは石段とそれに沿って立派な石垣が続いています。濡れた石にはまだ色褪せずに、
落ち葉が積もっています。
石段を登って行くと段々と水の落ちる音が近づいてきました。
そして現れた『不動の滝』は想像していた以上の落差のある
見ごたえのある滝でした。
お嬢様が『今年の滝見はハズレがないね!』と言っています。
たしかに今年はたくさんの滝を見ましたが、どの滝も見ごたえのある滝ばかりでした。
その手前には役行者?と弘法大使の立派な石像が安置されています。
不動の滝の前の石碑には何故かゴルフボールが置いてありました。この山の上にある
ゴルフ場からここまで飛んできたと言う事でしょうか?それとも滝から流れ落ちてきたのでしょうか?
滝の横には名前の由来の不動明王のお姿もあります。
滝からさらに奥にある『大師修行洞』に寄り道してみます。
道の途中では坂出の市街地の展望が広がっていました。
空も雲も冬らしい冷たい色をしています。
朝まで降った雨のせいか空気が澄んで、遠くの瀬戸大橋もくっきりと見えます。
修業洞は、こんな狭い所で修行をしていたのかと思う位小さな洞でした。
一旦戻って滝と岩壁を廻り込むようにして登って行きます。
香川の山は『讃岐七富士』に代表される『ビュート(孤立丘)』と
屋島や五色台そして今日の城山のように山頂部分が平らな『メサ(浸食大地)』が代表的な地形です。
どちらも長い年月で浸食された地形ですが『メサ』は花崗岩の基盤の上に凝灰岩が堆積し、最上部には
『讃岐岩質安山岩』が載っています。山頂が近づくと屋島でも、五色台でも
同じような岩壁を見ることができます。
岩壁の上部に回り込むと先ほどまでの急な坂から、緩やかな上り坂になりました。
途中で左下に赤テープが巻いた木があり踏み跡も見えます。
セニョさんが、『ここから下りて沢を渡ったような気がする?』と言うので
半信半疑ですが左に折れて沢へと下ってみます。
急な下りを降りるお嬢様。そのお姿もなかなか板についてきました。
執事も嬉しゅうございます! (^O^)/
坂を下りると、趣がある小さな沢に少し濁った水が流れていました。
やはりこの上にあるゴルフ場の排水も流れているのかもしれません。
沢の上部に登って行き渡渉できる場所を探します。赤テープを一瞬見失いますが
メンバーが対岸のテープを見つけ、そこを渡って行きます。
城山でまさか渡渉をするなんて、思ってもみませんでした。
沢を渡り踏み跡を辿って登って行くと、山頂の県道に近づいてきました。
案内板に従ってまずは『綾北展望台』に行ってみることに。
先ほどまでの踏み跡を辿る道と比べると、傾斜もなく広い道です。
案内板には5分と書かれていましたが、直ぐに左手に展望の広がる場所に着きました。
オレンジ色の頭の『金山』と、その隣に飯野山に見間違うような
よく似た山容をした『常山』が並んでいます。
金山の右手には坂出の市街も見渡せます。
展望台からは折り返し県道へと歩いて行き、ここからはゴルフ場を回り込むようにして続く県道の
アスファルト道を歩いて行きます。
途中には何ヵ所か道の脇に『ホロソ石』の案内板があり、少し道から外れた場所に
城門の礎石ではないかと云われる、大きなダブルのベットのようなホロソ石が横たわっていました。
県道は工事中のせいか一台も車が通りません。道の真ん中を悠然と歩いて行くセニョさん。
県道の途中にある電波塔の脇へと歩いてみると、東の国分寺から高松の展望が広がっていました。
仲良く並んだおむすび三兄弟の『六ツ目山・伽藍山・狭箱山』が直ぐに目につきます。
曇り空ですが、その雲の間から差す光に当たって『鷲ノ山』の山肌も、
なんだか幻想的な感じに見えます。
電波塔から県道に戻ると直ぐ先に『明神原遺跡』の案内板。
案内板に従って左手に折れて進んでいくと少し小高い丘に、その遺跡はありました。
地形図では413mのピークとなっている場所が明神原です。広場になったピークには
巨石が点在しています。古代の祭祀場だったと云われるこの広場、そう思って見ると
厳かな雰囲気が漂ってきました。その岩の上で今日初めてのセニョさんのばんざい!
案内板には『烏帽子岩』と書かれている中心の岩が、私には『トド岩』に見えて仕方ありません。
『タコ岩』はこれかな?
明神原からゴルフ場の横を通り左に折れて登って行くと『462m・城山』の広々とした山頂です。
南側に大きく開けた山頂には、何の木だろう?大きなシンボルツリーの大木。その足元には
これも立派な石柱の一等三角点。メンバーが景色を見ながら
『あの山は?』と香川の里山の特定をしています。
時間は11時。少し早いですが景色もいいので、ここにお昼にしました。
中央にある展望台に上ると360度のパノラマ。香川の里山の全てが見渡せるような気がします。
少し意味合いは違いますが『山高きが故に貴からず』里山の良さが存分に感じられる景色です。
城山より少し低い『飯野山』を見下ろしながら
IRIBITOさんが、『飯野山が小さげに見えるな~』と言っています。たしかに飯野山を
この距離で見下ろせるのはこの場所だけです。
お昼ご飯を食べ終えた後メンバーで記念撮影。
お嬢様にリクエストをしてこのところ凝っているインスタ映えの写真を撮りました。
(小豆島ではほうきを借りて魔女の宅急便の真似をしたのですが、今日はストックで!)
先週のさおりんの渾身のジャンプの向こうを張って飛んでます
その前でおっさん3人が並んでカメラを構えているのを見ると、笑えます!
帰りは往路を戻る予定でいたのですが、同じ車道歩きをするなら途中まで登山道を歩き、
『郷師山』の方へ降りて、そこから車道を歩くことになりました。
県道を山頂分岐まで戻った後、左に折れてしばらくアスファルトの道を歩き、
途中から道の脇に入って行くと車道から離れて登山道が続いています。
道もしっかりとしていて赤テープもあり、踏み跡から見ると普段から大勢の人が
登っているような気がします。どんどん下ると竹林が現れ
先ほどと比べると背が伸びた?飯野山が左手に見えると、郷師山との鞍部に着きます。
目の前に郷師山の頭が見えると『せっかくだから郷師山にも登ってみよう!』と言う事になりました。
城山からの下りで足が『下りの足?』になっていたので、郷師山への直登が堪えます。
濡れた登山道は、これは下りは危ないなと思わせるほどの傾斜です。
10分ほど息を切らせると、ここでも巨石が横たわった山頂です。
少し奥にあまり見かけない珍しいお墓のような形をした郷師山の三角点。
木々に囲まれて先ほどの城山の山頂とは正反対の、見晴らしのない山頂です。
恒例のセニョさんの三角点バンザイ!
下りを注意しながらまた鞍部まで降りると、最後の車道歩きとなります。
ガードレールの横でまだ色づいた木々を眺めながら、おしゃべりしながら歩いて行きます。
今年最後の紅葉ともお別れです。
こんな所に『オトメシャジン』 かな?
川津への分岐を右に折れ国道へと戻って行きます。
そろそろ車道歩きが飽きたな、と思う頃に車を停めた登山口に到着しました。
今日は10.6km、約5時間の里山歩きでした。車道歩きも多い道でしたがほぼ城山を
周回した形になり、今まで知らなかった滝や沢もあり変化にとんだコースで、随所に展望の広がる
場所もあり、とても良い里山歩きができ『侮るなかれの里山』の楽しい一日でした。
今年こそは!と思っていたのに、師走の忘年会に毎年恒例のようにコルセットを巻いて
お酒を呑んでいるような気がします。やっぱり冷えてくると
身体が固くなりバランスが悪くなるのでしょうか?
そんな腰に爆弾を抱えたまま今日もWOC登山部に参加してきました。
この時期になるとやはり里山歩きが中心になってきますが、
麺法師さんが坂出の『城山』の中腹にある
滝を見ながら登りましょう!という提案がありました。
WOC登山部で3年前に登ったコースですが、私自身は城山に滝があるのを
初めて知って、本当はエントツ山さんが教えてくれた『金山・常山・郷師山・城山』も
歩いてみたかったのですが、今回は是非とも滝見をしたいと思って参加しました。
と・こ・ろ・が、その提案者の麺法師さんが足の調子が悪く登山靴も履けない状態になり
欠席となってしまいました。集合場所の『金山休憩所』で前回、麺法師さんと一緒に歩いた
セニョさん、IRIBITOさんに登山口はどこ?と聞くと
『まったく記憶にない!』と返事が返ってきました。 (;゚Д゚) マジ!
それでも車一台に全員が乗り込み、登山口をスマホで調べながらなんとか辿り着きました。
今日は6人のメンバーで登山部里山歩きのスタートです。(8時30分)
(セニョさん・やっさん・IRIBITOさん・ルリちゃん・お嬢様、そして私)
道標には『不動の滝』まで40分と書かれています。
登山道は幅もあり歩きやすい道ですが、朝まで降った雨で落ち葉が濡れて
何となく肌寒く感じる道です。しばらく歩くと砂防ダム。前回歩いた二人が
全く記憶にないと言っています。 こんな大きな砂防ダムを覚えていないなんて、
まさかの (;゚Д゚) です。
砂防ダムを過ぎると道はけっこう急になってきます。落ち葉に隠れた濡れた岩に
時々足を滑らせながら登って行くと道の右側には小さな沢が続いています。
城山にこんな沢があるのは意外です。
相変わらず急な傾斜で綴れ折れした道が続いています。途中でメンバーは
『暑い!』と言いながら上着を1枚脱いでさらに登って行きます。
見上げるとまだ綺麗な紅葉が残っていますが、もう今年の見納めになりそうです。
前を歩くセニョさんも度々立ち止まり、息を整えながら登っています。
その内に前方に石垣が見えました。どうやら不動の滝の横にある『魔尼珠院』のようです。
魔尼珠院は麓にある『79番札所 天皇寺(高照寺)』の奥の院だということですが、
随分と荒れていてどう見ても普通の民家にしか見えません。
院からは石段とそれに沿って立派な石垣が続いています。濡れた石にはまだ色褪せずに、
落ち葉が積もっています。
石段を登って行くと段々と水の落ちる音が近づいてきました。
そして現れた『不動の滝』は想像していた以上の落差のある
見ごたえのある滝でした。
お嬢様が『今年の滝見はハズレがないね!』と言っています。
たしかに今年はたくさんの滝を見ましたが、どの滝も見ごたえのある滝ばかりでした。
その手前には役行者?と弘法大使の立派な石像が安置されています。
不動の滝の前の石碑には何故かゴルフボールが置いてありました。この山の上にある
ゴルフ場からここまで飛んできたと言う事でしょうか?それとも滝から流れ落ちてきたのでしょうか?
滝の横には名前の由来の不動明王のお姿もあります。
滝からさらに奥にある『大師修行洞』に寄り道してみます。
道の途中では坂出の市街地の展望が広がっていました。
空も雲も冬らしい冷たい色をしています。
朝まで降った雨のせいか空気が澄んで、遠くの瀬戸大橋もくっきりと見えます。
修業洞は、こんな狭い所で修行をしていたのかと思う位小さな洞でした。
一旦戻って滝と岩壁を廻り込むようにして登って行きます。
香川の山は『讃岐七富士』に代表される『ビュート(孤立丘)』と
屋島や五色台そして今日の城山のように山頂部分が平らな『メサ(浸食大地)』が代表的な地形です。
どちらも長い年月で浸食された地形ですが『メサ』は花崗岩の基盤の上に凝灰岩が堆積し、最上部には
『讃岐岩質安山岩』が載っています。山頂が近づくと屋島でも、五色台でも
同じような岩壁を見ることができます。
岩壁の上部に回り込むと先ほどまでの急な坂から、緩やかな上り坂になりました。
途中で左下に赤テープが巻いた木があり踏み跡も見えます。
セニョさんが、『ここから下りて沢を渡ったような気がする?』と言うので
半信半疑ですが左に折れて沢へと下ってみます。
急な下りを降りるお嬢様。そのお姿もなかなか板についてきました。
執事も嬉しゅうございます! (^O^)/
坂を下りると、趣がある小さな沢に少し濁った水が流れていました。
やはりこの上にあるゴルフ場の排水も流れているのかもしれません。
沢の上部に登って行き渡渉できる場所を探します。赤テープを一瞬見失いますが
メンバーが対岸のテープを見つけ、そこを渡って行きます。
城山でまさか渡渉をするなんて、思ってもみませんでした。
沢を渡り踏み跡を辿って登って行くと、山頂の県道に近づいてきました。
案内板に従ってまずは『綾北展望台』に行ってみることに。
先ほどまでの踏み跡を辿る道と比べると、傾斜もなく広い道です。
案内板には5分と書かれていましたが、直ぐに左手に展望の広がる場所に着きました。
オレンジ色の頭の『金山』と、その隣に飯野山に見間違うような
よく似た山容をした『常山』が並んでいます。
金山の右手には坂出の市街も見渡せます。
展望台からは折り返し県道へと歩いて行き、ここからはゴルフ場を回り込むようにして続く県道の
アスファルト道を歩いて行きます。
途中には何ヵ所か道の脇に『ホロソ石』の案内板があり、少し道から外れた場所に
城門の礎石ではないかと云われる、大きなダブルのベットのようなホロソ石が横たわっていました。
県道は工事中のせいか一台も車が通りません。道の真ん中を悠然と歩いて行くセニョさん。
県道の途中にある電波塔の脇へと歩いてみると、東の国分寺から高松の展望が広がっていました。
仲良く並んだおむすび三兄弟の『六ツ目山・伽藍山・狭箱山』が直ぐに目につきます。
曇り空ですが、その雲の間から差す光に当たって『鷲ノ山』の山肌も、
なんだか幻想的な感じに見えます。
電波塔から県道に戻ると直ぐ先に『明神原遺跡』の案内板。
案内板に従って左手に折れて進んでいくと少し小高い丘に、その遺跡はありました。
地形図では413mのピークとなっている場所が明神原です。広場になったピークには
巨石が点在しています。古代の祭祀場だったと云われるこの広場、そう思って見ると
厳かな雰囲気が漂ってきました。その岩の上で今日初めてのセニョさんのばんざい!
案内板には『烏帽子岩』と書かれている中心の岩が、私には『トド岩』に見えて仕方ありません。
『タコ岩』はこれかな?
明神原からゴルフ場の横を通り左に折れて登って行くと『462m・城山』の広々とした山頂です。
南側に大きく開けた山頂には、何の木だろう?大きなシンボルツリーの大木。その足元には
これも立派な石柱の一等三角点。メンバーが景色を見ながら
『あの山は?』と香川の里山の特定をしています。
時間は11時。少し早いですが景色もいいので、ここにお昼にしました。
中央にある展望台に上ると360度のパノラマ。香川の里山の全てが見渡せるような気がします。
少し意味合いは違いますが『山高きが故に貴からず』里山の良さが存分に感じられる景色です。
城山より少し低い『飯野山』を見下ろしながら
IRIBITOさんが、『飯野山が小さげに見えるな~』と言っています。たしかに飯野山を
この距離で見下ろせるのはこの場所だけです。
お昼ご飯を食べ終えた後メンバーで記念撮影。
お嬢様にリクエストをしてこのところ凝っているインスタ映えの写真を撮りました。
(小豆島ではほうきを借りて魔女の宅急便の真似をしたのですが、今日はストックで!)
先週のさおりんの渾身のジャンプの向こうを張って飛んでます
その前でおっさん3人が並んでカメラを構えているのを見ると、笑えます!
帰りは往路を戻る予定でいたのですが、同じ車道歩きをするなら途中まで登山道を歩き、
『郷師山』の方へ降りて、そこから車道を歩くことになりました。
県道を山頂分岐まで戻った後、左に折れてしばらくアスファルトの道を歩き、
途中から道の脇に入って行くと車道から離れて登山道が続いています。
道もしっかりとしていて赤テープもあり、踏み跡から見ると普段から大勢の人が
登っているような気がします。どんどん下ると竹林が現れ
先ほどと比べると背が伸びた?飯野山が左手に見えると、郷師山との鞍部に着きます。
目の前に郷師山の頭が見えると『せっかくだから郷師山にも登ってみよう!』と言う事になりました。
城山からの下りで足が『下りの足?』になっていたので、郷師山への直登が堪えます。
濡れた登山道は、これは下りは危ないなと思わせるほどの傾斜です。
10分ほど息を切らせると、ここでも巨石が横たわった山頂です。
少し奥にあまり見かけない珍しいお墓のような形をした郷師山の三角点。
木々に囲まれて先ほどの城山の山頂とは正反対の、見晴らしのない山頂です。
恒例のセニョさんの三角点バンザイ!
下りを注意しながらまた鞍部まで降りると、最後の車道歩きとなります。
ガードレールの横でまだ色づいた木々を眺めながら、おしゃべりしながら歩いて行きます。
今年最後の紅葉ともお別れです。
こんな所に『オトメシャジン』 かな?
川津への分岐を右に折れ国道へと戻って行きます。
そろそろ車道歩きが飽きたな、と思う頃に車を停めた登山口に到着しました。
今日は10.6km、約5時間の里山歩きでした。車道歩きも多い道でしたがほぼ城山を
周回した形になり、今まで知らなかった滝や沢もあり変化にとんだコースで、随所に展望の広がる
場所もあり、とても良い里山歩きができ『侮るなかれの里山』の楽しい一日でした。