線で繋ぐ阿讃縦走路、第6回の先週で余木崎~中山峠まで一応繋がった。
但し繋がったのは奥様たちだけで、既に奥様が歩いている
大川山から土器川源流の碑までが、私一人が未歩だった。
その冬休みの宿題に、今週は奥様たちにもお付き合いいただいて歩いてきた。
ただ大川山から土器川源流の碑までだと9km程度の距離。その距離の割には
車をデポするのに時間がかかる。ならばその先の三頭越えまで歩こうかと考え
調べていたら、どうやら三頭越えの手前の柾木から道の駅ことなみに向かって
破線が続いているのが地形図に載っていた。これなら道の駅に1台デポして、
大川山までの移動時間も短縮できると考えた。
ところが前日にWOC登山部のKさんが大川山の様子をアップしているのを見ると、
山頂は雪景色。途中の車道も真っ白!。Kさんは四駆のスタッドレスタイヤだったので
キャンプ場の駐車場まで走ることができたと教えてくれた。
仕方がないので、キャンプ場までの車の移動は諦め道の駅に1台デポし、キャンプ場までの道を
ノーマルタイヤでも走れるところまで移動してスタートする事にした。
幸い車道の凍結はほとんどなく、途中の展望台近くまで走ることができ、
凍結が始まった場所の手前に車を停めてスタートする。
今日は大川山からなら6時間の行程の予定だったが、ここからならプラス30分程度で
歩く事が出来そうだと奥様たちに声をかけ歩きだした。
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取付きからは杉林の中、山頂直下の中寺廃寺跡への分岐の手前まで
道に薄く雪が積もった急登が続いて行く。
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毎年の事だが、中寺廃寺跡への分岐は吹き溜まりになっていて雪の量が増える。
最後の階段を登りきり分岐に出ると、周りは一気に冬景色に変わった。
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分岐の北側にある展望台に寄り道をしてみるが、とにかく風が冷たい。
いつもは中讃の平野部が見渡せる大川山でも一番眺望のいい場所だが、
曇り空の下あまり見晴らしも良くなく、じっとしていると凍えてしまうので、
早々に折り返して山頂へと歩いて行く。
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分岐から山頂への道もいつもなら階段が埋もれるほどの積雪があるが、
今日はそこまで積もっていなく、準備したアイゼンを使わずに登って行けた。
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大川神社の裏手から山頂に着くと意外や積雪はほとんど無く、取りあえず三角点へ。
境内を神社の正面に周り参拝すると、少し積もった雪を見て、
慎重なルリちゃんがアイススパイクを履き始めた。
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神社からは南の展望台へ。ここから阿讃縦走路が始まる。
縦走路は何度か車道と交差し続いて行く。登山道はアイゼンの必要がないが
車道のアイスバーンは油断すると、ツルっと滑り危うく転倒しそうになる。
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阿讃縦走路はほとんど眺望のない道が続くので、線で繋ぐという目的が無ければ
面白味のないコースだが、今回は時々尾根までの伐採地では眺望が開けている。
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伐採地から一旦下って登り返すと大きなヌタ場には厚い氷が張っていた。
興味津々にその氷をつつく奥様たち。
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ヌタ場の先は今日二つ目の三角点四等三角点 上白井 871m。
ところがその三角点が見当たらない。キティーちゃんのプレートが掛けられた後ろの辺り
のような気がするが、伐採の木が積まれていて探す気にならない。
WOC登山部のセニョさんが居たなら、何が何でも探し出すだろうけど、
そこは拘りのない三人。先を急いでそのまま進んで行く。
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上白井からも県境杭に沿って縦走路は続て行く。そのほとんどの県境杭のそばの木には
ピンクのテープが巻かれていて、場所によっては登山道の目印と間違いそうになり紛らわしい。
単調な縦走路も意外と急坂の下りと急登があり、下り坂では前々回にストックが3段伸びるのを
憶えたあっちゃんが、上手にストックを使って下っている。(*'▽')
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縦走路が大川山から南に続いていたのが、少し東に振り始めた場所にまた広い伐採地があった。
左手には大川山のまんのう天文台が小さく見える。
東にはこの縦走路から三頭越え、寒風越え、そして竜王山に続く峰々が見える。
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ここでザックを降ろして行動食を口にする。行動食といってもあっちゃんはおにぎり二個。
私にとってはほとんどお昼ご飯だ。
冬枯れた殺風景な縦走路には冠毛になったコウヤボウキだけが花を添えてくれていた。
道の真ん中には至るところに『たぬきのため糞』があった。
今まで猪の糞だと思っていたというあっちゃんに狸のモノだと説明すると
『またひとつ賢くなった!』とあっちゃん。
前回もストックが3段伸びるのを知って賢くなったとまた話をぶり返すと、
ルリちゃんから『ほんと、下り坂で急に姿が見えなくなってわ~』と
ダメだしのツッコミが入る。
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白井の三角点を気づかずに通過した後、縦走路は一旦車道に出た。
車道も尾根の南側と北側では乾いていたり、雪が積もっていたりした。
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車道からまた尾根道に入って行くと四等三角点 下福家 774.3m。
さっき伐採地でおにぎり二個を頬張ったあっちゃんが、もうお昼ご飯の場所を気にし始めた。
『風のない日当たりのある場所で食べましょう!』と言うと、『やった~!』とニコリ。
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下福家からはまた車道に出ると道に沿って太陽光発電が並んでいた。
車道は尾根に沿って真鈴峠へと続いていた。
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地形図では真鈴峠と書かれている場所の車道の脇に城村神社の社殿が見えた。
『ここではご飯を食べる気がしないね』とあっちゃん。
『私はさっきおにぎり食べたからまだ大丈夫』とルリちゃん。
真鈴峠は地形図に載っている場所から更に先の切通になった場所に案内板が立っていた。
真鈴峠の由来については、峠東側の真鈴集落(まんのう町)には昔水がなく、
弘法大師が通りかかって杖で掘ったところ水が湧き出たという、
いわゆる弘法伝説によりこの地を増水と呼ぶようになり、
転じて真鈴の字を当てたのではないかという説がある。
峠道は真鈴街道と呼ばれ、阿讃の峠道の中で吉野川に最も近いため、
江戸時代から讃岐への近道としてよく利用されていたそうだ。
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時間もお昼を過ぎ、これ以上あっちゃんが騒ぎだしてもいけないので
腰を降ろしてお昼ご飯にする事にした。ここの所バーナーを持ってきているので、
熱々のカップ麺が食べられる。いつもはミニのカップ麺のルリちゃんが、
珍しく普通サイズを持ってきたが、ザックから取り出したものの、
途中でおにぎり一個を口にしていたので、『やっぱり食べられそうにないわ!』と言って
カップ麵はザックに仕舞って、おにぎりを食べることにした。
『そうそう普通はそうです。おにぎり二個も食べていて、更に魚肉ソーセージと
カップ麵はおかしいですよ。』あっちゃん!
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お腹を満たした後、各々が“お花摘み”と“キジ撃ち”を済ませて再スタート。
真鈴峠からの縦走路はしばらくヒノキの林の中に続いて行く。
ご飯を食べて直ぐの登り坂は、いつもながらなかなか足が前に進まない。
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ヒノキ林の登坂を越え一旦鞍部に降りると『境 第零號』と書かれた石柱があり、
そこから今日初めてのロープの張られた急登。そして石柱は番号順に続いていたが、
その番号が何を意図するのかは分からない。
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急登が終わるとまた単調な縦走路が続いて行く。縦走路から少し外れた天窪の三角点を
通り過ぎると、地形図では南に下る破線があるが、これも気づかずそのまま進んでしまう。
するとビニールハウスのある集落の上部に出た。
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ただここはほとんどの人が同じように歩いていて、ビニールハウスの横を
道なりに歩いて民家の中へ入ってしまう。申し訳ないと言いながらルリちゃんが軒先を歩いて行った。
その後をあっちゃんが続いて行くと、ルリちゃんには気づかなかった番犬が
『ワン!』とあっちゃんに吠えつき、慌てるあっちゃん!
吠えるだけで噛みつきはしなかったが、番犬は鎖に繋がれてなく、
民家を離れるまで吠え続けて、番犬としてちゃんと仕事をしてくれていた。
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その民家から集落の中に続く車道を歩いて行くと、今日一番の眺望が開けた場所。
南に続く徳島の山並みと吉野川を見下ろしながら歩いて行くと土器川源流の碑に着いた。
これで始業式を前に冬休みの間に宿題を片付けることができた。
源流の水源には正月らしくお供え物が置かれいた。
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源流の碑から東に車道を歩き一軒の民家の前を過ぎると阿讃縦走路の標識がある。
滝の奥の集落を眺めながらまた縦走路へと取り付いて行く。
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取付いて直ぐに大きな倒木の下を潜り登って行くと伐採地の中の作業道の道になる。
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伐採地の作業道を登りきると道はまた尾根道になり、
ヒノキの林の中を道は続いて行く。
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前回歩いた時に藪の中を探し回って、やっと見つけた勝浦の三角点の
藪丘の横を通って下って行くと今度は立石峠に着いた。
立石峠は近くに二双山がある事から、二双越とも地元の人には呼ばれている。
また二双越の頂上には二ソの社(もり)があるそうだ。柳田国男が「神社の原型」と呼ぶニソの杜は、
民俗学上大変重要なスポットであり、祭礼以外では足を踏み入れることが禁じられているという。
その二ソの社が転じて二双越と呼ばれるようになったともいう。
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その二双越からは美馬モーターランドのモトクロス場に沿って、
県立自然公園の道標が立つ道が続いて行く。
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モトクロス場の敷地が途切れ、更に歩いて行くと道標の立つ柾木に着いた。
征木では今日の尾根道の中では一番多く雪が残っていた。
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柾木からは縦走路からは外れて北へと下って行く。
雪の積もる道ではアイススパイクが下駄を履いてしまって、ルリちゃんが歩きにくそうだ。
雪が少なくなってくると余裕が出てきて、あっちゃんに煽てられてポーズをとってみる。
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雪道が終わると今度は落ち葉の積もった急坂。どちらにしても足を滑らさないように下って行く。
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国道438号線を走る車の音が聞こえ始めると、沢筋に出て明神川の川縁に下り付いた。
川の対岸へ橋を渡り国道を少し歩くと、ほぼ予定通り計画のプラス40分ほどで
車をデポした道の駅にたどり着いた。
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今日は上着を一度も脱ぐ事のない、冷たい風の吹く寒い一日だったが、
奥様たちのお陰で始業式の始まる前の冬休みの間で宿題を片付けることができ、
スッキリした気持ちで次の中山峠から東へと駒を進めることができた。
ただここの所10km程度の距離では満足しなくなった奥様たちに、
日増しに不安を募らせるばかりのへっぽこリーダーだった。
今日のトラック
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今日の3Dトラック