ここのところ毎週水曜日の天気予報が曇りまたは雨の日が続いています。
晴れ男・晴れ女のメンバーが多い中、何故に?と考えると、思い当たる節が!
WOC・登山部隊長のセニョさんが10年来念願のお店をオープンして
全くお山に行けない日々が続いています。皆勤賞に近い隊長がお山に行けず、
悶々とする日が続き、毎週出かけているWOC・登山部を横目に、
『雨・雨降れ降れもっと降れ』 (八代亜紀)と口ずさんでるとか・・・・?
毎水曜日の天気予報にうんざりし始めたメンバーの中では噂が立ち始めました。
それは、『セニョさんの呪い ~>゜)~~~』
一週間前の週間天気予報では最悪だった予報ですが、
『隊長~!お願い、お店が落ち着いた時には一緒にお供をしますので!』と
お祈りしたところ、少しづつ天気は回復傾向に・・・・。
週初めまでどうしようかと迷いながらも、天気が回復するのを願いながら
今日の予定の『鋸山・豊受山』の『カタクリの花』鑑賞を
決行することにしました。
丸亀で集合した後高速を走り一路『翠波高原』奥にある登山口に。
四国中央市から国道319号線を山の綴れ折れの道を走り、『法皇トンネル』を抜けると、
『トンネルを抜けるとそこは・・・・晴れでした!』を期待していたのに
車の窓ガラスから見える外は『白・白・真っ白』の世界。
スピードを落として走らないと危ないくらいの視界の悪さです。
『翠波高原展望台』から『翠波峰』への分岐を左に折れ、しばらく走った後、さらに左に林道を
進み登山口手前の道の脇に車を停めました。
今日はいつもの『かしまし娘』の内の三女『メスコアラ』が欠席しているので、
今回はブログのネタに困るな~!と思っていたら
長女の『先輩』が
先輩 : 『どう!ええやろ!』
と買ったばかりの手袋を取り出し私と姐さんに見せびらかしました。
姐さんが : 『なにが?・・・・』というと
(姐さんは何がいいのか聞きたかったのに)
その返事に困った先輩が
先輩 : 『・・・・・・( ;∀;)』 直ぐに答えられず
手袋に印字された文字を見ながら、苦し紛れに
先輩 : 『匠や!』と。
姐さん : 『なんや~!それ!』
先輩ね。自慢するんやったら何が自慢の元かを考えてから喋らんと・・・・!
身支度を整えていると山さんが、
山さん : 『しまった~!水、持ってくるん忘れたわ!』
一同 : 『セニョさんの呪いや!』
今度は杉さんが
杉さん : 『わしもタオルを忘れてきてしもうたがな~』
一同 : 『セニョさんの呪いや~!』
『セニョ隊長!早く復帰せんと、なんでもかんでもセニョさんの呪いになってしまいますよ!』
林道を少し歩いたところに登山口9時20分にスタート。
登山口からはすぐに急登が始まります。朝方まで降った雨に路面はまだ濡れていて、
少しでも油断をすると足を滑らせるような道が続いていきます。
スタート直後の急登の道は、他の四国の山にも良くあることですが、
今回も次第にメンバーが無口になって行きます。その内聞こえてくるのは自分だけの息切れ。
前や後ろを歩く人の息切れは意外と聞こえないもので、
自分ひとりだけがしんどくなっているような気がします。
登山口から25分で『鋸山』山頂に着きました。足元の悪い中
なかなかのペースで登ってきました。
恒例のバンザイ!をする『麺法師さん』。山頂にしては見晴らしもなくおまけに霧も
かかっているので、水分補給程度の小休止です。
『鋸山』山頂からしばらく歩くと、今日のコースの中で一番の見晴らしのいい『大岩テラス』。
で~も、生憎の霧でいつもの眼下に広がる景色が全く見えません。
霧のお陰か高所恐怖症の山さんが、テラスの先まで進んで見下ろそうとしていますが、
やっぱり端までは行けずに直ぐに引き返してきました。
大岩の上で私と麺法師さんと先輩!
なかなかいい感じで姐さんが写真を撮ってくれました。
しばらくすると霧が流れて薄く一瞬眼下の土居町の景色が・・・・!
幻想的な風景を前に先輩が、
先輩 : 『まるでウンケンショウのような景色やね~。』
私、姐さん : 『ウンケンショウ?』
先輩 : 『ほら中国のウンケンショウみたいやろ!』
(先輩、どうやら雲南省と福建省がごっちゃまぜになっているようです。)
『大岩テラス』から少し下って登り返しの所で、今日の目的地の『カタクリの群生地』が
広がっています。
トラロープの張られた脇の道で先輩が何度も足を滑らせて難儀をしています。
その後ろで助けにも行かずに、他人の不幸を写真に収めようとニヤケながら写真を撮るメンバー!
期待をしていた『カタクリの花』は、花を開かず、反り返らず、
ミスをして上司に怒られ、項垂れている部下のような姿しか見せてくれませんでした。
せっかくなので去年の陽が当たって、これ以上無理やろうというう位反り返る『カタクリ』を!
花が開いていないのは残念でしたが、それでもこれだけの群生地を前に
メンバーは一頻り感心をしています。
群生地の登り坂を越え歩いて行くと杉林の中へと入って行きます。
この林は杉と檜が混在する林です。
杉林の途中で踏み跡が判りずらくなり先行する私と先輩と山さんが
後続を待つことにしました。山さんが先輩に向って、
山さん : 『ここで後ろを待っとこうか!』 と言うと。
先輩 : 『え~!どこに松茸が!』
私、山さん : 『・・・・・・・(;゚Д゚)』
さすがメスコアラの姉妹?、血は争えないもんです。
先輩!もう今日はこれ以上ネタはいりませんから!(笑)
カタクリは期待外れでしたが、豊受山までの道には昨日の強風のせいか
『ツツジ』が散り、『花の絨毯』になっている箇所が
いたると所に見受けられました。
群生地を過ぎ、虎ロープの張られた急坂を上っていくと1145mのピークです。
1145m七々木山の展望台も、晴れていれば南側の景色が一望できるのに
やはり霧の中で何も見えません。唯一ミツバツツジの鮮やかなピンクが目に入ってきます。
1145mからは一旦下り登り返すと1154mの七々木山山頂。そこからも尾根の下に続く
トラバースの道が続いています。相変わらずの霧で、山の北側から吹き上げてくる風が冷たい。
トラバース道から尾根道になると大岩が点在しています。
岩の間を足を滑らさないように慎重に進んで行くと、『豊受神社』の鳥居。
鳥居から神社の社殿までは意外と距離があります。先行した3人で後続を待つのですが、
社殿の周りの高い杉の木が風に吹かれて、大きな雨粒を落としてきて、吹き上げてくる風も冷たく
軒先に避難して後続を待つことに・・・・。
全員が揃ったところで神社の後ろの尾根へと登っていきます。
登りきって右に折れ進むと『赤星山』と『豊受山』の分岐です。
ここでもいつもなら北と南に展望が広がっているのですが・・・・。去年も咲いていた『アケボノツツジ』が
『ミツバツツジ』とまた違った薄いピンクの花をつけていました。
分岐を北への道を進むと『痩せ尾根』。道幅がなく濡れた木の根も広がっているので慎重に進みます。
先頭を歩きながら後ろからくる姐さんと先輩の写真を撮ろうと振り向くと、
案の定足を滑らせ尻もちをつきました。もちろん姐さんには笑われながら写真を撮られました。
痩せ尾根を過ぎると『豊受山』山頂です。立派な山頂標識が建てられているいる割には
雑木に囲まれ山頂らしからぬ山頂です。
先ほどの『鋸山』山頂で『イタドリ』を見つけ、こんな高い山にも『イタドリ』が生えているのを
珍しがっていた姐さんが、
姐さん : 『ここにはイタドリ、生えてないね!』と言うと、
先輩 : 『そうやね、三角点がないね~』と
姐さん : 『????』何のことやら意味不明!
しかも先輩、目の前にしっかりと三角点の石柱がありますがな!
登山口から2時間15分。丁度お昼時なので
山頂の少し下の風の当たらない場所で昼食タイムにしました。
今日は思いのほか冷えるので、みなさんお弁当とは別に味噌汁を持参。全員のお湯を沸かすのに
しばらく時間がかかります。そんな中ひとりお弁当でなく、即席麺の『どんべい』を持ってきた先輩。
他のメンバーがお弁当を広げて食べている間も、お湯が沸くまでお預け状態が続きます。
しかもこの大きな『どんべい』は、お湯を注いでからさらに『5分』待つことになります。
周りが食べ終えるころにやっとお湯が沸き、待ちきれなかった先輩!
お腹を満たした後は、折り返して登山口へと戻っていきます。
相変わらず霧は流れずいっこうに晴れてきそうにありません。
七々木山の下りでは予想通りメンバーが足を滑らせ何度も尻もちをついています。
杉さんが3度目の尻もちで腕を打撲。おまけに腕時計のバンドが壊れるアクシデントが!
少しは気温が上がったらカタクリも花を開いてくれているかなと期待したのですが、
やはり陽が当たらず霧の中では往路と同じように項垂れたままでした。
最後のピークの『鋸山』からの下りも要注意!です。
途中の露岩した所では先輩が腰を下ろして慎重に降りていたのですが
そのまま前足を滑らせ大股開いての『開脚!』
すると先輩『インリンや!』
M字開脚で一世を風靡した台湾のタレントの『インリン』。でも先輩、そんなええもんじゃないよ・・・・!
山から下りた後は霧の張れた『翠波高原』を散策。駐車場から歩いて展望台へ行くメンバーと
公園の上にある『ローラー滑り台』へ行くメンバー。
霧は晴れましたが、残念ながら『菜の花』はすっかり終わっていました。
公園から『法皇トンネル』を抜け、途中の『具定展望台』で今日は一度も見ることのできなかった
北側の景色をゆっくりと眺めました。
最後に詫間町でオープンしたセニョ隊長のお店に立ち寄ることに。水曜日はお休みなのですが、
お店の二階が居宅になっているので、連絡もせずに尋ねたらセニョ隊長は買い物に出かけて留守。
仕方がないのでしばらくお店の周りを散策して丸亀へと戻っていきました。
その途中で携帯に着信が入りました。相手は三女の『メスコアラ!』
私が出るとめんどくさいので、先輩にスマホを渡すと
先輩が電話をスピーカーモードにして周りに聞こえるようにしゃべり始めました。
メスコアラ : 『あのね~私も今、セニョさんのお店に行っきょんよ~』
『そしたら麺法師さんの車とすれ違ったんよ~』
先輩 : 『今行ってもセニョさんはおらんよ!』
メスコアラ : 『え~コーヒーの木を持って行っきょんのに、ど~しようか~』
先輩・姐さん : 『知らんがな!』
メスコアラ : 『あんな~今日の山はどうやったん?危ないところなかったん!』
と延々と話が続きます。
先輩も姐さんもそろそろ飽きてきて電話を切りたい様子。
メスコアラさん!今日はあなたの出番もなくても、先輩が十分ネタを作ってくれたので大丈夫ですよ!
と思っていたのに。最後の最後に登場してその存在をアピールしてくれたメスコアラでした。
生憎残念なカタクリの花でしたが、途中の登山道も雰囲気がよく、
また来年の開花に合わせてリベンジしたいな
などと話し合いながら帰途につきました。みなさん、足元の悪い中お疲れさまでした!
歩行距離 7.6㎞ 歩行時間 4時間30分
晴れ男・晴れ女のメンバーが多い中、何故に?と考えると、思い当たる節が!
WOC・登山部隊長のセニョさんが10年来念願のお店をオープンして
全くお山に行けない日々が続いています。皆勤賞に近い隊長がお山に行けず、
悶々とする日が続き、毎週出かけているWOC・登山部を横目に、
『雨・雨降れ降れもっと降れ』 (八代亜紀)と口ずさんでるとか・・・・?
毎水曜日の天気予報にうんざりし始めたメンバーの中では噂が立ち始めました。
それは、『セニョさんの呪い ~>゜)~~~』
一週間前の週間天気予報では最悪だった予報ですが、
『隊長~!お願い、お店が落ち着いた時には一緒にお供をしますので!』と
お祈りしたところ、少しづつ天気は回復傾向に・・・・。
週初めまでどうしようかと迷いながらも、天気が回復するのを願いながら
今日の予定の『鋸山・豊受山』の『カタクリの花』鑑賞を
決行することにしました。
丸亀で集合した後高速を走り一路『翠波高原』奥にある登山口に。
四国中央市から国道319号線を山の綴れ折れの道を走り、『法皇トンネル』を抜けると、
『トンネルを抜けるとそこは・・・・晴れでした!』を期待していたのに
車の窓ガラスから見える外は『白・白・真っ白』の世界。
スピードを落として走らないと危ないくらいの視界の悪さです。
『翠波高原展望台』から『翠波峰』への分岐を左に折れ、しばらく走った後、さらに左に林道を
進み登山口手前の道の脇に車を停めました。
今日はいつもの『かしまし娘』の内の三女『メスコアラ』が欠席しているので、
今回はブログのネタに困るな~!と思っていたら
長女の『先輩』が
先輩 : 『どう!ええやろ!』
と買ったばかりの手袋を取り出し私と姐さんに見せびらかしました。
姐さんが : 『なにが?・・・・』というと
(姐さんは何がいいのか聞きたかったのに)
その返事に困った先輩が
先輩 : 『・・・・・・( ;∀;)』 直ぐに答えられず
手袋に印字された文字を見ながら、苦し紛れに
先輩 : 『匠や!』と。
姐さん : 『なんや~!それ!』
先輩ね。自慢するんやったら何が自慢の元かを考えてから喋らんと・・・・!
身支度を整えていると山さんが、
山さん : 『しまった~!水、持ってくるん忘れたわ!』
一同 : 『セニョさんの呪いや!』
今度は杉さんが
杉さん : 『わしもタオルを忘れてきてしもうたがな~』
一同 : 『セニョさんの呪いや~!』
『セニョ隊長!早く復帰せんと、なんでもかんでもセニョさんの呪いになってしまいますよ!』
林道を少し歩いたところに登山口9時20分にスタート。
登山口からはすぐに急登が始まります。朝方まで降った雨に路面はまだ濡れていて、
少しでも油断をすると足を滑らせるような道が続いていきます。
スタート直後の急登の道は、他の四国の山にも良くあることですが、
今回も次第にメンバーが無口になって行きます。その内聞こえてくるのは自分だけの息切れ。
前や後ろを歩く人の息切れは意外と聞こえないもので、
自分ひとりだけがしんどくなっているような気がします。
登山口から25分で『鋸山』山頂に着きました。足元の悪い中
なかなかのペースで登ってきました。
恒例のバンザイ!をする『麺法師さん』。山頂にしては見晴らしもなくおまけに霧も
かかっているので、水分補給程度の小休止です。
『鋸山』山頂からしばらく歩くと、今日のコースの中で一番の見晴らしのいい『大岩テラス』。
で~も、生憎の霧でいつもの眼下に広がる景色が全く見えません。
霧のお陰か高所恐怖症の山さんが、テラスの先まで進んで見下ろそうとしていますが、
やっぱり端までは行けずに直ぐに引き返してきました。
大岩の上で私と麺法師さんと先輩!
なかなかいい感じで姐さんが写真を撮ってくれました。
しばらくすると霧が流れて薄く一瞬眼下の土居町の景色が・・・・!
幻想的な風景を前に先輩が、
先輩 : 『まるでウンケンショウのような景色やね~。』
私、姐さん : 『ウンケンショウ?』
先輩 : 『ほら中国のウンケンショウみたいやろ!』
(先輩、どうやら雲南省と福建省がごっちゃまぜになっているようです。)
『大岩テラス』から少し下って登り返しの所で、今日の目的地の『カタクリの群生地』が
広がっています。
トラロープの張られた脇の道で先輩が何度も足を滑らせて難儀をしています。
その後ろで助けにも行かずに、他人の不幸を写真に収めようとニヤケながら写真を撮るメンバー!
期待をしていた『カタクリの花』は、花を開かず、反り返らず、
ミスをして上司に怒られ、項垂れている部下のような姿しか見せてくれませんでした。
せっかくなので去年の陽が当たって、これ以上無理やろうというう位反り返る『カタクリ』を!
花が開いていないのは残念でしたが、それでもこれだけの群生地を前に
メンバーは一頻り感心をしています。
群生地の登り坂を越え歩いて行くと杉林の中へと入って行きます。
この林は杉と檜が混在する林です。
杉林の途中で踏み跡が判りずらくなり先行する私と先輩と山さんが
後続を待つことにしました。山さんが先輩に向って、
山さん : 『ここで後ろを待っとこうか!』 と言うと。
先輩 : 『え~!どこに松茸が!』
私、山さん : 『・・・・・・・(;゚Д゚)』
さすがメスコアラの姉妹?、血は争えないもんです。
先輩!もう今日はこれ以上ネタはいりませんから!(笑)
カタクリは期待外れでしたが、豊受山までの道には昨日の強風のせいか
『ツツジ』が散り、『花の絨毯』になっている箇所が
いたると所に見受けられました。
群生地を過ぎ、虎ロープの張られた急坂を上っていくと1145mのピークです。
1145m七々木山の展望台も、晴れていれば南側の景色が一望できるのに
やはり霧の中で何も見えません。唯一ミツバツツジの鮮やかなピンクが目に入ってきます。
1145mからは一旦下り登り返すと1154mの七々木山山頂。そこからも尾根の下に続く
トラバースの道が続いています。相変わらずの霧で、山の北側から吹き上げてくる風が冷たい。
トラバース道から尾根道になると大岩が点在しています。
岩の間を足を滑らさないように慎重に進んで行くと、『豊受神社』の鳥居。
鳥居から神社の社殿までは意外と距離があります。先行した3人で後続を待つのですが、
社殿の周りの高い杉の木が風に吹かれて、大きな雨粒を落としてきて、吹き上げてくる風も冷たく
軒先に避難して後続を待つことに・・・・。
全員が揃ったところで神社の後ろの尾根へと登っていきます。
登りきって右に折れ進むと『赤星山』と『豊受山』の分岐です。
ここでもいつもなら北と南に展望が広がっているのですが・・・・。去年も咲いていた『アケボノツツジ』が
『ミツバツツジ』とまた違った薄いピンクの花をつけていました。
分岐を北への道を進むと『痩せ尾根』。道幅がなく濡れた木の根も広がっているので慎重に進みます。
先頭を歩きながら後ろからくる姐さんと先輩の写真を撮ろうと振り向くと、
案の定足を滑らせ尻もちをつきました。もちろん姐さんには笑われながら写真を撮られました。
痩せ尾根を過ぎると『豊受山』山頂です。立派な山頂標識が建てられているいる割には
雑木に囲まれ山頂らしからぬ山頂です。
先ほどの『鋸山』山頂で『イタドリ』を見つけ、こんな高い山にも『イタドリ』が生えているのを
珍しがっていた姐さんが、
姐さん : 『ここにはイタドリ、生えてないね!』と言うと、
先輩 : 『そうやね、三角点がないね~』と
姐さん : 『????』何のことやら意味不明!
しかも先輩、目の前にしっかりと三角点の石柱がありますがな!
登山口から2時間15分。丁度お昼時なので
山頂の少し下の風の当たらない場所で昼食タイムにしました。
今日は思いのほか冷えるので、みなさんお弁当とは別に味噌汁を持参。全員のお湯を沸かすのに
しばらく時間がかかります。そんな中ひとりお弁当でなく、即席麺の『どんべい』を持ってきた先輩。
他のメンバーがお弁当を広げて食べている間も、お湯が沸くまでお預け状態が続きます。
しかもこの大きな『どんべい』は、お湯を注いでからさらに『5分』待つことになります。
周りが食べ終えるころにやっとお湯が沸き、待ちきれなかった先輩!
お腹を満たした後は、折り返して登山口へと戻っていきます。
相変わらず霧は流れずいっこうに晴れてきそうにありません。
七々木山の下りでは予想通りメンバーが足を滑らせ何度も尻もちをついています。
杉さんが3度目の尻もちで腕を打撲。おまけに腕時計のバンドが壊れるアクシデントが!
少しは気温が上がったらカタクリも花を開いてくれているかなと期待したのですが、
やはり陽が当たらず霧の中では往路と同じように項垂れたままでした。
最後のピークの『鋸山』からの下りも要注意!です。
途中の露岩した所では先輩が腰を下ろして慎重に降りていたのですが
そのまま前足を滑らせ大股開いての『開脚!』
すると先輩『インリンや!』
M字開脚で一世を風靡した台湾のタレントの『インリン』。でも先輩、そんなええもんじゃないよ・・・・!
山から下りた後は霧の張れた『翠波高原』を散策。駐車場から歩いて展望台へ行くメンバーと
公園の上にある『ローラー滑り台』へ行くメンバー。
霧は晴れましたが、残念ながら『菜の花』はすっかり終わっていました。
公園から『法皇トンネル』を抜け、途中の『具定展望台』で今日は一度も見ることのできなかった
北側の景色をゆっくりと眺めました。
最後に詫間町でオープンしたセニョ隊長のお店に立ち寄ることに。水曜日はお休みなのですが、
お店の二階が居宅になっているので、連絡もせずに尋ねたらセニョ隊長は買い物に出かけて留守。
仕方がないのでしばらくお店の周りを散策して丸亀へと戻っていきました。
その途中で携帯に着信が入りました。相手は三女の『メスコアラ!』
私が出るとめんどくさいので、先輩にスマホを渡すと
先輩が電話をスピーカーモードにして周りに聞こえるようにしゃべり始めました。
メスコアラ : 『あのね~私も今、セニョさんのお店に行っきょんよ~』
『そしたら麺法師さんの車とすれ違ったんよ~』
先輩 : 『今行ってもセニョさんはおらんよ!』
メスコアラ : 『え~コーヒーの木を持って行っきょんのに、ど~しようか~』
先輩・姐さん : 『知らんがな!』
メスコアラ : 『あんな~今日の山はどうやったん?危ないところなかったん!』
と延々と話が続きます。
先輩も姐さんもそろそろ飽きてきて電話を切りたい様子。
メスコアラさん!今日はあなたの出番もなくても、先輩が十分ネタを作ってくれたので大丈夫ですよ!
と思っていたのに。最後の最後に登場してその存在をアピールしてくれたメスコアラでした。
生憎残念なカタクリの花でしたが、途中の登山道も雰囲気がよく、
また来年の開花に合わせてリベンジしたいな
などと話し合いながら帰途につきました。みなさん、足元の悪い中お疲れさまでした!
歩行距離 7.6㎞ 歩行時間 4時間30分
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます