本日から、このブログ名を「旅日記」から「花鳥風月館」に変更し、心機一転、ますます花鳥風月=森羅万象の美しさと力強い命の営みを記録していきたい。自粛により、旅が制限されていから旅日記でもあるまいと思うからだが、近所の野山の散策だって旅には違いないのだから、旅日記でもいいんだろうが、花(植物)、鳥(野生動物)、風景(環境)、天体というジャンルに、よりのめり込みたいので、この際の変更とした。
あわせて、プロフィール写真をネコからカモシカに変えた。ヒトのお世話になっている家ネコよりも、寒冷地で群れも作らず黙々と草をはむカモシカの方が尊敬できるからである。
この写真は、昨年秋に北八を歩いているときに遭遇し、しばらくこちらをじっと見つめていて、しばらくして「お前は、敵でも味方でもないようだから、恐くないよ」とでも言いたげに、元のように草を食み続けた♂♀不明のカモシカである。カモシカは、♂♀ともツノがあるので、性別を外観で区別することは困難であるとのこと。(おしっこの姿勢で判別するらしい。)
カモシカの寿命は、どれぐらいなのだろう。雪解け始めたこの季節、彼・彼女は、厳しい冬を耐え、子育てを終え、いまも北八のどこかで草を食んでいるのだろうか。同じ場所に行っても、もう二度と会うことはできないのだろう。
そういう切なさが、花鳥風月との一期一会なのだろう。