かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

散歩と旅行のあいだ

2020-05-06 15:59:34 | 日記

国による緊急事態宣言は、5月31日まで延長されたが、特定地域にあたらない宮城県は、安倍さんの4日の会見以降、「8割未満接触制限」は解除されているということで、外出することはいいのだという(今日の「ひるおび」パネルで確認)。ということは、県内は、テレワークも解除され、GW明けの明日から日常通りに出勤してよいということなのだろう。大丈夫なのか。

 

飲食店や映画館などの休業自粛要請も明日には解除され、図書館や美術館などの公共施設も開館していく方向だ。なにかと明るい兆しが見えてきたが、ほんとに大丈夫なのだろうか。

ただし、報道では「他県への移動」や「旅行」は引き続き自粛してくださいということなのだそうだが、「県内の移動」はOKなのは分かったが、「旅行」という概念には、疑問が残る。

これまで、「散歩」や「ジョギング」はOKということから、その延長の「野山の散策」もOKと考えて日々過ごしてきたが、これからは、県内の列車やバスといった「公共交通機関」で移動した「海辺の散歩」や「野山の散策」も大手をふるってやって構わないのだろうか。そこまでいくと、どうみても「日帰り旅行」の部類に入りそうだが、JRを使った県内のみちのく潮風トレール道や地下鉄とバスを乗り継いだ泉ヶ岳周辺の散策も、構わないのならすぐにでも出かけたいのだが・・

しばし、県知事や市長ら為政者たちの言葉尻と周囲の動向も見ていきたいが、特定地域の首都圏と県内との交通機関や道路の「ダダ洩れ」の状態は引き続いているのであり、ウィルスがどのように運ばれてくるのは不明な状況に変わりはない。列車のドアやバスの手すりにウィルスが付着しているとも限らない。

医療機関で懸命に働くヒトたちをみると、オイラが感染したり、感染させたりして患者をふやすということはしたくないので、今しばらく、県内であっても遠出は控えて様子を見た方がいいのかもしれないな。

なにかこう、経済ばかり重視している為政者の言質には信用のおけぬところがあるので、もう少し様子を見ようか。(「経済活動に寄与していないジジイはおとなしく家に引っ込んでいろ!」との天の声も聞こえるのだが。)

歩いて行ける範囲の野山には、まだまだ不思議と感動がある。

 


野山を歩いて撮りためた草花や小鳥を整理して、図鑑などで名前を確認して感動していく日々が続く。(こどもの日の青葉山、ときどきハイカーやトレイルランナーとすれ違うが、静かだ。)

 

最近は、図鑑でも分からない草花や小鳥の名前をネットにのせると、すぐさま教えてくれるヒトがいてありがたいのだが、その回答の速さにいささか驚いている。(その道の通といわれるヒトが、寝ずの番人よろしくサイトに目を光らせている世の中が、少し怖い。)

「教えて」サイトに乗せるや、2時間足らずで「オトコヨウゾメ」との教示あり。(「男、用済み」と覚えよう)

スイカズラ科でガマズミの仲間なのだが、この名前、初めて聞くとともに、名前の不思議さにも

「まだまだ調べよう」という気にならさせてくれる。オトコなのに楚々として美しい。

 

 

こちらが、「ガマズミ」と推定。図鑑では、葉に毛が生えていると‥生えている。

 

こちらは「ミヤマガマズミ」か。ほとんど無毛というが、・・・毛がない。

 

「サンショウ」は、葉を一枚いただいて、指でこすって匂いをかぐと山椒の匂いがするからすぐわかるのだが、雌雄異株とのことである。写真はオスの花。メスは、近くにいるのかしらん。

 

「ミツバアケビ」の花か。先端の小さいのが雄花、上の大きいのが雌花。こういう花って自家受粉しないのだろうか、しないとすればどうやって防いでいるのか。花を知れば知るほど、世界の深さを知る。

 

食べられる木の葉で、人気の「コシアブラ」だろうか。が、これは幼木であり、葉も既に開いているので、摘むのはよそう。これと、一番人気の「タラノキ」は、いつもヒト様に先端をポキリと折られ、なかなか生存競争は厳しいのだろう。

せんだって、スーパーで「タラの芽の天ぷら」を買ってきたが、ちっともエグイ香りがしなかった。やはり、野生に限るのだが・・(こういうヤカラがポキリと摘む)

 

「イカリソウ」がたくさん咲いている美しい花園で弁当を開く。

 

「イヌザクラ」かなと図鑑をみたら、花序の軸に葉がつかないそうだから、「ウワミズザクラ」ではないかと教えられる。

 

まだ咲いているよ。「ヤエザクラ」のなかま。

 

帰り道、「カワラヒワ」のカップルに遭遇。なかなかオトコラシイ♂である。

 

なんか話してるみたいだが、家づくりの相談かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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