山でのへたばり具合に「危機感」が生じたことから、本日から早朝ランニングを開始した。ランニングと言っても「岳人9月号」が教えてくれたフォアフットで着地するスロージョギング、速歩きの方が早いかもといった歩幅を狭く小刻みにしたスタイルでのジョギング。登りは歩いたが、予想通り60分程度で仙台城址を往復してきた。今朝は、5:47の到着で曇っていたが、仙台の日の出は、4:52とあるので、明日から曇っていても仙台城址到着時に日の出時刻を迎えられるように時間を調節しよう。体内時計を少しでも山時間に合わせるために。
それにしても、下駄箱からランニングシューズを取り出したのは2年ぶり。ご無沙汰すぎるが、はいた心地に2年前まで毎日走っていた感覚がよみがえって、60分間終始故郷に帰った心地で気持ちがよかった。体は重いが、60分間息が切れることも足が痛みだすこともなかった。まるで、2年前が昨日のような不思議な気持であった。
思い起こせば、ランニングを始めたのは45歳になってから。初めて走ったころは、今朝走った距離の半分程度だったが、疲れて引き返したし、数日走っただけで足裏の皮が炎症を起こした。初めて買った外国製のシューズが足に合わなくてマメもこさえたりした。その当時から比べれば、20年以上たったいまのほうが「走れる体力」は残されていると思うので、少し続けてみよう。
半年ぶりに体重計に乗った。45歳の時と同じように過体重。あの当時は、マラニックという長時間走りにはまってすぐに体重が落ちたが、そこまでの気概はないが、少しずつ体重を減らしていこう、月に1kg目標で何とか標準体重に近づけたいな。
スロージョギングから帰って、Eテレで「テレビ体操」をやってシャワーを浴びた。体操のお姉さんがレオタードから短パンTシャツ姿になっているのが、少しさびしかった。そんな健康的な朝も2年ぶりか。なんとなく、当たり前を取り戻したような盆明けの涼しい朝。ミンミンが眠そうに鳴き始めた。