かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

体力復元し、60代で南アを歩いて富士を眺めようぜ

2021-08-20 15:41:19 | 日記

月曜日から体力復活のために始めた朝のスロージョギングは、金曜日になっても続いており、走りながら「明日はもっと距離を伸ばそうか」とか、「来週から郊外でのスローマラニックもいいかも」などと考えるようにもなってきて、この2年間衰退し、ともすると忘れかけていた日課としての運動の歓びがもどってきた(ようだ)。

ふたたび走り始めた動機は、この夏の、白馬周辺と尾瀬で体験した「へばり具合」に危機感を抱いたからだが、盆明けに計画していた北アルプスのテント縦走をやめたのも、この点にある。そこで、ちょうどいいタイミングで届けられた「岳人9月号」の指南にしたがってこのスロージョギングと15k程度の重荷を背負ったTV見ながらの室内踏台昇降運動を始めたわけだが、何とか続けられそうな予感がするので、とりあえず短期目標として、9月初めの「富士卒業記念登山」や彼岸過ぎの秋山を快適に歩けるような体力に戻していこう。そうしている間に、コロナ自粛のせいにしている過体重も、下がってくれればいいが。まあ月1(kg)とささやかな目標で、半年後に5,6kg減を成し遂げよう。(例のとおり希望的観測)

 

北アルプスもいいけど、現在朝8時前にBSプレミアムで再放送している田中陽希さんの「グレートトラバース3 15min.」で放映している南アルプスの山々もいいなあ。とくに南部の山々、悪沢(わるさわ)岳(荒川東岳)、赤石岳、聖岳は学生時代に1度歩いただけだし、笊(ざる)や安倍奥の山々もいつかは登りたいと思っていたが、実現できていないな。

南部の山々は、登山口に到るアクセスの不便さと北の比ではない一座一座の山容の大きさに伴うアップダウンにおそれをなして「百名山は登ったから、定年後に時間をかけてすこしずつゆっくり思い出登山をしてみよう」と後回しにしてきたのが疎遠となっていた理由であるが、考えてみたら、この2年間ように、日常的にはただ近郊の山を歩く程度ですませ、意識的なトレーニングをしないと体力は衰える一方だと分かり、テントを背負っての南の縦走なんて「見果てぬ夢」となってしまいそうである。

TVに映し出される南の山々、ふもとの苔むした針葉樹林帯や個性的でどっしりとした山容、稜線のお花畑、それに何と言っても山上から間近に望める富士の秀麗と北では味わえない魅力を再認識していて、「そうだ、テントを背負い1週間でも南を歩けるだけの体力を復元し、早めに南の山々を歩こう」という気になってきた。大きな山は若ければ若い方がいい、60代は残すところあと〇年。まずは、来年、再来年の最大目標は「南アルプス南部の縦走」と設定しよう。北も白山も会津もいいが、もっと大いなるものに挑もうぜ。

たった4,5日のランニング再開が、こうも朝令暮改オジサンをお調子者にしてくれている。大丈夫か。

 

 

 

     

   この映像は南から望んだ富士ではありません、北の白馬からの富士山です。南からのはもっと大きいのです。

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