室温は、28.6度。
何だか朝から体調がいまいち。
いつまでも暑い日が続いて、何だか体がだるくて、食事をして直ぐにベットに寝転んでしまった。
少し熱っぽいので、10時頃熱を測ると37.0度。
お昼はゴーヤジュースとモモを食べて、またベットへゴロリと寝転びながら、夢枕獏さんの「神々の山嶺(いただき)上」(461頁)をやっと読み上げる。
地球の最高峰のエベレスト(8,848)の登頂に挑戦するアルピニストの物語である。
カメラマンの深町誠は、4度目のカトマンドゥにやって来て、中古の登山用品を売っている店で、古ぼけた壊れたカメラを見つけた。
深町誠は、エベレスト遠征に7名と参加したが、南西壁の8,500mの所で二人が滑落して、遠征は失敗。
他のメンバーは日本に帰ったが、カトマンドゥに残って、ウロウロしていた。
その時に壊れたカメラを見つけ、日本に連絡して調べてもらうと、1924年に英国のエベレスト遠征に参加したマロリーの写真機ではないかと連絡があった。
カメラの店に行き、誰が持ち込んだカメラなのか聞き出すが答えないので、ホテルに戻ると、カメラが失くなっていた。
カトマンドゥの街をカメラを探していると「ピカールサン」と呼ばれる日本人がいることを聞き出す。
ピカールサンとシェルパのアン・ツェリンとカメラを探し出す。
ピカールサンが羽生丈二であることを思い出すが、二人はカトマンドゥの街の中に見えなくなった。
日本に帰って羽生丈二のことを調べてみると、50歳近くなっても、エベレストの南西壁に冬季に単独無酸素で挑戦しようとしてあることを知る。
またカトマンドゥにやって来た深町を追ってやって来た羽生の恋人の岸涼子と二人で、羽生丈二を探していると、涼子が誘拐されて居なくなった。
突然羽生丈二とアン・ツェリンがやって来て、やっと涼子を無事に探し出すことはできた。
エベレスト登頂という壮大な物語にのめり込みました。
下巻はどんな物語になるのか楽しみである。
夕方に、気分転換に散歩に出掛けると、ジンジャーの白い花が大きな株になっていました。とてもいい匂いでした。
今日の万歩計は、4,883歩でした。