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安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

癌性疼痛に関する緩和医療

2009年07月11日 18時49分00秒 | 健康・病気

癌フォーラムに行ってきました。



さて、
命の尊厳を守る為の6つの人間らしさ。

1,痛みから解放される人間らしさ。

2,家族の一員としての人間らしさ。

3,社会的に悔いのない人生にする人間らしさ。

4,自然の形で物が食べられる人間らしさ。

5,有り難うと別れの言葉を交わせる人間らしさ。

6,人間らしい死に顔を保つこと。

以上、市内の民間病院の緩和ケアの指針です。



最後の場面には医療モニターを一切置かないそうです。
家族が、去りゆく人に背中を向けて、モニターを凝視してしまうから・・・

くちこは、ピチピチ天使だった大昔、癌末期で埋まったような病棟にいました。
今は、天地の差です
ここ10年位で、緩和ケアはすごく進んだようです。



緩和医療は「敗北の医療」ではない。
モルヒネに対する、長年の誤解を解く必要あり

ある時期において、癌治療が、緩和治療に切り替わるのではない。
最初から、両方があり、その割合が変化するもの。

癌は突然死ではないので、死を準備することができる期間がある。

癌患者になったら・・・
気持ちの波に会わせて自然体で動く。
無理に自分を鼓舞しない。
調子の良いときに動く。

オレンジバルーンプロジェクトのチラシより抜粋します。

癌になったとき、病気だけでなく、いろいろな苦痛と闘わないといけないとしたら・・・

痛みはあなたの生きるエネルギーを奪います。
強い倦怠感は、もうなにもできないという無力感を招きます。
吐き気は、あなたを一日中不愉快な気分にさせます。
気持ちの落ち込みは、あなたの力を奪います。
希望が見えないことは、あなたを絶望の淵に追いやります。

癌になったとき、
からだやこころの苦痛を和らげる
医療があることを知っていますか。
緩和ケアは、癌医療を充実させる大切な医療。
苦痛が緩和されれば、おだやかな時間を取り戻せます。
遠慮せず、勇気を出して言って見ましょう。
「緩和ケアを受けたいです」と。

詳しくは、www.kanwacare.netで。
オレンジバルーンプロジェクトです。

本日は、超固いお話ですみません・・・
でもね、日本では二人に一人が癌になると言われているのですから、ね。

でも、一番の問題は、医師と看護師の人材不足かな。

上記理解した医療スタッフを育てることも急務ですよね。

コメント (4)
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