日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

政務調査費

2007年06月13日 | インポート
雲仙市議会議員には、議員報酬の他に毎月18,000円の政務調査費が支払われているそうだ。

その使用目的の1つとしては、市議会議員の議員活動の一環としてのホームページの作製・運用のためにも使用できると雲仙市の広報誌で紹介されていた。

雲仙市議会となってから既に1年半以上経過しているが、現在29名の市議会議員の中で、果たして何名の方がホームページを開設しておられるのだろうか。

残念ながら、私は知らない。

雲仙市議会3月定例会では、ほとんどの市議会議員氏が一般質問をされていたが、6月議会定例会では、わずか11名の市議会議員の一般質問しか通告されていなかった。

西海市の様に、自治体によっては政務調査費を出していない所もあるようだが、貧乏な雲仙市は、緊縮財政の中から月々18,000円もの政務調査費を支給している。

だから、せめて3ヶ月に1度の市議会定例会においては、ほとんどの市議会議員がその政務調査費を使って詳細な調査を行い、一般質問という形で公開の場において議論をしていただき、市議会議員としての職責を果たしていただきたいものだ。

また、市議会議員としてのホームページを開設していただき、市議会議員としての活動状況の詳細を市民に伝える努力もしていただきたい。

旧愛野町からは、3名の方が雲仙市議会議員になられたが、その内の2名は今までの雲仙市議会定例会全てにおいて一般質問をされている。

柴田議員と松尾議員だ。

雲仙市議会議員として、評価できる存在だと私は思う。

市議会議員諸氏は、政務調査費を支給されている事の何たるかを真剣に受け止めて欲しい。

豊田かずき