日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

梅雨の季節

2007年06月20日 | インポート
このところ雨が適度に降ったりやんだりして、私が住んでいる周辺では田植えの準備が始まりだした。

田んぼに水が張られ、すでに早苗が整然と植えられているところもある。

夜には、この時期特有のカエルの鳴声も聞こえる。
ツボカビ菌の蔓延が危惧されているが、この付近ではまだカエルは元気なようだ。

私が子どもだった頃の、手植えによる田植え作業に比べると、機械化により、田植えの期間は飛躍的に短縮されている。

他の農作業にしても、機械の導入により、農作業のきつさは軽減されてきているとは思うが、その分、機械代の支払いのために汲々としている農家も少なくないのではなかろうかと思ってしまう。

水不足にならない程度の、適度な雨をもたらしてくれる季節であってほしいと思う。

昨夜帰宅して、玄関の戸を開けたら、いい香りがした。

花瓶に生けてあった一輪のくちなしの花の香りだった。

梅雨の季節がやってきた。

豊田かずき