日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

学歴詐称?

2007年06月28日 | インポート
大阪市の職員として既に働いている人達の中に、自分の学歴を低く申請して就職していたという事で、その事を理由に一ヶ月間の停職処分になったという。

これっておかしくない?

職員採用の条件として記載されているのは、「高卒以上」とか「大卒以上」とかという表現が一般的ではなかろうか。

となれば、大学を卒業していても「高卒以上」に該当すると解釈できる。

また、学歴詐称とは、卒業もしていない学校を卒業したかのように装うことを指すものであると私は解釈している。

仮に大学を卒業した人が、自分が職を探して就職する場合に、高卒としての学歴資格を使うか大卒としての学歴資格を使うかは、各人の自由ではなかろうか。

給与面でも、大卒採用と高卒採用とではかなりの差があるはずだ。

大阪市役所は、高卒待遇の給与で大卒職員を採用できたと考えれば良いのではなかろうか。

955名もの技術・技能・行政関係の職員を、1ヶ月間も停職にして、その間のそれらの人たちが担当していた業務の処理はどのようにするのだろうか。

それらの人たちがいなくても、市役所の業務に支障が無いのだとすれば、それはそれで、公務員数の削減への議論としての足がかりともなるのだろうが・・・・・・。

おかしな学歴詐称事件である。


豊田かずき